ムハンマドに祝福を捧げる祈りを行う事によって
アラーと 諸天使より 自己に祝福が注がれて
善報と 罪の消除が授けられ
恥辱や惨めさを免れ
ムハンマドもまた その者に挨拶されるなどの功徳が授けられるとされ
以下のように 誦す事で
その者のために 七天の門が開かれるとされる。
★「アッラフンマ・サッリ・サラータン・カーミラタン
ワ・サッリム・サラーマン・ターマン
アラー・サッイディナ・ムハンマディ
ルラドヒー・タンハッル・ビヒルカドゥ
ワ・タンファルジュ・ビヒルクルブ
ワ・トゥクダ・ビヒ・ルハワーイジュ
ワ・トゥナール・ビーヒッラグハーイブ
ワ・フスヌ・ルクハワーティム
ワ・ユスタスカー・ルグハマーイム
ビワジュヒヒ・ルカリーム
ワ・アラー・アーリヒ・ワ・サヒビヒ・フィー
クッリ・ラムハティン・ワ・ナファシン・ビアダディ・クッリ
マルーミン・ラカ。」
「コーランの読誦によって功徳を受ける」
コーランの「フッスィラ」を読誦する事で
10倍の善報が授けられるとされ
この世において アラーをふさわしく讃美した事になり、
最後の審判の時には 自己が誦した「フッスィラ」が
自己の目の前で光り輝くとされ
また 眼病にも癒しの効果があるとされる。
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○ フッスィラ
http://www.way-to-allah.com/jp/quran/41.htm
「ハー・ミーム。
(これは)慈悲あまねく 慈愛深き御方からの啓示である。
印が詳細に解明された啓典 理解ある民へのアラビア語のクルアーンで
吉報と警告(を伝えるもの)である。
だが 彼らの多くは 背き去って 聞こうとはしない。
そして 彼らは言う。
「私達の心には あなたが招く事に 覆(おお)いが かけられている。
また 私達の耳は遠く しかも 私達とあなたの間には 幕がかかっている。
それで あなたは自分の(望みの)事を行え。
私達も 自分の(望みの)事を行う。」
言ってやるがいい。
「私は あなた方と同じ人間に過ぎない。
ただ あなた方の神は 唯一の神である事が 私に啓示された。
それで 彼に向かって まっすぐに傾倒し 彼の御赦しを祈りなさい。
多神教徒こそ災いであり そのような者が 喜捨(きしゃ)を行わず 来世を否定する者である。
本当に信仰して 善行に勤(いそ)しむ者には 尽きる事のない報奨がある。」
言ってやるがいい。
「あなた方は 2日間で大地を創られた彼を どうして信じないのか。
しかも 彼に同位者を立てるのか。彼こそは 万有の主であられる。
彼は そこに(山々を)どっしりと置いて 大地を祝福なされ
更に4日間で その中 すべての(御恵みを)求めるもの(の必要)に応じて 御恵みを規定なされた。
それから まだ煙(のよう)であった天に転じられた。
そして天と地に向かって
『両者は 好むと好まざるとに関わらず 我に来たれ。」と仰せられた。
天地は(答えて) 『私達は喜んで参上します。』と申し上げた。
そこで彼は 2日の間に7層の天を完成なされた。
そしてそれぞれの天に命令を下し
(大地に)近い天を 我は照明で飾り 守護した。
これは 偉力ならびなく 全知なる御方の摂理である。」
それでも 彼らが 背き去るならば 言ってやるがいい。
「あなた方に アードとサムードの(被った)落雷のような災難を警告する。」
使徒たちが 彼らの前から また後ろから 彼らの所にやって来て
「アッラーの他 何ものにも仕えてはならない。」と告げた時の事を思い起こせ。
彼らは言った。
「私達の主の御望みならば 必ず天使を御遺わしになるはずである。
だから あなた方が持って来たもの(啓示)を 私達が信じるわけがない。」
アード(の民)については 正当な拠(よ)り処(どころ)も無いのに 地上で高慢になり
「誰が 私達よりも 力が強いのでしょうか。」などと言った。
