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こーじ苑
照ノ富士に横綱昇進して欲しいけど
gooニュース
https://news.goo.ne.jp/article/nikkansports/sports/f-bt-tp1-210331-202103310000291
先月28日に終わった大相撲春場所で優勝した関脇・照ノ富士が、
先日大関復帰を果たした。
大関返り咲きといえば平幕に陥落後77年の初場所で大関復帰を
果たした魁傑を思い出すが、照ノ富士の場合は序二段にまで落ち
たにも拘わらず大関に復帰するのは素晴らしい快挙だと思う一方
‘綱取り’の声も出てきているのはいかがなものかと考える。
大関復帰の伝達をした高島理事は‘体調さえ万全ならば3人の大
関よりも力は一つ上’というコメントを出しているのだが、これは
当然の事で照ノ富士の最近3場所における成績は36勝で昇進目安で
ある33勝を大きく上回っている。
とはいえ考えてしまう事といえば・・・
確かに大関に復帰する前の場所は36勝でカド番や勝ち越すのが
やっとという朝乃山や貴景勝に正代という3大関と比べると抜群の
安定感を誇っているし、特に朝乃山には滅法強く朝乃山が優勝で
きない原因にもなっているわけだ。
逆に言えば高安と相性は悪いものの上位陣で照ノ富士に勝てそ
うな力士といえばコンディションがいいという条件付きで貴景勝
ぐらいだから、鶴竜が引退し白鵬も先行き不透明という状況では
協会としても一刻も早く横綱の誕生を願いたいわけで照ノ富士が
一番手というのは衆目の一致するところだと思う。
とはいえ照ノ富士が序二段にまで落ちた原因は膝のケガだが、
膝といえば北の湖や貴乃花などの名横綱達がこのケガで引退を早
めている。
つまり膝のケガは現状維持はあっても好転する事はないし年齢
的にも29歳だから、横綱に昇進したところで長く綱を張れるかは
不安だ。
16年初場所で大関・琴奨菊が初優勝した時に次の春場所で優勝
すれば先代師匠・琴桜以来の高齢横綱昇進になると周囲が期待し
ていた一方、地元・柳川の人々は‘横綱に昇進するより大関で一場
所でも長く相撲を見ていたい’という事を言っていたのが印象的だ。
横綱に昇進するという事は稀勢の里のようにコンディションが
悪化しても勝てなければ引退に追い込まれるわけで、ましてや膝
のケガという爆弾を抱え来年30歳という年齢も考えれば下手する
と力士寿命を縮めてしまう可能性がある。
それを考えると白鵬の引退のカウントダウンが始まっているよ
うだから一場所でも早く横綱が誕生して欲しい一方、下手すると
照ノ富士の力士寿命を縮める形になるわけで何とも複雑な感じで
ある。
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