左右の小指と薬指を内縛し
左右の中指を立てて 指先の間を3センチほど開け
左右の人差し指の先を 中指の甲に載せて
親指は立てて曲げるが 指先が人差し指につかないようにして
手印を結んだ両手を胸の中央に当てて誦す。
「オン・マハーチャンタ・パドメスヴァラ・ビビタルパ・ビカタ
パドマ・ダムスタカラロクラ・ビサナヴァカタラ・サルヴァトゥスタ
フリダヤム・カダヤビガナム・パドマ・チリティティ
チリティ・フーム・スヴァーハー。」
そのようにして
須弥山の如くに七宝を積み重ねて供養して得られるほどの福が得られる。
「ヴィシュヌ神から種々の功徳を受ける」
ヴィシュヌ神を拝して それぞれのマントラを誦す事で
それぞれ固有の功徳や加持が得られるとされています。
(良い視力が授けられる)
★「オン・ウディルナーヤ・ナマー。」
(一切の悉地が授けられる)
★「オン・ブラフマクルト・ブラフマネー・ナマー。」
(子孫が授けられる)
★「オン・ブラフマネー・ナマー。」
「大吉義神呪経」
「大吉義神呪経」の16文字でも
誦したり 他者に教えたりする事で
転輪聖王となり 梵福を成就し
無数の諸仏を供養したのと同じくなり
菩提の道が得られるが、
この経文に不信の念を起こす事で
その人は地獄に堕ちるとされます。
以下 「大吉義神呪経」の一部です。
「世尊説是最上呪界(せそんせつぜさいじょうしゅかい)
我今亦欲助仏説呪(がこんやくよくじょぶっせつしゅ)
仏説呪界人天之中無与等者(ぶっせつしゅかいにんてんしちゅうむよとうしゃ)
億数諸天(おくすうしょてん)
聞説是呪者各皆随喜(もんせつぜしゅしゃかくかいずいき)
威光熾盛故説斯呪(いこうしじょうこせつししゅ)
若聞於我説是呪者(にゃくもんおがせつぜしゅしゃ)
夜叉羅刹悉皆避走百由旬外(やしゃらせつしっかいひそうひゃくゆじゅんげ)
呪所住処若城邑聚落国土方面(しゅしょじゅうしょにゃくじょうゆうじゅらくこくどほうめん)
夜叉羅刹鬼神之衆(やしゃらせつきじんししゅ)
不能悩害彼持呪者(ふのうのうがいひじしゅしゃ)
無能伺求令得其便(むのうしぐりょうとくごべん)
先所憶経我今欲説(せんしょおくきょうがこんよくせつ)
決定必能擁護一切(けつじょうひつのうようごいっさい)
即説呪曰(そくせつしゅわつ)
チャリ・チュリ・ムリムリ・ピリ・ピリ・フリ・フリ・フリフフ
ピリピリ・ブピリ・ブピリ・ブルブル・ユルユル・パティ・パティ
ナティ・ナティ・カリカリ・ブリブリ・シティ・シティ・シリシリ
シリシリ・マティ・マティ・ウル・ウル・ルル・ルル・プル・プル
ダリダリ・スリスリ・バリバリ・バリバリ・ププリニ・ヤティ・ヤティ
ナセナセ・セリセリ・パリサリ・イチェ・イチェ・ミチェ・ミチェ
ピチェ・ピチェ・ジャリ・ジャリ・タジタジ・ムミ・ムミ・ピチェ・ピチェ
ブミブミ・ナラナラ・ラサラサ・ピリピリ・クシチェ・クシチェ
プージェ・プージェ・ニクシ・ニクシ・クシニ・クシニ・ピクシ・ピクシ
ラシラ・シパリニ。」