今年も、うすいえんどうの変種をいただきました。
毎年、種を採り、守り続けている袋井市三川の在来種です。
全部で610gありました。
莢から豆を出してみます。
豆は220gありました。
色は淡いグリーンで、粒の大きさもバラつきがありますが、
これが在来種の個性だと思います。
貴重な在来種ですから、莢も無駄にしません。
莢でだしをとります。
豆の莢には、うまみがたっぷり含まれているので、おいしいベジブロスがとれます。
20分煮出しして、ザルで濾します。
このおだしをお料理に使います。
豆をこのおだしと塩で煮ます。
10分くらい煮たら、蓋をして自然に冷まします。
お米は、豆の煮汁と、おだしと塩とお酒で炊きます。
炊き上がりました。
これに、先ほど冷ましておいた豆を加えて混ぜます。
今回のお料理は、こんな感じになりました。
豆ご飯は、ちょっとおこげも出来ています。
莢からとったおだし100%で炊いたご飯。
うまみもさることながら、甘みがたっぷり含まれていることがわかります。
ご飯の後ろに見える野菜のスープ煮。
今までは、コンソメで煮ることが多かったのですが、
今回は莢でとったおだしで煮て、塩麹で味付けしました。
仕上げに、バジルとオレガノをふりかけています。
やさしい味わいで、野菜のうまみがじわっと伝わってきます。
このスープ煮に使った野菜は、すべて地元野菜です。
袋井市三川産 うすいえんどうの変種
磐田産 白ネギ パレルモ ズッキーニ
森町産 しいたけ
浜松産 セルリー 三方原馬鈴薯
そして、こちらの一皿もご覧ください。
袋井市三川産 ハチク 紅はるか
磐田産 ズッキーニ
をフライにしました。
地元野菜には、地元の酒粕を使います。
ということで、三川地区にある国香酒造の酒粕でタルタルソース。
酒粕、マヨネーズ、プレーンヨーグルト、レリッシュ(ピクルスを刻んだもの)を
混ぜて作りました。
おいしくいただきました。
地元の恵みに心から感謝です。(^-^)