日本サッカー界初の快挙を演じた日

 今から20年前の今日02年6月14日に行われたサッカー日韓W杯
グループステージ最終日に大阪・長居スタジアムで行われた日本
ーチュニジア戦で、日本は森島寛晃&中田英寿のゴールで2-0で
勝ち2勝1分の勝ち点7となりグループステージ突破を決めただけ
でなく同時間帯に行われたロシアーベルギー戦でベルギーが3-
2で勝ったため1位通過という快挙。

 試合は立ち上がりから日本が攻勢に出てシュートを打つがゴー
ルを奪えず迎えた後半に入ると柳沢敦から森島に、稲本潤一から
市川大祐に交代すると48分に鈴木隆行へのパスのこぼれ球を森島
が決めて先制し75分には市川のクロスを中田が頭で決め2-0と
差を広げ逃げ切った。

 5日前の6月9日にロシアに勝って勝ち点を4にした日本に対して
翌10日に初戦で日本と引き分けたベルギーはチュニジアと1-1で
引き分けたため、日本は負けても1点差以内での敗戦ならばグルー
プステージ突破という条件での最終戦。

 逆にチュニジアも2点差以上での勝利でグループステージ突破と
なるので右サイドのトラベルシを中心に攻勢に出ると思われたの
だが、意外にも慎重に試合を進めるので日本が攻め込む形になり
前半を終えてボールキープ率は64-36と日本が圧倒するものの0
-0で折り返す。

 このままでいけばグループステージ突破と思われた後半、森島
と市川を柳沢と稲本に代えて投入すると森島が先制ゴールを挙げ
るし市川は追加点に結びつくクロスを上げるなど効果的な選手交
代となった。

 さらに同じ時間帯にキックオフとなったロシアー‐ベルギー戦は
前半ベルギーが先制し、後半にロシアが追い付くもベルギーが2点
勝ち越し終了間際に1点差に追い上げるが3-2で逃げ切ったため
日本の1位通過が決まった。

 ちなみにこの日はコチラでも朝から日本のグループステージ突破
なるか?が話題で近所の個人病院も14:00までという張り紙をして
おり、日本中がグループステージの突破を祈っており勝った瞬間大
いに盛り上がったのだった。

 奇しくも6月14日は4年前フランスW杯初戦でアルゼンチンに敗れ
た日であり、この日にグループステージを1位通過するとはサッカー
の神様も粋な事をすると思ったものだ。

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