「全てのものは時間を以って体とす」

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「梅花心易」は占い道具を使用せずに目の前に出現したり
発生したりした事象・事物を法則に従って卦（け）として
占うもので、将来の行く末や起こる出来事を知るという
事に関して非常に的中率が高いものと言われています。

こうした目の前に現れたものから未来を知るという方法は、
ジプシーやハワイのカフナ族の間でも独自のものが確立
されていたようですが、日本では主に女子学生の間で
「ジンクス」というものが流行しました。

日本では主に80年代から90年代中頃ぐらいまで少女雑誌
「マイバースデイ」の中で取り上げられた事によって女子学生の間で
大変流行しましたが、それは英語での「ジンクス」という言葉と、
ニュアンスは少々違っています。

女子学生達の間で作られた「ジンクス」は恋愛に関するものが多く、
例えば「落ち葉が体にまとわりつくと今の恋人と別れる事になる」
とか、「蜘蛛が目の前に降りてくるのは誰かに愛されている」などと
いったものですが、こうしたものは「目の前に現れたものから未来を
知るという方法」を最も簡素化したものが、更にそれから読者によって
新たに考案されたり改変されたりして無制限に多様化・増加して
いったものと思われ、ここまできてしまった場合の的中率というのは
何ともいえない部分があります。


その誌上で易も研究されたおまじないの先生よって紹介されていた
「ジンクス」の一部に以下のものがありますが、こちらはもう少し根拠の
あるものではないかと思います。

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・朝バス停で待っている時、クッキーの甘い香りが流れてきたら会いたい人に
偶然会えるとか、グッドハプニングが続いて起こります。

・若葉が一枚、木の枝から降って来たら（それは天の祝福に恵まれている
しるし）きっと誉められる事があります。
枯葉ではダメ。
いきいきとした若葉である事が大切。

・雨の日に出来た小さな水の流れが途中で石や砂で止められているか、
流れの方向が大きく変わっているのを発見したら、あなたの生き方の
分れ目になるような出来事が起こりそう。

・同じブルーの服を着た女性に二人続けてあうか、同じ長さの髪の
女性に二人続けて出あったら、GOかストップが迷う事が起きる暗示。
もし後の女性の方の背が高かったらGO。
先の女性の方の背が高かったらストップサインが出ています。

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