日本は絶対エースを求める野球から卒業すべし

 今年の夏の甲子園は、履正社が星稜に勝って初優勝を飾り幕を閉 じた。    試合前の予想は準決勝まで防御率0点だった奥川を擁する星稜が 有利という声が多かったわけだが、考えさせられたのは中1日で決 勝戦を先発した奥川の調子が準決勝や3回戦の智弁和歌山戦ほどで はなかった事。    実際に奥川は準決勝から中1日でも体が重かったという事だから、 高野連が鬼の首を取ったように自慢する2日目の休養日もないより マシだったぐらいの事。    奥川は初戦で旭川大を完封した後に中5日置いた立命館宇治戦に は先発せずピンチで3番手として登板し39球を投げて、中3日で3 回戦の智弁和歌山戦に臨み延長14回165球を投げていた。 . . . 本文を読む
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2019夏の甲子園 第14日

 いよいよ今年の夏の甲子園も最終日。    決勝は井上広大を中心にした強力打線の履正社とスーパーエース の奥川恭伸を擁する星稜の対戦だが、両校は今年の選抜で奥川が履 正社の強力打線を3安打に抑え3-0で完封勝ちしている。    これまでの決勝ならエースが連戦の疲れで球威などが落ちており 点がどんどん入るケースが多いのだが、今年は大会史上初めて昨年 までのベスト8とベスト4の間に1日設けていた休養日を決勝の前日 にも設けたため両校のエースの連投がなくなった事になる。    奥川は3回戦の智弁和歌山戦で延長14回を投げ中2日で一昨日 ベスト4の中京学院大中京戦で7回投げているのに対し、履正社の 清水大成はベスト8で完投した後にベスト4では休養しているので 中3日で臨むというコンディションの違いがどう出るか。 . . . 本文を読む
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