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【太上長生延寿集福経の神呪】
三官斎や五臘日斎、春夏秋冬の四時や八節や本命日などに
身体を浄めて清浄な場所で香を焚き、東に向かって長く拝礼し、
叩歯して津液を飲み、長生寿延を念じてこの神呪を誦して
三洞上法をなすならば、常に災い無く天堂にあって
五福を集め百霊を保つことを得られる。
もしこの神呪を日々誦するならば、神魂の洞徹が得られ、
鬼魔は退散し、福徳は日に日に積もり、身体に光明を有し、
永久に正道に帰し、安楽が得られるとされる。
(神呪)
「玄玄眞一身 (げんげんしんいっしん)
演経九天文 (えんきょうきゅうてんぶん)
飛行大羅界 (ひこうだいらかい)
金台朝皇人 (きんたいちょうこうじん)
長生無苦根 (ちょうせいむくこん)
年齢依華椿 (ねんれいえかちゅん)
百骸洞瓊光 (ひゃくがいどうけいこう)
虔謝白元君 (けいしゃはくげんくん)。」
ここで歯を三度叩き、三度津液を飲み込み、
閉目して身体が五色の光の中に座しているのを観想する。
(集福呪)
「玉台童子書 (ぎょくだいどうししょ)
霊仙保其門 (れいせんほぎもん)
福随日新 (ふくとくずいにっしん)
身光晃三天 (しんこうこうさんてん)
紫蓋羅千宮 (しかいらせんぐう)
心帰無上尊 (しんきむじょうそん)
五福長綿綿 (ごふくちょうめんめん)
密護玄中人 (みつごげんちゅうじん)。」
【甘露昇天神呪妙経の神呪】
生前の悪業によって地獄に堕ちた者の墓所の土を
清浄な器に取り、その上に香華や飲食を散らして覆い、
この「甘露通眞呪」を誦する。
この神呪によって、苦を解かれて甘露の飲食が得られる。
「功金色光 (くどくこんじきこう)
暉暉開闇幽 (ききかいあんゆう)
華池流眞香 (かちりゅうしんこう)
蓮蓋随雲浮 (れんかいずいうんふ)
千霊洞元和 (せんれいどうげんわ)
常居十二樓 (じょうきょじゅうにせい)
急宣霊宝旨 (きゅうせんれいほうし)
自在天堂遊 (じざいてんどうゆう)。」
更にこの神呪を聞けば回向の心が生じて、
煩悩の業を絶って地獄より救われるとされる。
「茫茫ふう都中 (ぼうぼうふうとちゅう)
重重金剛山 (じゅうじゅうこんごうざん)
霊宝無量光 (れいほうむりょうこう)
洞照炎地煩 (どうしょうえんちはん)
九幽諸罪魂 (きゅうゆうしょざいこん)
身随香魂幡 (しんずいかこんはん)
定慧青蓮華 (じょうけいせいれんげ)
上生神永安 (じょうせいしんえいあん)。」
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