宮地神仙道

「邪しき道に惑うなく わが墾道を直登双手
または 水位先生の御膝にかけて祈り奉れ。つとめよや。」(清水宗徳)

「ボン教における 水の元素の修練」

2020年04月02日 | Weblog




ボン教における 玄胎結成に関わる行法が掲載されている本は
何冊か出版されていますが、

ボン教の そういった行法も
やはり 頻繁に諸神格への礼拝供養を行い
宗教的な生活を送りながら 
五臓と五元の関連を認識しつつ
行法の成就の加持を祈願しながら行うものとなっており、

単純に 行法だけを 切り取っておこなう形では
成就は難しそうです。

以下 ボン教における 水の元素の修練法です。

座して目を閉じ
自己の身体の中央を まっすぐに貫く 青色の霊的脈管を観じ
息を吸い込みながら
自己が その青い光に融け込んで
青色の仏身の ダーキニーに変じ、
右手にクロコダイルが描かれた幡を持ち
左手に 水の精髄を満たした瓶を持っていて
両腎に至り

両腎に至ったところで
右手に宝石を持ち 
左手に 水の精髄を満たした瓶を持っている様子を観じる。



息を吐きながら 青色の仏身の ダーキニーが
水の精髄を放って その精髄が 無数の小さな青色の仏身の ダーキニーに変じ
自己の血液に吸収される様子を観じる。



それから 息を吸いながら
無数の小さな青色の仏身の ダーキニー達が
自己の左鼻孔に至り、
それぞれの手に 腎臓から得た水の精髄を満たした瓶より、
中央の霊的脈管に 水の精髄を注ぎ出す。

水の精髄は 中央の脈管から やがて全身を満たす。



再び 息を吐きながら 青色の仏身の ダーキニーが
水の精髄を放って その精髄が 無数の小さな青色の仏身の ダーキニーに変じ
自己の血液に吸収される様子を観じる。
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「善夜経」

2020年04月02日 | Weblog



「善夜経」の わずか4文字でも
受持したり 他者に教えたりする事で
横変死や災厄や衰悩などを免れ
大菩提心が失われず 宿住の智が得られるとされます。

以下「善夜経」の陀羅尼で
受持する事で善を増し 悪を滅するとされます。

「タドヤター・エトゥ・エトゥ・ナトゥミルニ
 ケルニ・イドク・スドタリチャララ・ナラタ
 ナラマルル・ガルル・アヴァトラノネ・ソカニル
 バラダサレ・タラクレ・タレダートゥ・ノドゥ
 ティーラーウ・バタバティ・ヤバティエセ・スヴァーハー

 タドヤター・アラカーテ・ナラカーテ・バムスカ
 バエエ・カボラカ・バエエ・ボタネ・スヴァーハー

 タドヤター・ニミニミンダリ・ティミ・ティミンガリ
 トライロキ・アヴァロカニ・トリスラダラニ・アクピニ
 クリミー・クルティ・キリキリ・クドト・クドト
 クド・クドシ・クド・クドシ・クルティ・クビティ。」

「タドヤター・ヒリ・ミリ・チリ・イリ・ミリ
 ビサチヴァールナー・サバリ・チリ・チリ・スヴァーハー。」
 
 
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「新型肺炎に対しても適用される 自他や鬼神に甘露を得させ 悪病や病毒が除かれる法」

2020年04月02日 | Weblog




観世音菩薩に礼拝や供養を捧げて行う事で
自他、特に自己が借りを作ってしまった相手、
そして鬼神に甘露を得させ、
そして 自他の悪病や病毒が除かれるとされ、
新型肺炎に対しても適用されます。


胸の前で合掌し
左右の中指の間を開き
左右の人差し指の先を 中指の背に載せて
親指の先を 薬指の側面の中央に載せて誦します。

「ナモ・ラトナ・トラヤーヤ
 ナマ・アヴァロキテシュヴァラヤ
 ボディサットッヴァヤ・マハー・サットヴァヤ
 マハー・カルニカーヤ・ダドヤター
 ラティテ・トルチッティ・アガッチャ・アガッチャ
 バガヴァム・アリャ・ヴァロキテ・スヴァラ
 サメ・シッディ・アヌプラエッチャ・スヴァーハー。」
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「宝鏡三昧」

2020年04月02日 | Weblog






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「如意摩尼陀羅尼経」

2020年04月02日 | Weblog



以下 「如意摩尼陀羅尼経」の一部です。


「爾時(にじ)
大梵天王索訶世界主(だいぼんてんおうさくかせいかいしゅ)
白仏言世尊(びゃくぶつごんせそん)
我為利益一切衆生(がいりやくいっさいしゅじょう)
於此正法亦説(おししょうぼうやくせつ)
陀羅尼眞言章句(だらにしんごんしょうく)

