(三昧耶金剛)
3遍誦す。
「我等与衆生直到成正覚(がとうよしゅじょうじきとうじょうしょうかく)
帰依仏(きえぶつ)
帰依法(きえほう)
帰依僧(きえそう)。」
3遍誦す。
「所作布施等修持諸功徳(しょさふせとうしゅじしょくどく)
願利益一切衆生而成仏(がんりやくいっさいしゅじょうにじょうぶつ)。」
色が混ざり合った蓮華があり
蓮華の中央の月輪があり
月輪の中央に 緑色の「ハ字」があり
「ハ字」
「ハ字」が 三昧耶金剛に変じる様子を観じる。
三昧耶金剛の上丹田に 白色の「オン字」があり
喉元に 赤色の「アー字」があり
胸の中央に青色の「ウン字」がある様子を観じ
「ウン字」より光が放たれて 智慧の諸尊を集める様子を観じて誦す。
「ザ・ウン・バン・ホー。」
再度 光を放って 五大仏部を招き
八種の供物を捧げると観じつつ誦す。
「オン・パンザ・クラ・サパリヴァラ
アルガム・パダム・プペ・ドゥペ
アロケ・ガンデ・ネウデ・シャプタ・パルティザ・ウン・ソーハー。」
「アー
一切如来(いっさいにょらい)
請賜予他灌頂(じょうしよたかんじょう)。」
ここで 一切如来より宝瓶に入った甘露を 自己に降り注がれ
灌頂となる様子を観じる。
三昧耶金剛の胸の中央に 色が混ざった金剛杵があり
金剛杵の中央部分は 緑色の「ハ字」があり、
金剛杵より 甘露が流出して
自己の頭頂より流入して 全身を内側より洗い流して
穢れや業障などを含んで黒ずんだ甘露が
毛穴より排出される様子を観じつつ何遍も誦す。
「オン・アー・パンギャ・ディカ・ハ・ウン。」
1遍誦す。
「出于無知与困惑(しゅつうむちよこんわく)
我違反且毀損我的承諾(がいはんしゃきそんがてきしょうだく)
アー
上師護佑者(じょうしごゆうしゃ)
請保護我(じょうほごが)
金剛持有者主尊(こんごうじうしゃしゅそん)
にん本質為大悲心(にんほんしついだいひしん)
我帰依一切衆生大怙主(がきえいっさいしゅじょうだいこしゅ)。」
(回向)
「願我以此諸功徳(がんがにししょくどく)
浄化一切垢染与阻碍(じょうかいっさいくせんよそげ)
願為利益一切衆生而成仏(がんいりやくいっさいしゅじょうにじょうぶつ)。」