岡田彰布監督お疲れさまでした


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https://news.goo.ne.jp/article/nikkansports/sports/f-bb-tp0-241003-202410030000344

 タイガースの岡田彰布監督が今シーズン限りで退任するらしい。

 岡田監督は北陽~早稲田~タイガースからブルーウェーブに移籍
して引退後、04年から08年までタイガースで10年から12年までバフ
ァローズで監督をした後に昨年タイガースの監督に就任し昨年85年
以来の日本一に輝いた。

 今シーズンはスタートこそ出遅れたものの勝負は9月と言い続け、
実際9月に12勝4敗という成績でジャイアンツを一時は2ゲーム差まで
追い上げたが最終的に2位となった。

 とりあえず2年契約だったので退任は既定路線だったのかもしれな
いが、即効性はあったし次の監督がどうチームを引き継ぐかだろう。

 岡田監督のチーム作りは一昨年まで矢野燿大がスタメンが流動的だ
ったのを否定し、固定メンバーを主張する形で昨年見事に日本一に導
くなど見事な手腕を発揮したが主力選手が不調になった今シーズンは
チームが出遅れて優勝を逃す結果になった。

 個人的に岡田監督を評価したいのは大山悠輔・佐藤輝明・森下翔太・
前川右京ら外国人選手に頼ることなく和製大砲を育成しようとしてい
た事で、V9のジャイアンツ以降長く強さを維持するチーム
は日本人選
手がクリーンアップに2人いるという構成を考えていたようだ。

 長打は外国人選手に任せて日本人選手は俊足好打型の選手で固める
のは即効性はあるものの、チームの強さを長く維持するには不向きと
いう事を認識したチーム作りは素晴らしいと思う。

 もっともメンバー固定や活躍できなかった選手を名指しで批判し、
球辞苑でDHに関して否定的なコメントをするなど考え方は昭和的感
覚だったが即効性という意味では効果はあったと思う。

 カープやライオンズにホークスの黄金時代の礎を築いた故・根本
陸夫氏は‘投手王国という建物は強力打線という基礎がなければ長続
きしない’と語っており岡田氏が作った強力打線を次の監督がどう生
かせるか来シーズンは注目したい。

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