南米王者相手に大健闘の広島だが

広島、南米王者リーベルに惜敗。アジア勢初のクラブW杯決勝進出ならず

 今日 大阪で行われたFIFAクラブW杯の準決勝で開催国枠で出場し
ている広島は南米王者のリバープレートに0-1で敗れ3位決定戦に
回る事になった。

 これまでJリーグ勢は準決勝突破がなかったので初の決勝進出が
期待されていたのだが25分過ぎから度々訪れた決定的なチャンスで
GKバロベロの好守で防がれるなど得点できず、後半に入っても膠着
状態が続いていたのだが72分にFKを競ったGKの林が取り損ねたボー
ルをアラリオにヘッドで決められた1点が決勝点になったのだ。

 前半を0-0で終わっただけでなく25分過ぎから攻勢に出ていたので
‘いけるのでは?’と思ったものの、アルゼンチンのサッカーは強力
DFが持ち味なので得点できそうでできないというのは決していいもの
ではない。

 広島は開催国枠という事でリバープレートよりも2試合多く中2日で
戦ってきていただけでなくJリーグチャンピオンシップから中4日という
ハードなスケジュールを戦っていただけでなく、初戦では交代枠3人を
全てケガ人が出ての交代というケガ人続出の中だから選手達の疲労度が
心配されていた。

 それでも この試合が初戦になるリバープレートに対し試合カンと
いうアドバンテージがあるはずだったが、さすがに後半になると疲労
から運動量が落ちた形でこぼれ球を拾われて劣勢になるという展開に
なっていた。

 南米勢は勝つためには何でもやってくるというのが特徴で勝つ事
のみに徹したスタイルは日本が苦手にしているわけで、先制された
後は全く得点できる雰囲気もなく南米勢に敗れる典型的なパターン
での敗退だった。

 ただし今月に入って5試合目でケガ人も続出する中、先制されると
勝ち目のない相手に70分過ぎまで0-0で粘れたというのは立派で開
催国というアドバンテージを差し引いても最近4年で3回の優勝を
飾っている実力はダテではないと証明できたし同じ条件で戦わせて
みたかったと思うものだ。

 こうなったら気落ちする事なく広州恒大との対戦が予想される
3位決定戦では絶対に勝って有終の美を飾って欲しいものだ。

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