彼らを創られたアッラーこそ 力が強いという事を考えないのか。
しかも 我の印を拒否するとは。
だから我は 災厄の数日間にわたり 暴風雨を彼らに送って
現世において 屈辱の懲罰を味わせた。
だが 来世の懲罰は 更に屈辱を与え 誰にも 彼らは助けられない。
また 我はサムード(の民)を導いた。
だが 彼らは導きよりも 盲目の方を良いとした。
それで 彼らが稼いでいた(行いの)為に 不面目な懲罰の落雷が 彼らを襲った。
だが 我は信仰し 主を畏(おそ)れる者は 救った。
その日 アッラーの敵は集められ 火獄への列に連なる。
彼らが(審判の席)に来ると その耳や目や皮膚は
彼らの行ってきた事を 彼らの意に背いて証言する。
すると彼らは (自分の)皮膚に向かって言う。
「あなた方は なぜ 私達に背いて 証言をするのですか。」
それらは(答えて)
「すべてのものに語らせられるようにされたアッラーが 私達に語らせられます。
彼は最初に あなた方を創り そして 彼の御許に帰らせられます。」と言う。
また 「あなた方は 自分の耳や目や皮膚が あなた方に背くような証言など出来ない(と思い)。
自分を庇(かば)う事もしなかった。
いや あなた方は 自分の行っていた事など アッラーが沢山知っておられる訳がないと 考えていた。
だが あなた方の主について考えた この事が あなた方を破滅に落(おと)し入れ 失敗の原因となった。」
それで 彼らが例え耐え忍んでも 業火は 彼らの住まいであり
たとえ御情けを願っても 慈悲にあずかれない。
我は 彼らに(は立派に見える)仲間(の悪魔)を宛(あ)てがって置いた。
それで 彼ら以前の事も 以後の事も
彼らにとっては 立派に思われた。
そして 彼ら以前に過ぎ去ったジンと人間の 諸世代に下された言葉通りの事が 彼らに実証された。
彼らは 完全な敗北者となった。
信じない者は言う。
「クルアーンに耳を傾けてはなりません。そしてその(読誦)中にしゃべりまくりなさい。
そうすれば あなた方は 圧倒出来ます。」
そこで我は 不信心な者に強い懲罰を味わせ 彼らの最も醜悪な行いに応報する。
それはアッラーの敵への報酬 業火である。
その中が 彼らのための永遠の住まいである。
わが印を拒否していた事に対する報酬である。
すると不信心の者は 「主よ ジンと人間の中で 渡したいを迷わせた者に 会わせて下さい。
足の下に踏みつけて 最も卑しい者にしてやります。」と言う。
本当に 「私達の主は アッラーであられる。」と言って
その後 正しくしっかりと立つ者 彼らには
(次から次に)天使が下り「恐れてはならない。また憂(うれ)いてはならない。
あなた方に約束されている 楽園への吉報を受け取りなさい。(と言うのである)。
我は現世の生活においても また来世においても あなた方の友である。
そこでは あなた方の魂は 望むものを得 そこでは あなた方の求めるものが得られる。
寛容にして慈悲深い御方からの歓待である。
人びとをアッラーの許(もと)に呼び 善行をなし
「本当に私は ムスリムです。」と言う者ほど 美しい言葉を語る者があろうか。
善と悪とは同じではない。
(人が悪をしかけても)一層善行で悪を追い払え。
そうすれば 互いの間に敵意ある者でも 親しい友のようになる。
だが よく耐え忍ぶ者たちの他には それは成し遂げられないであろう。
格別 幸運な者たちの他には それを成し遂げられないのである。
それからもし 悪魔の煽動が あなたを唆(そその)かしたならば(どんな場合でも)アッラーの御加護を祈れ。
本当に 彼は全聴にして 全知であられる。
夜と昼 また太陽と月は 彼の印の中である。
それで太陽にも月にもサジダするような事をしてはならない。
それら(両方)を創られた アッラーにサジダしなさい。
あなた方が仕えるのなら 彼にこそ仕えなさい。
