| 大本本部 |
|・) 「視聴者の皆さん こんにちは。
チラリズム秋元でございます。
本日も 大本本部では "生きがい講座"が 開講され、
講座の後には 室町時代からの伝統があり、
"虎屋の歴史は 和菓子の歴史" とさえ言われておりますが、
その 虎屋の羊羹が供されるという情報が入りまして、
羊羹が目的という訳ではないと 言い訳を申しつつ
突撃取材を行います。」
|・) | 生きがい講座 |
|・)
( `m´)( `m´)( `m´)
( `m´)( `m´)( `m´)
( `m´)( `m´)( `m´)
(出 口 紅)
ζ~( `m´)~ζ 「…皆さん
本日の生きがい講座は、
前回の 体霊に関する講義の続きでありまして、
講師は 大・物主(ダイ・ウーチュー)先生でありますが」
(出 口 紅)
ζ~( `m´)~ζ 「…講座後の 喫茶の お茶と羊羹は
大本憲兵隊が 見張っておりまして
つまみ食いは不可である事を 御断り申し上げておきます。」
|・)
|・) 「おっと
紅(くれない)のおばちゃまが
わたくしの方を熟視しながら つまみ食いが不可能であると断言をしております。
お茶と羊羹は あちらに用意されているようでありますが」
(羊羹)(羊羹)(羊羹)(羊羹)(羊羹)
⊂( `m´)つ⊂( `m´)つ⊂( `m´)つ |・)
|・) 「確かに つまみ食い防止を監視する 大本憲兵隊の隊列が
お茶と羊羹の前に 立ちはだかり
あたかも 人間要塞と言った感じが致します。」
(大 物 主)
( `m´)「…諸君
昨日は 一霊四魂の影とも言うべきものが 体霊(七魄)であり、
それらは太陽と月と 五星に それぞれ照応している事を述べた。
それでは 体霊(魄)に関する続きである。」
(大 物 主)
( `m´) 「…人間というのは 一霊(真我)の種は具足しているのだが、
それは 暗い霧に包まれて 眠り込んでいる胎児のような状態で、
一般人は 一霊が目覚める事なく 胎児のようなままで一生を終える。
一霊を目覚めさせ それから成長させてゆくのが いわゆる悟りであり、
そうしなくては 解脱する事ができない。」
(大 物 主)
( `m´) 「…一霊(真我)が覚醒するまでは
体霊(七魄)=自分となってしまう。
体霊(七魄)とは
祖先から引き継いだ部分
食べ物によって構成された部分
環境・生き方や 思考などによって発達した部分
性交などによって 他者と混ざり合った部分など 色々な要素が混ざりあって 成り立っているが、
そうして 臨終の時に 七魄のうちのいずれかが 過重になっていれば、
その魄の性質の地獄界や 餓鬼界 阿修羅界などに引っ張られてゆき
そこに 転生する事になる。」
(大 物 主)
( `m´) 「…一霊(真我)が覚醒していれば
自己の魄を 客観的に見る事ができ、
体霊(七魄)=自分とは 決してならないが故に 解脱できるのである。」
(大 物 主)
( `m´) 「…善行を積んで 善処に至った者であっても
一霊(真我)が覚醒していなければ
やがて 残りの幸魂が尽きる時に また転生しなければならなくなる。
もしくは 子孫が罪過を重ねている時、
その祖先の幸魂を代償として取られ、祖先を地獄に落とす事にもなる。」
(大 物 主)
( `m´) 「…そして オン・マニ・ペメ・ウンの真言は
六道輪廻する因縁を浄化する功徳があると伝えられているが、
つまり この真言には 自己の体霊(七魄)を浄化する力があるとも言える。」
(大 物 主)
( `m´) 「…ノーシスでは それぞれの惑星に照応する地獄が存在するとされ、
例えば 体霊(七魄)の中で
淫は 金星のネガティブな側面であり、
人生の中で 淫の体霊(魄)が最も過度に増長した者の場合、
死後は 照応する 金星の地獄に入ると教えられているが
体霊(七魄)と地獄の照応として 分かり易いものである。」
(大 物 主)
( `m´) 「…であるので
例え 解脱まで至らなかったとしても、
自己を 悪趣に堕ち入らざらしむる為に
体霊(七魄)を制し 可能な限りそれを減ずるように努めねばならない。」
(出口春日)
ζ~( `m´)~ζ 「…紅(くれない)! 今日こそ 決着をつけてやる!!!」
|・)
|・) 「おっと
大本信徒連合界の はるひんが
この2階まで 窓から登っての登場、
まさに 大本界の くノ一と言った具合でありますが」
(出 口 紅)
ζ~( `m´)~ζ 「…飛んで火に入る 夏の虫
こちらこそ 望む所だ!!」
|・) 「紅(くれない)の おばちゃまが
言葉の正攻法で 応じております。
さあ ここに 2人の女教主が
互いの生きがいを求めて 早くも闘いの火花が
この会場に散っている訳でありますが」
|・) 「宮地神仙道の 漁夫の利、
腹が減っては 実況が出来ぬ、
大本二派デスマッチが 始まります前に
実況アナウンサーが
ちょっと お茶と羊羹で 腹ごしらえをさせて頂く事にしましょう。」
(出 口 紅) (出口春日)
ζ~( `m´)~ζ |・)! ζ~(`m´ )~ζ
|・) 「おっと
実況アナウンサーが 羊羹に近づこうとした刹那、
左右からの 挟み撃ちであります。
さすがここは 出口家の女達の 華麗なる連携プレーと言った所でありましょうか。
しかしせめて 羊羹を一口でも かじり
京都の味を 噛みしめたかったものでありますが」
(緑っち宮司)
( `m´)つ 「…俺の股間の羊羹を食べて 大阪の味を 噛みしめるんやで♪」
|・)
|・) 「おーーーーーーーーーっと!
吉田神道の 性欲の羊羹が乱入してきた所で
ついに お茶も飲めなかったまま
大本本部より 失礼いたします。
皆さん 御機嫌よう!!」
|ミ サッ!