3月28日夜~29日午前中までの雨で水路が溢れそうでした。
今日はお水が流れなくなりました。
お天気も良いので、マサミくんがお休みだったし、お願いして水路の点検掃除です。
令和6年4月1日 穴堰水路点検及びスクリーン掃除作業まとめ
ここで県道横断して河川へ排水される下ルート
ここが詰まり気味で溢れそうとクニちゃんに言われていたのでここまで下流も点検掃除してました。
雪囲いの背後板が引っかかってました。
こんどは、我が家から上流へゴミ取りながら
これが原因だったんだな。
倉庫脇の水路がもう溢れそうって電話だったんです。
これは上流の圃場を冬期間伐採した農家さんの倒木が流れて引っかかったものです。
こんどの堀上の時とかに修繕していかないといけないな。
構造物周辺の草なども掃除完了。
着工前
綺麗になった。
上流まできた。
冬に圃場脇の法面の木を伐採したもの
綺麗に撤去してもらわないと困るな。
さて、水がこないのはと
用水路 板4枚
あら、水門が良く見えるってことはスクリーンは完全に閉塞してるんですね。
やだな~。
でも水門点検もできそうね。
命がけですけど。
点検しててわかったのが、上の土砂を撤去すると水門下へ点検口があることが分かりました。
さて、スクリーンはっと。
砂防ダムは濁流だけど、ゴミが詰まって水がこないので、スクリーンを梯子に点検します。
でも、スクリーンは大前で変形して災害の予算で修繕してもらったのに、その次の年大雨で変形してしまって今です。
点検中にスクリーンが崩壊しない保証はないので、水門は全開状態で点検に入ります。
フルボディ安全帯は着用していますが、安全帯は使わず、スクリーン崩壊したら濁流に呑まれながら下流へ流されるように点検作業を行います。
上流より下流へ向かって左岸、右岸とします。
左岸側レール
右岸側レール
水門の底点検
ここにゴムが付いてたが、数年前に無くなったから全閉しても水が止められないのだと分かりました。
左岸側から右岸側水門底を望む
右岸側から左岸側水門底を望む
左岸レール点検
水門のロック用突起
左岸側レールと水門クリアランス
左岸側レール点検 問題無し
右岸レール点検
右岸レールと水門クリアランス
右岸レールにスケールぽいものがありますが取れそうにないから触らない。
右岸側レール点検 問題無し
スクリーンゴミ
怖いけど水門全閉時、完全に止水できない現象の確認作業
やはり、水門設計時、底にゴムあったんだな。
全閉で50㎜の隙間があるから完全に止水できない。
2000㎜x50㎜の開口と水頭圧あれば、そりゃぁ沢山水が流れてくるわね。
スクリーン掃除
浮島
安全帯して、パイプに座って、ひたすら手作業で島撤去。
雪融け水は冷たいな。
数年前の大雨で河川の流れが変わり、上流から真っ直ぐスクリーンめがけて流れてくるから新品に修理して頂いたスクリーンが一年も経たずに変形しました。
自然の力はすごいです。
それに抗うぼくでした。
脇では渦巻グルグル。
護岸がなくなっていくな。
こんな感じで、地道に島撤去。
キレキレしました。
右岸レールのスケールと水圧で、水門が全閉までさがらない状態となりました。
まぁ、取水量は設計してあるだろうから、最大送水量以上は脇からオーバーフローするから、まぁ、いいや。
どうせ、春なのですぐに詰まるし。
左魚道 板ZERO枚
右用水路 +1枚の5枚へ
まずは、事故無くおしまい。
生きて帰りましたとさ。