ヘアサロンうつのみや・オーナーのスポーツやヒーローもの、雑談ネタを徒然なるままに
こーじ苑
イチロー復帰に思う・・・・・
今日シアトルで行われたエンジェルス戦でイチローが 9試合ぶりに復帰し、
さっそく2安打を放った。
復帰して即ヒットを放つイチローの凄さが分かるのだが、今回の事例を
見て選手のケガに対する日米間の違いが よく分かる。
イチローがふくらはぎの違和感を訴えたのが8月24日のクリーブランドでの
試合。
それから8試合にわたって休んでいた。
皮肉にもイチローが休み始めてからBS-1のMLB中継がシアトル戦中心に
なったのだ。
連日イチロー不在の試合を中継する事になり、番組中ではイチローのケガ
の具合を しつこいぐらいに報道していた。
感心したのはイチロー本人が大丈夫と判断しても監督や球団のトレー
ナーが合意しない限りは出場できないというもの。
恐らく例え今年の200本安打が途切れそうでも、万全の状態にならない
限り出場させないだろう。
これが ある意味当然なのだが、悲しい事に
新鮮に感じるのだ。
というのも95年にバレンタインが最初に千葉の監督をしていたとき野茂
英雄らの信頼が厚い立花龍司がコンディショニングコーチをしていた。
バレンタインがMLB同様コンディショニングコーチの判断を仰いで練習
メニューを調整していたら、広岡達郎子飼いのコーチ達から
‘素人に何が分かる’と不評だったらしいし、これがバレンタインと他の
コーチ達の対立の原因の1つになったと言われている。
日本だと‘お客さんはイチロー目当て’という名目で‘選手は多少のケガは
抱えていて当然’という理由で なるべく早く例え代打ででもいいから出場させ
ようとする。
日本は‘ケガをする寸前まで追い込まないと本当の練習ではない’という
戦前の精神主義が蔓延っているので、そういう考えのOB達が100%の
状態に戻ってない中心選手でも強引に出るように仕向けるケースが多い。
正直言って‘ケガをおして頑張る’という姿は個人的に1塁への
ヘッドスライディング同様 見苦い事この上ないと思うので、
こういう姿は見るに耐えない。
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あの松中の姿には‘?’です。
今から無理してCSシリーズに間に合わなかったらどうするのか・・・・という感じですよ。
松中本人が絶対に拒否すべきです。
こういうのがスタンダードだから好素材がMLBに移籍
したがるのだと痛感しました。