サッカー女子W杯、ようやくTV中継が決定！

gooニュース
https://news.goo.ne.jp/article/soccerdigestweb/sports/soccerdigestweb-135287

　7月20日にオーストラリア&ニュージーランドで開幕する女子
サッカーW杯の放映権料高騰で日本で女子代表の試合が見られな
くなる可能性が高かった中、ようやく7月13日にNHKが日本代表の
グループステージ3試合＝ザンビア・コスタリカ・スペイン戦など
の放送が決まったとの事。

　FIFAとしては女子W杯も男子W杯並みに放映権を高く売り出そう
としているようで、それに対し時差のない日本にとってそこそこ
の値段を払ってでも放映権が売れると思っていたようだ。

　ところがそうはならなかった事から一気に問題が、ややこしく
なってきたわけで平たく言えば需要と供給のバランスが悪くなっ
ていたというのが何よりも大きい。

　少なくとも日本での女子スポーツはバレーやバスケットにカー
リングなどは男子以上の人気を持っており、そういったところも
FIFAは見ていたのかもしれない。

　ただ残念ながら今年の日本は夏場に世界水泳や世界陸上に男子
バスケットボール世界選手権、そして9月にはラグビーW杯が行
われ大いに話題になっている。

　さらに女子サッカー決勝が行われる8月20日は、夏の甲子園の
真っ最中でスポーツファンの関心はこれらに行くのは間違いない。

　FIFAとすれば‘日本は女子W杯で優勝経験がある僅か4ヵ国の1つ
だから少々高くても’と考えたのだろうが、女子サッカーは15年W
杯で準優勝してから凋落の一途を辿り16リオ五輪で予選敗退し19
W杯でも結果が出せず20東京五輪では辛うじてグループステージ
突破もベスト8で敗退している。

　その一方で今年は前述したように他の競技の世界選手権が目白
押しで女子サッカーが埋もれてしまっている事が根底にあるのを
考えると、FIFAは放映権料を上げ過ぎだし日本代表も最近の低迷
が絡んでいるという複合的な要因ではないかと思うのだ。