映画「おとうと」を観に行ってきました。
レイトショーの遅い時間だったけど、土曜の夜は映画館も賑やか。
吉永小百合演じる、夫を亡くし女手ひとつで娘と義母の世話をしながら働いて、「健気にきちんと生きている姉」と、笑福亭鶴瓶演じる「どうしようもなくだらしなく生きている弟」。
何があっても、決して弟を見捨てない姉。
…うーん。なぜだ!?ヾ(*゜A`)ノ…と何度も首を傾げてしまいました。
確かに無償の愛情で満ちあふれていることは美しさではあるけれど。
でも時に厳しさに欠けるところは、私には無責任な愛情のかけかたのような気がして、もどかしかったなあ。
優しさと甘さは違うんだよ~。
なーんて、いろんなことを考えさせられる、とてもよく出来た物語でした。
映画の冒頭は結婚披露宴のシーンでしたが、ついつい仕事柄、司会者の立場で観てしまいました。
司会者からマイクをとりあげノンストップのスピーチ&歌。空気の読めない飛び入りの変なお客さんが披露宴の雰囲気をめちゃめちゃにする様子は、「あー、いるいる、こんな人」なんて思いながら観ちゃいました。