日本共産党都議会議員(町田市選出)池川友一「市民とつくる都政への架け橋」

日本共産党東京都議会議員の池川友一のオフィシャルブログです。地方政治の現場からいろいろと発信していきます。

衆議院北海道5区補選の結果からどう次につなげるのか

2016-04-25 | 国政のこと

 24日に投開票された衆議院北海道5区補欠選挙の結果について、悔しい限りですが、現地で「戦争法(安保法制)」廃止と立憲主義回復を求め、野党共闘の最前線で奮闘されたみなさんに心からの敬意と感謝を申し上げたいと思います。

 今回の選挙戦は、本格的に野党共闘でたたかったはじめての選挙。候補者の池田まきさんは演説する動画を見ても本当に素晴らしい訴えで、野党共闘の最前線でたたかうにふさわしい人だと思ってきました。

 築いた到達点は、野党共闘を本気になってすすめれば自公に勝つことができるということではないでしょうか。

 民進党の幹部の人たちは、共産党と組むと「保守票が逃げる」からとくり返し発言されていましたが、今回の選挙の出口調査などでは民進党支持者の90数%が池田候補に投票したと答えています。また、無党派の方々の約7割が池田候補に投票しています。

 さらに、行政区単位で見れば池田候補が得票で上回っているところもあります。地の利がない私が細かく分析することはむずかしいですが、ここには大きな可能性と希望があることを示していると思います。

 同時に、ではなぜ勝利できなかったのかというところについては、冷静に受け止め、分析を深め、教訓を導き出していく必要があります。それは、野党共闘というこれまでにやったことのない挑戦だからこそ、前向きに教訓を引き出し、積極果敢に参院選で生かしていくためです。

 現地に行っていた方から聞いた話ですが、「期待と注目は大きかった」と言います。

 この話を聞き、私が思い出したのは14年12月の総選挙です。投票日におこなわれた調査結果が非常に興味深く、かつ私たちに足らざるものを投げかけています。

 「投票棄権」の47%が「行ったら共産党に入れた」毎日放送リスナー調査が示す「本当の民意」( 町田徹「ニュースの深層」 | 現代ビジネス [講談社])では、次のようなことが書かれています。

(ここから引用)

 MBSラジオの開票特番のリスナーに対象が特定されているので、偏りがないとは言えない。しかし、そうした前提を差し引いても、この調査の結果は驚きに満ちていた。

棄権しなければ「共産党」に投票

 まず、番組の冒頭で行った「第1の問い」(投票に行かなかった方にお聞きします。もし投票するなら比例は何党ですか?)の結果が衝撃的なものだった。その結果は、

 共産党  47%
 自民党  26%
 維新の党 21%
 民主党      5%
 公明党   0%
 次世代の党 0%
 社民党   0%
 新党改革  0%

 となったのだ。

(中略)

 しかも、投票率がかなり上がり、潜在的な支持率通りの投票が実現していたら、共産党がいきなり政権を伺うような立場に立った可能性がなかったとも言い切れない。その可能性を携帯調査は示したと言えなくないのだ。

(ここまで引用)

 当時書いたブログの中には、「政治について、私たちの生きる社会について、ともに考え、もっと対話を積み重ねていくことの大切さを感じています」と記しています。この時には、「戦争法(安保法制)」のたたかいの前でした。

 昨年夏のたたかいを経て、日本共産党が野党の選挙協力という踏み込んだ提起を行い、北海道5区補選で共産党が嫌いであろう民進党の議員とともに並んで街頭演説を行った意義は計り知れないと思っています。

 さぁ、この夏の決戦に向けて何をなすべきか──。試されています。

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小野路やまいち──やっぱり好きな空気感

2016-04-24 | 活動のこと

 今年も小野路やまいちに行きました。

 文字にすると伝わりにくい、現地に行って感じる空気感があるイベント。時の流れが少し緩やかな場所です。

 子どもたちは、ポン菓子の「ドーン」という音にびっくりしながら、おいしく食べていました。

 一つのイベントをつくるには、多くの人たちの努力の積み重ねがあるといつも感じています。

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【告知】専門家が無料で相談会──第7回まちだなんでも相談会

