| 万祥軒 |
|・) 「緑茶一杯 興亜の力、
このようなCMが 満州帝国に存在していたのであります。
そして 日本の お茶の心と言いますと
畳の上で 静かにお茶を味わう 茶道という事になりましょうか。」
|・) 「さて 大本本部におきましては
大本教のアイドル 出口聖子(せいこ)ちゃんが 大勢のファンの前で
"聖子(せいこ)の趣味は お茶とお花です" と発言して以来、
大本本部では 第2次大本事件の勢いを凌駕する
空前絶後の 茶道・華道ブームが巻き起こった経緯があり、
そして こちらが 万祥軒茶室でございます。」
| 茶室 |
|・) 「早速 茶室の中に入ってみる事にしましょう。
こちらでは毎月3回 月釜がかけられるという情報でありますが、
茶道ブームの時代は この茶室に、
聖子ちゃんカットの女性信徒達が 押し寄せ
連日 押すな、押すなの大盛況ぶりであったとの 古参信徒の話しであります。
おっと 王仁三郎直筆の書が 床の間に掛けられております。」
http://www.oomoto.or.jp/japanese/about/gaiyou/art/oomototogeijyutsu/09.html
|・) 「これは "光" という文字であるとの事ですが、
"出ん" と読んだのは わたくしだけではないハズであります。
そして この茶室が
本日の 大本教主対決のリングなのであります。」
(出 口 紅) (出口春日)
ζ~( `m´)~ζ ζ~( `m´)~ζ
|・) 「本日は 両選手がお茶を立てまして
審査員が どちらのお茶が美味しいかを判定し、
勝者が 茶の心を体得した 真の大本教主であると認定されるルールとなっており、
2人の表情からは 緊張と闘争心の入り混じった心情が 感じ取れます。」
|・) 「本日の審査員は
石城山の 瀬戸内寂聴と呼ばれております
天行居理事長、友清鈴世であります。」
(友清鈴世)
ζ~( `m´)~ζ
|・) 「無表情で 審査員の座布団の上に 結跏趺坐で坐している
友清すずよんであります。
まさにその後姿からは 女だるま大師と言った雰囲気が 漂ってさえおりますが、
平然たる そのポーカーフェイスの中に
"何でアタシが 大本教主の審査員として 借り出されなくてはいけないの" と言った
自らの運命に対する呪いの念もまた にじみ出されているのを 感じない訳には参りません。」
|・) 「さて こちらが 本日の 時間無制限・一本勝負で使用される
小道具の数々であります。」
|・)
杓 杓 (茶碗) (水差し)
|・) 「これらの小道具を 縦横に駆使して
とにかく 美味しいお茶を立てるという 女の戦いであります。
それでは スタート!!」
(出 口 紅)
ζ~( `m´)~ζつ 杓 (水差し) (出口春日)
ζ~( `m´)~ζ!
(出口春日)
ζ~( `m´)~ζつ 杓 (茶碗) (出 口 紅)
ζ~( `m´)~ζ!
|・) 「おーーーーーーーーっと!
杓が飛んでおります 茶碗が舞っております!
茶道対決は 茶道具を凶器とした デスマッチへと 急遽 移行してしまったようであります。
ではここで 実況アナウンサーは 並んでおります
キャラメル餅や 羊羹などの 茶菓子の味見をさせて頂こうと思いますが」
杓 (水差し)
|・)!
|・) 「杓や水差しが わたくしの脳天を目がけて 飛来しております。
これは 茶道対決が お流れになっても
実況アナウンサーに 茶菓子をタダで食わせないという
出口家の 堅い信念が窺えるのであります。」
(緑っち宮司)
( `m´)つ 「…俺の股間の キャラメル餅を食えば エエんやで♪」
|・)
|・) 「おーーーーーーーーーっと!
吉田神道の キャラメル餅が 不埒な乱入を果たしてきた所で
デスマッチの四角いジャングルと化した 万祥軒より 失礼いたします。
皆さん 御機嫌よう!!」
|ミ サッ!