これは、私のいけない点だと思う。
昨年、夏、北海道へ日高昆布の視察に行った。
昆布漁師さんご家族も、漁協のみなさんも、えりも食品株式会社の方も
本当にいい方たちばかりだった。
でも、それ以外の部分で良い思い出がなく、
「もう二度と北海道へは行かない!!」と思っていた。
そうなると、さらに私の悪い点は加速し、
あの時北海道で買ってきたものは、すべて封印した。
この箱を開けたのは、1年が過ぎようとした頃。
モニターになるということで送っていただいたのに、
箱さえも開けていなかった・・・。
アミノ昆布。
日高昆布の表面に特殊な切り目を入れたことで、
通常の1/3の時間で、うま味が約2倍のだしがとれるというもの。
ちょうど使っていた真昆布が無くなったので、
アミノ昆布を使ってみた。
10分~15分浸けておくだけで、ものすごく濃いだしがとれ、
さらにかつお節と合わせると、コクが深まる。
このお味噌汁も、アミノ昆布とかつおのだしで作ったが、
驚きのおいしさで、みんなに喜ばれた。
今日は、こんな実験をやってみた。
アミノ昆布(左)と一般的な日高昆布(右)を水に浸けてみた。
昆布の重さは、ともに3g。
水は150ml。
15分後
アミノ昆布水の方が色が薄い。
どうみても、アミノ昆布の方が色が透明。
一般的な日高昆布の方が、黄色味が強い。
でも、味を比べて、びっくりした。
色が薄いアミノ昆布水の方が、うま味とコクが感じられる。
一般的な日高昆布水は、昆布の風味と酸味が感じられる。
それに、2つ前の写真に戻ってみると、よくわかるのだけれど、
アミノ昆布は15分でしっかり戻っている。
とても軟らかい。
だから、だしをとったあとの昆布も料理に使いやすい。
●だしをとったあとのアミノ昆布と梅のミルフィーユカツ
●だしをとったあとのアミノ昆布とゴーヤの炒め物
こんな便利なものを1年もしまい込んでいて、
モニターとしての役割を果たすこともないまま、昨年末には発売されている。
本当に人としてどうなのかと深く反省する。
※アミノ昆布については、こちらをご覧ください。