もしも 彼ら(不信心者)が高慢で(主に仕えることを侮って)も
主の御許にいる者たちは 夜も昼も彼を讃え 弛(たゆ)む事を知らない。
彼の印の一つを あなたは荒れ果てた大地に見る。
我がその上に雨を降らせると 動きだし 盛り上がる。
本当に それに生命を与えられた方は まさに死者を甦らせられる方である。
彼は あらゆる事に全能である。
わが印の曲解者は 我から隠れられない。
火獄に投げ込まれる者となるのがよいのか
それとも 審判の日に安心して来られる者となるのがよいのか。
あなた方が好む通りに行いなさい。
本当に 彼は あなた方の行う事を見守られる。
訓戒(クルアーン)が 彼らのもとに来た時
それを拒否した者は(我から隠れられない)。
本当にそれは偉大な啓典であり
虚偽は 前からも後ろからも 近づく事は出来ない。
これは 英明で讃美すべき方からの啓示である。
あなたが不信者に言われている事は
あなた以前の使徒たちが 言われた事と同じである。
本当にあなたの主は 寛容の主であり また厳罰の主であられる。
我が クルアーンを外国語で下したならば
彼らはきっと 「この印は どうしてはっきり述べられないのでしょう。
何と アラビア人(の使徒)に外国語(の啓示)なのですか。」と言う。
言ってやるがいい。
「それは信仰する者にとっては導きであり 治療である。
だが信じない者は その耳が鈍くなり またそれが(分らず)盲目である。
彼らは 遠い所から呼びかけられる(ようなも)のである。」
我は確かに ムーサーに啓典を授けたのだが それについて異論が起こった。
もし主から(審判の時に就いて)前もって 御言葉が下っていなかったならば
その時 彼らの間は解決されていたであろう。
だが 彼らはまだ疑いを抱き 半信半疑でいる。
善行をなす者は自分を益し 悪行をなす者は自分を損なう。
あなた方の主は その しもべを不正に取り扱われない。
(審判の)時に関する知識は 彼だけが知るところ。
彼が知らずに 一つの果実も その外皮から出てくるものではない。
また女や雌(メス)が子を宿す事も 分娩する事もない。
その日 彼らに尋ねられる。
「我の同僚とやら(の偶像たち)は どこにいるのか。」
彼らは申し上げよう。
「あなたに御伝えします。私達の中には 一人の証人もおりません。」
彼らが先に拝していたものたちは 彼らを捨てて隠れてしまい
そこで彼らは 逃げ場もない事が分る。
人間は幸福を祈って 疲れる事を知らない。
だが不幸に見舞われると 落胆し 絶望してしまう。
災厄にあった後 我の慈悲に浴させると
彼は必ず 「これは 私(の力)には当然の事です。
(審判の)時が 来るとは考えられません。
また主に帰されても 私は 彼の御許で 褒美をもらいます。」と言う。
だが 我は これら不信心の者に対し その行った事を示し 必ず手荒い懲罰(ちょうばつ)を味わせる。
我が人間に恩恵を示せば 彼は脇を向いて
(我に近づかず反(そ)って)退き去る。
だが 一度災厄にあえば 長々と十分に祈る。
言ってやるがいい。
「あなた方は 考えないのか。
もしそれが (本当に)アッラーから(下された)ものであっても
あなた方は信じないのか。
遠く離れ去って分裂する者ほど 酷(ひど)く迷った者が(ほかに)あろうか。」
我は わが印が真理である事が
彼らに明白になるまで
(遠い)空の彼方において また 彼ら自身の中において(示す)。
本当に あなた方の主は すべての事の立証者であられる。
その事だけでも 十分ではないか。
ああ 彼らは 主との会見について 疑っているのか。
本当に 彼こそは すべてのものを取り囲む方であるのに。」
「自己を解脱へと至らせる眞言」
数多く誦す事で 自己を速やかに解脱へと至らせるとされる。
★「オン・シュリ・ラマヤ・ナマー
オン・ラムバドラヤ・ナマー
オン・ラマチャンドラヤ・ナマー。」