ガイアのラストがコスモスを生んだ?

 ウルトラマンガイアが終わり、当然のように全てを出し尽くした感がある
円谷は次回作を作るのに苦労したのが容易に想像できる。

 そこでヒントになったのがガイアのラストメッセージ。
‘地球には怪獣がいて、ウルトラマンがいる。
 この美しい星を、私たちはもっと愛していきたい。’

 怪獣との共存を訴えたと思われるラストだから、初代ウルトラマンのような
怪獣が現れてウルトラマンが倒すという話は作れなくなっている。

 そこで次の作品・ウルトラマンコスモスでは怪獣を保護するTEAM EYESと
いう組織が登場し、捕獲した怪獣を東宝映画・怪獣総進撃の怪獣ランドを
思わせる怪獣保護区域・鏑矢諸島にシールドを張って保護するというもの。

 ところが地球怪獣に光のウイルスともいえる生命体・カオスヘッダーが取り
憑くと凶暴化して暴れ始めるので、コスモスがカオスヘッダーを取り除き
怪獣は助けるというストーリーがウルトラマンコスモスの基本となった。

 むやみやたらと怪獣を倒さないというのは、ある筋には好意的に捉えら
れたかもしれないが怪獣を倒さないウルトラマンというのに物足りなさを
感じたのも事実。

 悪く言えば お子様ランチ風になった感が強かった。

 その反動が次回作のウルトラマンネクサスに現れたのだろう。 

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