タドヤター・ヒリミリ・チリ・スヴァーハー

ブラフマサーレ・サーレ・スヴァーハー

ブラフマ・ガルベ・プスパ・サムスタレ・スヴァーハー

世尊我此陀羅尼名梵天杖(せそんがしだらにみょうぼんてんじょう)
擁護一切有情(ようごいっさいうじょう)
遠離中夭不生恐怖(おんりちゅうようふしょうくふ)
亦能除滅一切罪業(やくのうじょめついっさいざいごう)。」
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「目を明らかにする呪」

2020年04月02日 | Weblog



「無垢清浄光(むくしょうじょうこう)
慧日破諸暗(えにつはしょあん)
能伏災風火(のうぶくさいふうか)
普明照世間(ふみょうしょうせけん)
オン・タレ・トゥタレ・トゥレ
ママアユ・フヤジャナ・ベイジェン・グル・ソーハー
オン・アー・ウン・ペメペメ・チュプ・ソーハー
オン・マニ・ペメ・ウン
タドヤター・オン・フヤフヤ・フトゥフトゥ・グリグリ
ザシュメイゼシャ・ゼヤザー・ソーハー。」





以下 ネットに投稿されていた体験談のコピペです。

++++++++++++++



これは、『幽霊』と思われるものに家で遭遇した話。


昔のことになるが、家族で晩ご飯を食べていたら、
勝手口から急に着物姿の物凄い顔をした婆さんが訪ねて来た。



しかも、5~6歳くらいの小さい男の子も一緒に。

その光景に家族みんなは戦慄して、
婆さんが男の子の手を引いて家に上がって来ても誰も何も言えなかった。

その後、婆さんが黙ったまま奥の座敷の方に消えていってから、
母が涙目で警察を呼ぼうと騒ぎ始めた。


なので、まずは俺と親父で様子を見てくることにした。


椅子を軍船の衝角のように構えて座敷に向かうと、そこには婆さんと男の子の姿はなかった。


その代わり、衣冠を身に着けた平安貴族のような人が怒った顔で座敷に座っていて、
笏で座敷に祀ってある神棚を指しながら
「次も助けてもらえると思うな!」と怒鳴ってスーっと消えてしまった。

神棚は亡くなった祖父母が設置したもので、
二人がいなくなってからは誰も面倒見ずに埃まみれになっていた。


ひょっとしたら、あの平安貴族のような人は神様で、
俺たちをあの婆さんから守ってくれたのかもしれない。


今では神棚を綺麗にして、毎日供物も捧げるようにしている。


そのおかげか、それ以降は幽霊のようなものが現れることはない。

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( 天理教 学生生徒修養会 )

2020年04月02日 | Weblog



+++++++++++++++

   ■ 裏天理時報 ■


(中山善司)               
(  `m´)  「…辛いピザは 好きなんですけれど、

           チーズを そのまま食べる事はないですねー」



(中山善司)               
(  `m´)  「…私が子供の頃は

           生クリームのケーキや ナチュラルチーズというのが

           まだ珍しいものでした。

           そして 初めてナチュラルチーズを食べてみた時、

           私の口に合わないと 分かったんですよ」


+++++++++++++++



           | ■□  天理教本部 ■□ |


|・) 「視聴者の皆さん

     天理教本部より こんにちは
       
     チラリズム秋元でございます」


|・) 「さて 天理教の中には

     青年会の 下部組織である

     天理教学生会がありまして」


|・) 「本日は

     その学生会の 最大イベント、

     学生生徒修養会に ようぼくの卵である

     若き男女が集うという 情報を入手いたしまして」


|・) 「男女7歳にして 席を同じくしてきた

     その男女が結集して行う 天理教イベントの様子とはいかに、

     それを探るべく

     これより 会場に突入いたします!」



           | ■□  会場 ■□ |


         \  南無 天理王命ーーーーー!!! / 

    (  `m´)ζ~(  `m´)~ζζ~(  `m´)~ζ
     ζ~(  `m´)~ζ (  `m´)(  `m´)
       ζ~(  `m´)~ζ(  `m´)ζ~(  `m´)~ζ


|・) 「さあ 早くも

     怒涛のように渦巻く 天理王コール!