2016-04-23 | ごあいさつ・告知・紹介

 今年も開催される「まちだなんでも相談会」(第7回)。

 私も毎年参加させていただいていますが、日常的に事務所などで相談を受けている専門家の人たちが、街頭に出て気軽に相談に来てもらうことができる場をつくろうと努力されています。

 とき 5月15日(日)11時~15時
 ところ 小田急町田駅カリヨン広場

 無料の相談会です。お困りごとは、ご相談ください。 

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「どこに相談したらいいのかわからず、とにかく共産党を頼ってきた」

2016-04-22 | 日々思うこと、考えたこと

 「どこに相談したらいいのかわからず、とにかく共産党を頼ってきた」

 市役所の日本共産党会派室に飛び込みで訪れた方が話してくださった言葉です。

 商売をされていましたが諸事情で店をたたみ、その後は様々な形で生計を立てていましたが、大病をきっかけに仕事ができなくなり貯蓄も底をつきそうだという相談でした。

 詳しくお話しする中で、リハビリを努力されたことで一定の仕事には就くことができる状況にあることを伺い、まずは仕事探しから始めたいという意向でした。私からは、生活保護という最後のセーフティネットがあることもお話ししました。

 ここ最近、各方面からの紹介も含めて極めて困難なケースの生活相談が寄せられます。

 率直に言ってすぐに解決するケースよりも継続的に解決の糸口を探っていくことが多いのが実情です。関係機関のみなさまの専門的なノウハウや知恵もお借りしながら、ご本人にとって最善の選択となるよう努めていきたいと思います。

 始めに紹介した方の奥さまに電話をすると「近所の美容室の人が、『とにかく共産党に頼ってみなさい』と話してくれた。いきなり言って会ってくれるとは思ってもなかった。これまでモヤモヤしていたが、まずは一歩踏み出せた気がする」とお話ししてくださいました。

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被災地・被災者の日々刻々と変化するニーズに対応できるよう

2016-04-21 | 日々思うこと、考えたこと

 九州地方・熊本地震の救援募金活動を駅頭をはじめ各所で取り組んでいます。

 先日の日本共産党演説会では、20万円を超える熊本地震募金が寄せられました。

 どこでも、多くのみなさんにご協力いただいていますが、被災者の方々の手に渡るところまでしっかりと物資を届けていきたいと思います。

 被災地でのニーズは日々刻々と変化し、また地域によっても違いがあります。

 現瞬間に必要なものを必要な人たちに手渡していくというのは、簡単なことではありません。

 さらに、今回の地震では家屋倒壊などの危険から、屋外での生活を余儀なくされている方も多くいらっしゃいます。報道等でもエコノミークラス症候群などの症状が報じられており、実際に直面している困難を聞き取り対応していく以外にはありません。

 震災関連死を防ぐための対策もしっかりととってほしいと思います。

 オスプレイのデモンストレーションのような活用をはじめ、被災地支援の基本姿勢が問われる事態もうまれています。「しんぶん赤旗」では次のように報じています。

 米海兵隊は18日付報道発表で、沖縄・普天間基地所属の垂直離着陸機MV22オスプレイを18日から熊本地震の被災者救援に派遣したのは「日本政府の要請」に基づくものだったことを明らかにしました。
 中谷元・防衛相は18日の参院決算委員会での日本共産党の仁比聡平議員の質問に対し、「米側から協力の申し出があった」と答弁。記者会見でも同様の発言を繰り返しており、米側の言い分とは正反対です。
 また、米軍準機関紙「星条旗」18日付電子版は、日本政府が16日、米国務省に震災支援を要請したと報じています。政府がオスプレイなど米軍の支援に言及したのは翌日の17日でした。(赤旗、2016年4月20日付)

 政府、与党からも耳を疑う発言がくり返されていますが、本気になって被災地と被災者のみなさんに心寄せる支援を行ってほしいと思います。

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