実は、野菜ソムリエになってからというもの、
一般書はほとんど読んでいません。
12年間、食、野菜、栄養に関する本ばかり読んできました。
そんな私が、お世話になっているお医者様に勧められて、
この冬、夢中になって読んだ本がこちら。
新泉社
竹村亞希子 築地佳つ良 共著
易経(陽の巻、陰の巻) 各1,800円
易経というのは、中国最古の哲学書で
陰陽論を元に教えを説いた書です。
中国の武将や王、日本の戦国時代の武将たちは、
苦境の立たされた時、易経を読んだと言われています。
この本は、その難しい易経を、
少年 乾太君の成長を通してわかりやすく解説したものです。
陽の巻
夢を持つってどういうこと?
夢をかなえるためには、何をしたらいいの?
この問題を乾太君が、夏休みの宿題という形で答えを見つけていきます。
陰の巻
こちらは、中学生になった乾太君に
何をやってもうまくいかず、
努力しても結果が出ないつらい日々がやってきます。
そんな辛い時を乗り切る方法を教えてくれます。
この本は、何歳の人が読んでも当てはまることがいっぱい。
子育て世代のお母さんにとっては、育児書になり、
学生にとっては、自己啓発本になり、
社会人が読めば、ビジネス書となります。
もちろん、未来ある子供たちにも読んでほしい。
もっと早くこの本に出逢いたかった。
でも、今という時期に出逢えたことに意味があるのでしょうね。(^-^)