遂にビッグ3の壁敗れる


gooニュース
https://news.goo.ne.jp/article/tennis365/sports/tennis365-202307_143362

 日本時間の昨夜から今日未明にかけて行われたテニスのウィンブ
ルドン男子シングルス決勝で、第1シードのカルロス・アルカラス
が第2シードのノバク・ジョコビッチに1-6・7-6・6-1・3-6・
6-4とフルセットの末3-2で勝ち初優勝を果たした。

 第1Sをジョコビッチが6-1で取り第2Sもセットポイントを握って
いたので‘今回もこのままジョコビッチか’と思われていたが、そこ
から建て直しタイブレークの末に第2Sを取ると勢いに乗って第3Sも
取るがジョコビッチも意地を見せ第4Sを取り返し迎えた最終Sは第3
Gをアルカラスがブレークして6-4で4時間42分の死闘にケリを付け
たのだった。

 正直言って第1Sをジョコビッチが6-1で先取し第2Sがタイブレー
クになるもタイブレークでは抜群の勝負強さを誇るジョコビッチに
アルカラスは敵わないだろうと思っていたのだが、共にミニブレー
ク1つづつの7-6からジョコビッチのサーブをアルカラスがリターン
エースを決めて第2Sを奪うと流れがアルカラスになった。

 この第2Sのタイブレークを取ったのが結果的に見るとアルカラス
の勝利を決めた原因だろうし、実際全豪や全仏などでもジョコビッ
チはタイブレークでセットを取ってから一気に流れを掴んで勝って
いるのを考えるとリターンエースが全てを変えた形になった。

 最近のテニス界はノバク・ジョコビッチを筆頭にウィンブルドン
に無類の強さを発揮するロジャー・フェデラー、クレーキングと呼
ばれるクレーコートの王者ラファエル・ナダルにイギリスのアンデ
ィ・マレーが世界の4強を形成しグランドスラムでは4人の誰かが
優勝する状態が続いていた。

 とはいえフェデラーは引退を表明しナダルも事実上の引退状態
で、マレーも故障続きの中ジョコビッチが無類の勝負強さを発揮
して今シーズンも全豪&全仏を制覇する。

 しかし世界ランク1位&今大会第1シードで20歳のアルカラスが
遂にジョコビッチの牙城を崩した形になったので、9月の全米で
アルカラスやキャスパー・ルードにヤニク・シンネルら若手の
時代に移るのか?ジョコビッチの巻き返しなるか?大いに9月が
楽しみになって来た。

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