2011夏の甲子園 第3日

東大阪大柏原が2回戦へ=如水館、唐津商、作新学院も―高校野球(時事通信) - goo ニュース

 今日の第1試合の作新学院-福井商は78年の初戦以来の対戦。
 当時は5年ぶりに出場した作新が選抜準優勝の福井商に挑む一戦だったの
だが、福井商が立ち上がりに3点を奪ってペースを握り5-1で貫録勝ちして
いたのだが作新は その時以来 夏は初戦敗退が続いているのでリベンジと
共に73年の江川以来の勝ち星なるか?

 第2試合は宮城県の古川工が唐津商の豪腕・北方に挑む。

 第3試合は一昨年2度も高知相手にリードを奪いながら雨で流し、3度目で
敗れるなど勝ち運に見放されている如水館が予選で選抜出場の大垣日大に
勝つなど勢いに乗って出てきている関商工相手に10年ぶりの白星なるか。


 第4試合は共に激戦区を勝ち抜いた初出場校同士の対戦。

 第1試合:作新学院 11-1 福井商

 1回に作新は1アウトから2番がヒットで出塁し3番の2ランで先制すると3安打
に2つの四球と犠牲フライなどで一挙に6点を先行すると、2回にも2番と4番の
2ベースで1点を追加し7-0とリードを広げ試合を決めた。

 福井商も6回まで毎回ランナーを出していたものの いかんせん2回までの7点
が効いて3回に四球で出たランナーをバントとヒットで1・3塁から3番の内野ゴロ
で1点を返すのがやっと。

 1回の2ランの2点で福井商が凌いでいれば もう少し違った展開になって
いたか?

 第2試合:古川工 4-9 唐津商

 唐津商は1回に1アウトから2番がヒットで出塁すると3番の1塁ゴロを1塁手が
悪送球で1・3塁から死球で満塁とし5番の2点タイムリーで先制すると2アウト
満塁から8番の2点タイムリー、更に四球で3度目の満塁から1番の2点タイムリー
に相手エラーまで絡めて一挙7点。

 2回にも1アウト2塁から連続長打で2点を加えて9-0とリードを広げる。

 古川工は150㌔台の速球を投げる北方相手に4回に初ヒットに四球を絡めて
2アウト満塁から7番がセンター前に落として2点を返すと、5回にも1アウト満塁
からの犠牲フライで7回にも内野ゴロで1点づつ返し9-4とするが2回までの
大量失点が響いた。

 1回に1アウト1塁からの1塁ゴロで2塁への悪送球で浮き足立った形だし、北方
も150㌔台は出していたものの立ち上がり力みからボールが先行していただけに
先攻の利が唐津商に幸いしたとも言える。

 第3試合:如水館 3⑬2 関商工

 1回に関商工が死球で出た1番をバントで進め2アウト2塁から4番のタイム
リーで先制すると如水館も その裏に同じ展開から3番が歩いて1・2塁で4番の
タイムリーで追い付くのだが5番のヒットで2塁ランナーがホームでアウトになり
更に1・3塁から1塁ランナーも盗塁失敗で逆転ならず。

 2回に関商工は7番が3ベースで出塁すると1アウト後9番のスクイズで勝ち
越すと如水館も3回に再び死球で出た1番を4番の2ベースで返し同点。

 如水館は4回からエースの浜田を登板させると2ベース1本に抑えられ無得点。
 一方の関商工も5回以外は毎回ランナーを出す苦しい展開だが6回から登板
した安江が踏ん張り2-2のまま延長に。

 関商工は10回に2アウト1・2塁から2番が左中間に大飛球を放つがセンターの
ファイプレーで如水館が凌ぐと、如水館も12回に四球とバント処理ミスなどでノー
アウト1・2塁のチャンスを掴むものの3バント失敗などでサヨナラならず。

 13回に如水館は先頭の4番が1塁ベースカバーが遅れる内野安打で出塁する
と5番のバントをエラーで一挙にノーアウト1・3塁となり6番がレフト線に弾き返
してサヨナラ勝ち。

 やはり4回から登板したエースの浜田が関商工の勢いを止めた形になった。

 第4試合:至学館 1-8 東大阪大柏原

 共に激戦区を勝ち抜いた初出場校同士の1戦は1回から波乱含み。
 先攻の至学館は1番が歩いて2番の時にエンドランをかけた3塁ゴロを3塁手が
逸らしてノーアウト1・3塁のはずが1塁ランナーが3塁でアウト、3番の2塁ゴロで
2アウト3塁から4番のタイムリーで1点を先取。

 柏原も その裏に1番が死球で出塁すると盗塁と暴投でノーアウト3塁から2塁ゴロ
エラーでバックホーム間に合わず同点、更にバントのエラーでノーアウト1・3塁と
するが1塁ランナーが2塁に走った間に3塁ランナーがホームに突入しアウト。
 後続も絶たれて同点どまり。

 2回以降 柏原の福山は立ち直ったのに対し至学館の山田はピリッとせずに3回
には1アウトから2安打と2塁ゴロエラーを挟んで1アウト満塁からトリプルスチール
で勝ち越される。
 なおも1アウト2・3塁ではスクイズ失敗で1点どまりだったが、5回に1アウトから
再び2塁エラーでチャンスを掴むと2つの四球で満塁とし5番の走者一掃の3ベース
などで5点を挙げて勝負を決めた。

 結局 至学館打線は4安打に抑えられたのだが、1回にノーアウト1・3塁になる
ところをレフトの的確なカバーなどで1塁ランナーが3塁で刺されて1点で止まった
のが結果的には響いた。

コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )
« 次男の誕生祝... 作新学院38年... »
 
コメント
 
 
 
第3日目 (さくらい)
2011-08-09 07:42:24
第1、2試合と初回の大量点で観戦中止。所用を
済ませる。作新よく打ちましたね。注目の北方は
球速は素晴らしいがもう少し安定した投球を
しないと上位のチームには?第3試合良い試合でした。 
両チーム2番手の投手の頑張りで延長戦へ如水館
サヨナラ勝ち。第4試合初出場同士の戦いは柏原
が勝利。至学館守備の乱れもあったが柏原の打撃
が一枚上でした。
 
 
 
前日に比べて (こーじ)
2011-08-10 21:07:48
>さくらい様 
 2日目に比べて大味な試合が2試合続きましたからね。

 北方も東北や仙台育英が相手だったら厳しかったでしょう。

 如水館も相手が大垣日大だったら負けた可能性もありますし。

 大阪-愛知対決はやはり柏原の力が一枚上でしたね。
 
コメントを投稿する
ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。