右道魔術でも左道魔術でも、ある程度の段階までは、短剣を使用する所を
人差し指と中指を立てた手刀で代用でき、星智教団も手刀で充分であると
書いていましたが、左道魔術では象徴としても短剣は非常に重要であり、
特に72魔人以外の堕天使の喚起を行おうとする場合、
少なくとも黒いキャンドル、インセンスと香炉、黒いマジック・ミラー、
そして短剣が必要になるようです。
短剣は刃の部分が金属製の、少し大きめのペーパーナイフでもよいと
思われます。
一度左道魔術用の短剣を用意してそれを「聖別」したら、それは
魔術以外の用途に決して使用してはならず、右道魔術(黄金の夜明け会・魔女術
・ノーシス・カバラetc)で使用する事も出来ません。
星智教団の言葉です。
……………………
《黒いロッジ》の門口に立つ者たちよ。
諸君の前には、更なる深遠の左道派の秘伝、《混沌魔術》が控えている。
古きヘルメスの格言に曰く、
「上なるものは、下なるものにしかり。
下なるものも、上なるものにしかり」
もし人間の心の闇の部分を詳しく調査し、それを支配できなければ、
光の魔術はもろい礎の上に立っていると言えるだろう。
……………………
+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
【短剣の聖別の祈り】
★「賢者とならしむるために第一に導きたまう者よ、
我が願いの表明なるこの刃先が、
泥より火への我が変容を擁さんことを。
カインの甦りによりて、我は神としての双眼を開かん!
我が願いを擁するためのこの武器によりて、
この闇と光の世を織り上ぐる為、
アザゼルの黒芯炎によりて我が奉献す、
この小刀を御身の聖なるみ名のうちにあらしめたまえ。
このやいば、アザゼルの智恵により創りいだされり。
なればわが霊は、アザゼルの火に適いたり!
このやいばによりて、我が願いを命ずるために向かわせんとす。
今と未来とを治むるためなり!
智恵の蛇に礼をなさん。
アザゼル、バラキエル、アマロス、サリエル、
我らを御身の火に目覚めさせたまえ!タバエト!」
【ブラック・ミラーの聖別】
ブラック・ミラーの聖別を望むならば、新しい(未使用の)ものに数本の毛髪を
捧げ、「バ・ナーム・イ・アハルマン(アヒルマンのみ名によりて)」と唱えて
奉献する。
【聖守護天使の神託の祈り】
★「おお闇の天使よ、
埋葬の地に我を受けとりたまいて、
我が内なる火の支えの為、
諸死者の間に我が求める肉を与えたまえ。
我はおのが神性の影を投ずるなれば。
暗く輝く星よ、我は御身を、我が力の瞬間に見出したり。
御身は創造のたまものの如き混沌を見たり、
御身の新たに生まれし蛇皮のすみかやかなる下降のごとくして
龍星となるがごとく、トゥバン(龍)の闇のごとくなり、
我が失せし気息には、耳を傾け礼をすかな。
厳しき眼(まなこ)に祝福されし霊の、
いくど我は姿を装うべきや?
我はしばしば忘れ去らるる隠れし輝きを己の外套とせり。
霊肉一致の内にあり、
アルゴルが我が上昇を照らしたれば
我は抱く勝利のたいまつとして生まるかな。」
+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
*******
「菅首相「尖閣」主張せず 衝突事件後初の日中首脳会談で」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110202-00000505-san-pol
菅直人首相が昨年10月、ブリュッセルでのアジア欧州会議(ASEM)の際に
行った温家宝首相の「廊下懇談」で、沖縄・尖閣諸島沖の中国漁船衝突事件について
「温首相は日本の立場をご存じでしょうから今日は言いません」と語り、
一切言及しなかったことが分かった。
1日までに複数の政府筋が明らかにした。
首相は懇談後、同行記者団に「温首相から原則的な話があり、
私も尖閣諸島はわが国固有の領土であり、領土の問題は存在しないという
原則的なことを申し上げた」と虚偽の説明をしていた。
当時、中国河北省で準大手ゼネコン「フジタ」の日本人社員1人が拘束されていたが、
首相は懇談でこの問題にも触れず、社員の早期解放を求めなかったという。
日中首脳会談は昨年10月4日(日本時間5日)、ASEM首脳会議の最中に
急遽(きゅうきょ)セットされ、廊下を使って約25分間行われた。
日本側は別所浩郎外務審議官と山野内勘二首相秘書官、英語の通訳が同席した。
懇談で首相が尖閣諸島問題に言及しない意向を示したところ、
温首相も同調し「中国固有の領土」とする立場を主張しなかった。
その上で「両者とも今の状況では好ましくないということで戦略的互恵関係を
進展させることを確認した」(首相)という。
懇談について、外務省はホームページに「温家宝首相は尖閣諸島についての
原則的な立場を述べた。
菅首相は尖閣諸島はわが国固有の領土であり、領土問題は存在しないとの
原則的立場を述べた」と、首相の説明に沿った内容を掲載している。
中国国営新華社通信も、温首相は釣魚島(尖閣諸島の中国名)は中国固有の領土で
あると主張したと報じた。
日本政府関係者は「日中双方が会談内容の公表範囲をすりあわせた結果だ」としている。
一方、9月20日に中国河北省で拘束されたフジタの現地法人社員4人のうち、
懇談が行われた時点で1人が解放されていなかった。
首相周辺が懇談直前、早期解放を温首相に求めるよう首相に伝えたが、
首相は「それはできない」と断り、話題にしなかったという。