(画像はクリックされましたら拡大します。)
以前こちらで、2005年に出版されたハワイの神秘体系
である「カフナ」についての本について書かせて頂きましたが、
画像の90年代に出版された本の方が「魔術・神秘」という
面では内容がもう少し濃いように思います。
このカフナ魔術に関しては、まずマナ(気)を呼吸と動作を
使って集める事があらゆる事の基本になるようですが、
この二つの本ではそのやり方の基本的な点は同じながらも、
若干細部が異なっています。
こちらの本では、
「まず沈黙に入って、椅子に座して両足を床につけ、身体の前で
両手を組み、(ハワイで神聖数とされている)4回ワンセットの
深呼吸をして、4回目の深呼吸で息を止めてから口をすぼめて
息を吐き出す事を充分にマナ(気)が集まったと感じられるまで
繰り返す」
「そしてマナ(気)の流れが明確に両手で感じられるようになったら、
両手を離して手を開き、両手をゆっくり上に掲げて超自我にマナ(気)が
届くようにする。」
と説明しています。
そうして呪文を唱えて正確なイメージを心に抱く事で超自我が誤り
なく作動するという事ですが、この辺りは他の神秘主義との共通性が
あり、個人的に興味深く思います。
画像の本からです。
++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
Xフォースとは、カフナ族がハ・リタという呪文を唱えて呼び寄せる
不可触のヴァイタル・フォースである。
超自我はこのヴァイタル・フォースに潜んでいる。
故にこの力を自由自在に使いこなす為の訓練を段階を経て適切に
積みさえすれば、カフナ族が今日秘儀としている魔術を身につける
事は可能である。
呪文を唱える時は、何を希望しているかを明確にして、心の中で
繰り返す必要がある。
超自我は、術者がはっきりとした意図を持って呪文を唱えた時で
なければ、イメージが混濁して作用しないのだ。
であるから、魔術を使う時は、正確なイメージを頭に浮かべておきさえ
すれば、超自我は誤り無く希望のままに現れてくれる。
Xフォースを呼ぶためには、まずゆっくりと深呼吸をして低次の自我に
よってマナを引き出すようにする。
一度このマナ、すなわちヴァイタル・フォースを引き出せば、第二の
段階に移る事が出来る。
第二の段階とは、マナが呪文によって超自我に変化していく過程を言う。
第三の段階は、低次の自我が超自我に変化した後に呪文を唱える事で、
術者の希望に応えるべく働き出す事を言う。
第四の段階は、マナが完全に超自我に姿を変えて、そのままの姿を
維持出来る段階を言う。
(中略)
欲する事を成就させるためには、超自我を呼び寄せてその存在を
信じきらねばならない。
また呪文を用いる時に最も重要な事は、精神的にも肉体的にも
他の人に害を為すために使用してはならないという事である、
超自我は、低次の自我や中間帯の自我と違って、破壊のための
行動には作動しないのである。
++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
こちらの本ではカフナを実践する前の「誓いの言葉」があり、それには
他の自由意思に干渉しない事、治療は全て相手の許可を得てから
行う事、全ての幸福のためのみに行う事の約束があります。
他人に害を為したり、他人の自由意思や人格を無視して自分の思い
通りに操ろうとする姿勢は、全くカフナの精神に反しているという事
なのでしょう。
画像向かって右は、人間を守護する善霊を呼び寄せる呪文との事で、
これを唱えて、結婚式などの祝宴の時には共に喜びを分かつために、
揉め事・いさかいの時には調停してもらうために呼び寄せて来てもらう
との事です。
画像では途切れてしまっているように見えますが、全文です。
以前こちらで、2005年に出版されたハワイの神秘体系
である「カフナ」についての本について書かせて頂きましたが、
画像の90年代に出版された本の方が「魔術・神秘」という
面では内容がもう少し濃いように思います。
このカフナ魔術に関しては、まずマナ(気)を呼吸と動作を
使って集める事があらゆる事の基本になるようですが、
この二つの本ではそのやり方の基本的な点は同じながらも、
若干細部が異なっています。
こちらの本では、
「まず沈黙に入って、椅子に座して両足を床につけ、身体の前で
両手を組み、(ハワイで神聖数とされている)4回ワンセットの
深呼吸をして、4回目の深呼吸で息を止めてから口をすぼめて
息を吐き出す事を充分にマナ(気)が集まったと感じられるまで
繰り返す」
「そしてマナ(気)の流れが明確に両手で感じられるようになったら、
両手を離して手を開き、両手をゆっくり上に掲げて超自我にマナ(気)が
届くようにする。」
と説明しています。
そうして呪文を唱えて正確なイメージを心に抱く事で超自我が誤り
なく作動するという事ですが、この辺りは他の神秘主義との共通性が
あり、個人的に興味深く思います。
画像の本からです。
++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
Xフォースとは、カフナ族がハ・リタという呪文を唱えて呼び寄せる
不可触のヴァイタル・フォースである。
超自我はこのヴァイタル・フォースに潜んでいる。
故にこの力を自由自在に使いこなす為の訓練を段階を経て適切に
積みさえすれば、カフナ族が今日秘儀としている魔術を身につける
事は可能である。
呪文を唱える時は、何を希望しているかを明確にして、心の中で
繰り返す必要がある。
超自我は、術者がはっきりとした意図を持って呪文を唱えた時で
なければ、イメージが混濁して作用しないのだ。
であるから、魔術を使う時は、正確なイメージを頭に浮かべておきさえ
すれば、超自我は誤り無く希望のままに現れてくれる。
Xフォースを呼ぶためには、まずゆっくりと深呼吸をして低次の自我に
よってマナを引き出すようにする。
一度このマナ、すなわちヴァイタル・フォースを引き出せば、第二の
段階に移る事が出来る。
第二の段階とは、マナが呪文によって超自我に変化していく過程を言う。
第三の段階は、低次の自我が超自我に変化した後に呪文を唱える事で、
術者の希望に応えるべく働き出す事を言う。
第四の段階は、マナが完全に超自我に姿を変えて、そのままの姿を
維持出来る段階を言う。
(中略)
欲する事を成就させるためには、超自我を呼び寄せてその存在を
信じきらねばならない。
また呪文を用いる時に最も重要な事は、精神的にも肉体的にも
他の人に害を為すために使用してはならないという事である、
超自我は、低次の自我や中間帯の自我と違って、破壊のための
行動には作動しないのである。
++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
こちらの本ではカフナを実践する前の「誓いの言葉」があり、それには
他の自由意思に干渉しない事、治療は全て相手の許可を得てから
行う事、全ての幸福のためのみに行う事の約束があります。
他人に害を為したり、他人の自由意思や人格を無視して自分の思い
通りに操ろうとする姿勢は、全くカフナの精神に反しているという事
なのでしょう。
画像向かって右は、人間を守護する善霊を呼び寄せる呪文との事で、
これを唱えて、結婚式などの祝宴の時には共に喜びを分かつために、
揉め事・いさかいの時には調停してもらうために呼び寄せて来てもらう
との事です。
画像では途切れてしまっているように見えますが、全文です。