相変わらず、外はぐったりしそうなほどの暑さ。[E:sun]
…なんてことを考えながら過ごした一日でした。
仕事が終わったあとも、所用でバタバタと忙しく、車であちこち走りまわっていました。[E:rvcar]
夕方は、だーりんを駅前のホテルまで送ってきました。
ちょっと淋しいけど(||li`ω゜∞)、帰りを待っているのも、また楽しいものね。[E:heart01]
テレビの時代劇専門チャンネルをこよなく愛するほど、実は時代劇ファンの私。今日は、質のいい時代劇映画を観ることができました。[E:heart01]
まず「いい![E:shine]」と思ったのが、主演の豊川悦司の所作。
さりげなく廊下を歩く時に着物の裾を手で押さえていたり、座ったり立ったりの時に一瞬見える、着物で隠れている部分の足の動き。畳に手をついてお辞儀をしたあとの手の戻しかた…などなど。
ストーリーに直接関係のない、目立たないさりげない仕草も、実に丁寧に美しく役作りがされていて、それが時代劇という非日常的な舞台をリアルに見せてくれます。
そして、殺陣のシーンのリアルさは、すごい。∑(=゜ω゜=;)
よくある時代劇の殺陣シーンでは、主人公と敵が刀を交えている間は、他の敵の皆さんは、なぜか刀を構えたまま、囲むようにして動かず、なぜか順番に一人ずつ切りかかってくるのよね。それって、よく考えると変。
この映画では、みんな、どんどん同時に、いろんな方向から切りかかってくる。
敵のポーズも、見栄えのいい袈裟切りだけではなく、突き刺してきたり、その時の姿勢からの攻撃なので、その自然さが迫力いっぱいでした。
そういう意味では、昔の勝新の座頭市の殺陣にちょっぴり似ているかなあ。
トヨエツのゾンビみたいな何度でも起き上がる鬼気迫る演技もすごかったー。ヾ(.;.;゜Д゜)ノ
吉川晃司もよかった。いつのまにこんないい味を出す性格俳優になってたの??とちょっとびっくりしちゃいました。
ストーリーは、なんともせつないエンディングでしたが、「えーーーー![E:sweat01]」というどんでん返しが、またよかった!
やはり藤沢周平の作品の映画化。物語がいいのよねー。
いい時代劇を楽しみました。
やっぱり時代劇って良いものでござるな。((w´ω`w))