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宮地神仙道

「邪しき道に惑うなく わが墾道を直登双手
または 水位先生の御膝にかけて祈り奉れ。つとめよや。」(清水宗徳)

「ノーシスタロット(小アルカナ67)」

2011年02月25日 | Weblog

 

 

 

ノーシス・タロットの続きです。

【67番:崇敬】

長いスカートの女性が、個人の聖棚の前で、崇敬のうちに頭を下げている。
下段には、彼女が礼拝する神格の動物である、アヌビスの犬がおり、
上段には香に燃ゆる香炉がある。

数多の文化の礼拝の中で、香は儀式において重要な位置を占めている。
樹脂、薬草、スパイス、油の燃える香りは、その場の空気を浄め、
世俗とつながるそれを清浄にした。
フランクインセンス(乳香)とミルラ(没薬)は、こんにちキリストの降誕の
聖日に結び付けられ、公現の日においては、東方の三博士によって
それらの香に添えた黄金と共に捧げられ、これらの香がいかに
貴きものとなり得たかが示されている。

異なる種類の香は、薬用の目的で使用された。
例えば、メントールとユーカリノキの香は、息の詰まりに対して用いられた。


エジプトにおいて、浄めのために使用される香は、神々の喜びや
インスピレーション、癒しのために捧げられた。
プントの国は数多くの樹脂と油の源となった。
プントは伝説的な雰囲気を備え、交易は冷静さと友好を持って行っていた。
象牙、黄金、黒檀、更に香も加わったこれらのロマンティックな品々ゆえに、
牧歌的な天国として、プントには愛の諸詩が据え置かれた。

宗教的献身の装いや、感覚的喜びの提供のすべてに対して、
香は貴き存在であった。

 

【正位置】

・浄め・儀式・宗教的献身に対する調和の混ざった諸感覚の
喜び・牧歌的な雰囲気・ロマンティックな喜び・夢見心地。

【逆位置】

・霊性と現世的な価値の衝突・満たすにあまりに遠い理想
・肉体と健康における怠慢。

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「調査捕鯨は国として「防衛」すべき…自ら独立主権国家であることを否定したことに・
慶応大学小林教授」
http://www.nnn.co.jp/dainichi/column/ryoudan/index.html


南極海で実施中であったわが国の調査捕鯨が、反捕鯨団体シー・シェパード(SS)の妨害活動により、
中止に追い込まれた。
このままでいると、自信をつけたSSは来年も暴力行為をエスカレートさせ、
わが国の捕鯨文化は過去のものにされてしまうだろう。
しかし、それは、独立主権国家として決してあってはならないことである。

まず、独立主権国家は、それが確立された国際法に違反しない限り、国際社会における
自国の行動を他国に統制されるいわれはない。
その点で、鯨食は、古来、人類の中に広く存在する食文化のひとつで、
牛や豚を(とさつ)して食する人々から一方的に「野蛮」呼ばわりされるべきものではない。
ましてや、国際法にのっとって実施されている調査捕鯨を国外勢力の暴力によって
規制されるいわれはない。

また、独立主権国家は、国際社会において、自国民の名誉と自由と生命と安全と財産を守る権利と
義務を有している。
その点で、南極海で、SSにより、わが国の船団が名誉と自由と生命と安全と
財産を現実に脅かされた事実を、国家として看過してはならない。

SSの行為は、現代文明諸国に共通する法常識に照らして、明らかに「犯罪」である。
例えば、わが国の刑法に照らして、威力業務妨害、器物損壊、傷害であり、
海洋航行の安全に対する不法な行為の防止に関する条約にも明白に違反している。
従って、今回の場合は、緊急な危険を前にして、取りあえずそれを回避するために
中断したことはやむを得ないとしても、このままではいけない。

独立主権国家が、国外勢力の暴力に屈して予定を変更した(悪しき)先例を残したら、自ら、
独立主権国家であることを否定したことになってしまう。


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