この葉っぱを畑で見た時、まさかごぼうの葉とは思いませんでした。
傘になりそうなくらい大きいのです。
先日、札幌の丸山公園でごぼうが大量繁殖しているということが
朝のワイドショーで取り上げられていました。
上の写真は、もちろん畑に植えられているものですが、
こんなに大きな葉っぱのものが公園内に増殖したら、
植生を乱す恐れもありますから、
駆除作業も大変なご苦労だと思います。
ごぼうの花はこんな姿をしています。
【画像 お借りしました】
ごぼうの花言葉は「しつこくせがむ」だそうですが、
それは、ごぼうの花や実にとげがあって、
衣服などにくっつきやすいことに由来しているとか。
円山公園の周辺には、昔、畑があったと言われています。
その時のごぼうの実が、人の衣服や動物の毛にくっついて、
種子をこの公園内に運ばせたのでしょうね。
もちろん、固有植物の生態系を壊すことは防がなければいけませんが、
ごぼうが、何としても自分の子孫を残そうとするその戦略には、
したたかさと同時にいとおしさも感じてしまうのです。