今の時期、ものすごい存在感を放ち、
そびえ立つように咲いている花があります。
皇帝ダリアです。
青空に薄紫色が映えますね。
ここ数年、この花を庭木にするお家が増えてきたような気がします。
たいてい植えられているのは、
立派なお庭だったり、広い畑の隅のあたり・・・。
それもそのはず、この花の茎は、こんなに太く、
まるで竹のようになるのですから・・・。
我が家のような狭い庭には、似合いませんね。^_^;
さて、どうして皇帝ダリアが急激に増えたのか?
気になって仕方がない私は、ご近所さんを突撃訪問!!
そのお宅は、この近所ではいち早く皇帝ダリアを育て始めたので、
何かわかるかと思ったのです。
その方のお話によると、
2009年9月19日~11月23日までの66日間、
浜松モザイカルチャー世界博が開催され、
そこで初めて皇帝ダリアを見て、その存在感に感動!
翌年、某種苗会社のカタログで取り上げられているのを見て、
早速、注文したのだそうです。
実際に育ててみると、
台風で倒されても、そこから自然と起き上がり、
晩秋には花を咲かせるそうで、栽培が簡単とおっしゃいます。
育てやすいのと、花が少なくなる時期に
青空に高々と咲き誇る姿が人気を呼んだのでしょう。
こちらは、白の八重咲きです。
こちらが、花も小さく、茎も細いですね。
明日から12月。
メキシコ生まれの皇帝を見られるのも、あとわずかですね。