| 京都 |
|・) 「視聴者の皆さん こんにちは
チラリズム秋元、本日も 京都に来ております。」
|・) 「さて 京都の味覚と言いますと
お好み焼きのルーツとされております、
一銭洋食発祥の地とされております。」
(一銭洋食)
|・) 「一銭洋食とは
ネギや肉 こんにゃく 天かす 卵などを
薄い生地で包んで焼き上げ、ソースをかけたものという事であり、
京都では いつの時代も ヤングの間で 人気沸騰という事でございまして
ご覧下さい
亀岡の うら若き乙女達が
恥も外聞もなく 無我夢中で 一銭洋食をパクついております!」
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○ ○ ○
|・) 「さあ そういう訳でありまして
本日は 天恩郷にて
大本本部 VS 大本信徒連合会の 一銭洋食対決という訳でありまして、
つまり 美味しい一銭洋食を作った教主の方に 軍配が上がるという
見ようによっては 教主の料理の腕が試される 過酷な 一本勝負であります。」
|・) 「そして どちらの教主の作った 一銭洋食の方が美味しいかの判定を下すには
審査員が必要であります。
本日の審査員は
世界三大グルメ都市の1つと呼ばれております
山口県 田布施町より 招かれた
天行居 理事長、友清すずよんであります。」
(友清鈴世)
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|・) 「すずよんでありますが
今日は 初めての天恩郷入りという事で 若干 緊張気味のようでありまして
ここは1つ リラックスして 審査にのぞんで頂きたい。」
|・) 「さあ 両選手の入場であります。
エプロン姿の2人が今 天恩郷の特設キッチンに入り 調理に入りました。
女教主は 腕まくり、と言った感じであります。」
(出 口 紅) (出口春日)
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|・) 「こうやって 会場内を見回しますと
2人の選手が女
審査員も女
そして実況アナウンサーは 一応女、という事でありまして
21世紀の玄学界は 得てして 女の時代と言った所でありましょうか。」
|・) 「そして 本日のルールでありますが
制限時間45分、その間に 調理を済ませていなくてはなりません。
そして 神前に 一銭洋食を捧げた後で
審査員が食して 判定を下す訳でありますが
実況アナウンサーにも 少し味見をさせて頂けるように願いたい!」
|・) 「さあ スタートより37分を経過いたしました。
手際よく調理していた両選手、
作り終えた合図を出しております。
では 審査の前に 2つの一銭洋食を 神前に捧げて頂きましょう。」
(出 口 紅)
ζ~( `m´)~ζ 「…それでは 大本皇大神に お捧げ致しまして」
(友清鈴世)
ζ~( `m´)~ζ 「…お待ち下さい。
大本皇大神などと言う神は おりません。
天照大御神に捧げるのが 筋というもの。」
(出 口 紅) (友清鈴世)
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|・) 「おっと
ここで 大本皇大神と天照大御神の どちらに捧げるかで
選手と審査員の間で モメております。
ここは 大本皇大神と天照大御神の 中間を取って 大日如来というのが
一番 平和的であるように 思われますが」
(出 口 紅)
ζ~( `m´)~ζ 「…大本皇大神より 教主をお選び頂きます訳ですから」
(友清鈴世)
ζ~( `m´)~ζ 「…ここは日本ですので 天照大御神でなくてはいけません。」
(出 口 紅) (友清鈴世)
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|・) 「このような所で 出口 VS 友清の 対決であります。
大正時代から続く 深い因縁のなせるわざでありましょうか。
そこで 宮地神仙道の漁夫の利、
モメている間に ちょっと 両選手の焼いた 一銭洋食を味見させて頂く事にしましょう。」
|・)ノ○ ○
|・) 「これは甲乙つけがたい。
よって わたくしが お茶を飲んでいる間に
もう一枚ずつ焼いて頂きたいのでありますが」
(友清鈴世)
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(出 口 紅) (出口春日)
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|・) 「おっと 大本二派と 天行居の 変則タッグマッチ、
崖っぷちの 実況アナウンサーであります。
せめて もう1枚 一銭洋食を食べたかった所でありますが」
(緑っち宮司)
( `m´)つ( 吉田神道 ) 「…吉田神道の一銭洋食が 焼きあがったから
美味しく頂くんやで♪」
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|・) 「おーーーーーーーーーっと!
吉田神道の 未確認 粉モノ物体が 飛び込んできた所で
それでは 天恩郷より 失礼いたします。
皆さん 御機嫌よう!!」
|ミ サッ!