これは、私の個人的な興味で調べたことです。
実際、タイトルのような問題が起きているわけではございません。
先日、水菜と壬生菜について書かせていただきました。
ここに登場するお友達は、岡山の女性ですが、
彼女がとても興味深い話をしてくれました。
それは、
「岡山では、水菜も壬生菜もあまり食べない。
鍋にも入れることは少ない。」
ということ・・・。
私、俄然興味を持ちました。
壬生菜は、統計にも載らない野菜です。
作られている地域も量も限られているのでしょう。
しかし水菜は、鍋やサラダはもちろんのこと、
最近ではラーメンのトッピングに使われることもあります。
てっきり全国区の野菜だと思っていたのですが・・・。
なぜ、岡山で食べられていないの??
普通、料理の味付けなどの境界線は、
地形的な理由によるものがほとんど。
大きな川が何本も流れていたり、高い山があったり・・・
といった理由でその周辺が境界線となり、
味付けが変わってしまいます。
では、岡山に水菜が入っていかなかった理由として、
地形的なものがあるかどうか調べても、
見当たらない・・・のです。
そこで、まず、岡山県農林水産部にお尋ねしました。
岡山県の水菜の作付面積は14haで、全国29位。
県内のスーパーでは、どの店でも販売されているし、
担当者様も、その周囲の方々も(わざわざ聞いてくださったそうです)、
鍋物やサラダで食べていると言います。
では、お友達の住んでいる地域だけ、
水菜が食べられていないのだろうか?
そこで今度は、彼女の住むA市の農林課にお尋ねしました。
市の担当者様も、鍋やサラダで食べているとのこと。
スーパーでは、普通に売られているそうです。
ただし、A市の特産は黄ニラなので、
水菜を作っている農家の数は少なく、
鍋物に使われる頻度からいったら、白菜の方が上かもしれない
と教えてくださいました。
そして、市の担当者様は最後にこう付け加えました。
「まあ、私も他人の家の鍋の中身を、見たことはないので・・・。」
そうですよね。
結局、家庭の数だけ、鍋はあるという結論に達しました。 (^O^)
岡山県農林水産部様、A市農林課様
ありがとうございました。
※こんなことをやっていると、
私は大変ヒマで、しつこい人間だと思われるかもしれませんが、
決してヒマではありませぬ・・・。
そして、自分の知りたいことに関しては、しつこく調べまくりますが、
人にはしつこくしません。
むしろ、かなりあっさりしています。 ^_^;