祝・大分ナビスコ杯初優勝!

 今日国立競技場で行われたサッカー・ナビスコ杯ファイナルで大分が
清水に2-0で勝ち初優勝を飾った。
 15分過ぎに岡崎から出たパスを原がシュートを狙うが、深谷と森重の
2人がかりで止め前半を0-0で折り返す。

 後半に入り68分に金崎から出たクロスを高松が頭で決めて先制すると、
FW2人を残して守りを固める。
 更に89分にはウェズレイがカウンターから抜け出して決めて、 2-0として
逃げ切った。

 サッカー王国と言われた静岡や関東以外ではG大阪がタイトルを取って
いるが、大分の優勝は九州のチーム初のタイトルとなった。

 93年にJリーグが発足した時に九州のチームは0。
 96年から福岡がJ1に昇格したもののフロントの不手際からパッとせず
00年を除いて毎年降格争いをしていた。
‘落ちないクン’などと言って悦に入っていたが、01年にJ2に降格。

 最初にJ2に加入した鳥栖も資金難からJ1昇格が厳しい状態の中で
大分は99年と00年に2位との勝ち点差1で昇格を逃していたが、02年に
J2で優勝し03年に念願のJ1に昇格した。
 昇格当初はJ2への降格争いの常連だったが、05年シーズン途中の
8月に現監督のシャムスカが就任。
 降格圏内にいたチームを一気に7位に引き上げる活躍を見せた。
 そして今シーズンは‘カメナチオ’と言われる鉄壁の守りで30節を
終えてリーグ最少失点で優勝争いをするまでに進化したのだ。

 高校サッカーでは平成に入って九州の代表は優勝9回、準優勝6回と
決してレベルは低くない。
 ただトップチームが弱かった(特に福岡はフロントに問題あり)ので
有望な選手は関東などのビッグクラブに入る傾向が強かった。

 しかし大分の優勝で九州全体がレベルアップしていける希望が出て
きたのだ。

 そういう意味でも大きな優勝だった。

 大分のみなさん、おめでとうございます!

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