     学生たちの それぞれの心の中の ようぼくの魂が

     しきりに燃えて 天理王を呼んでいる!」


(中田善亮)
(  `m´)   「…学生の皆さん、

            盛り上がっておられまして 何よりです。

            まあ ともかく

            修養会では 男女が同じ空間に密集するわけですが、

            非日常的空間の 開放感から

            ハメを外されないように

            表統領から お願いしておきます」


|・) 「おっと

     学生の輪の外から

     40年ほど前の学生が

     狂乱の青春のなりゆきを

     見つめているようであります。

     さあ よみがえれ 美しき青春!」


(中田善亮)
(  `m´)           |・)



(中田善亮)
(  `m´)つ   「…宮地神仙道のクソガキが     |・)!

             また 勝手に実況しているのか!

             学生たちに 捕獲させなければ」



|・) 「それでは 学生たちの

     青春の高揚の渦の中に 

     わたくしも飛び込みまして

     わたくしも一曲 歌わせて頂こうと思います。」



♪さよならの向こう側
https://www.youtube.com/t/terms?preview=20200331

|・) 「欲や高慢や おしむ心も 払う道があると
     教えてくれたのは おやさまでした
     世界 一列たすけるために 天理王命
     知らせてくれたのも おやさまでした

     役員の高級車が並ぶ 大教会
     振り返る事なしの お別れです
     宴会で献金浪費する 大教会
     これでは 天理教と言えません

     役員の説教顔 役員の高級車
     献金のノルマ 神様商売のすべてを
     きっと私 忘れません
     建前で ひのきしん しないで下さい

     神の心に立ち返って下さい
     神の心に立ち返って下さい
     神の心に立ち返って下さい
     神の心に立ち返って下さい
     神の心に立ち返って下さい
     献金の代わりに

     露骨であるほどに 信者獲得を指示し
     中身無い言葉で ノルマ与えてくれたのは
     婦人会でした

     時として1人が 2人の信者を勧誘する
     においがけを 押し付けてくれたのも
     婦人会でした

     百万人会員獲得は 誰のため?
     百万の次は 二百万です
     百万人会員獲得は 何のため?    
     ようぼくたちに 無理ばかり

     正月の本部食堂 婦人会の大奥行列
     婦人会の食事会 すき焼き鍋囲む姿を
     きっと私 忘れません
     止められても振り返らないで ゆきます

     神の心に立ち返って下さい
     神の心に立ち返って下さい
     神の心に立ち返って下さい
     神の心に立ち返って下さい
     神の心に立ち返って下さい
     献金の代わりに」




(中田善亮)
(  `m´)つ   「…一番早く クソガキを捕獲した学生に、 |・)!
 
             賞品として

             タイ焼きを1つ 贈呈ずる事にする」


(  `m´)つ(  `m´)つ(  `m´)つ     |・)!




|・) 「おっと

     海老で鯛を釣るとは申しますが、

     タイ焼きに釣られて

     実況アナウンサーの捕獲の体勢に入るとは

     これいかにといった 状況でありますが」





            (中山善司)               
           ⊂(  `m´)つ 「…昨朝は リンゴを食べたよ!

                       ジー君 登場!!」


(中山善司)               
(  `m´)つ    「…娘を捕獲する事は

             ジー君が 許さないのや!

             学生たちと 善亮、 

             一列澄まして 金玉パンチ!!!!!」
                   

       
  (  `m´)(  `m´)(  `m´) (中山善司)
                 ⊂⊂⊂⊂⊂(`m´  ) 



           (中山善司)               
           (  `m´)
                    
      (  `m´)つ… (  `m´)つ…(  `m´)つ… カクッ

     


       (中田善亮)
       (  `m´)あっ! (中山善司)
            ⊂⊂⊂⊂⊂(`m´  ) 


           (中山善司)               
           (  `m´)

                    (中田善亮)
                    (  `m´)つ… カクッ
       

|・) 「股間に おさづけの理を 授けられ、

     表統領と 学生たちが気絶しておりますが、

     その痛みと衝撃に耐えて

     学生たちは 大人のようぼくへと 成長を遂げてゆくのか」




(中山善司)               
(  `m´)          |・)
       


(中山善司)               
(  `m´)つ  「…それでは もみは           |・)!

            甘露台に 額づいて

            パパの御指導に 

            今日から 素直に従いますと誓うのや」


|・) 「それでは

     阿鼻叫喚の地獄絵図となった

     学生生徒修養会の会場より

     皆さん 御機嫌よう!」


|ミ サッ! 


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「 四旬節 第5週 」

2020年04月02日 | Weblog


(地獄に至る門は広く 道はなだらかであり
 手ぶらで 大勢の人が 歩いてゆき

 天国に至る門は狭く 
 十字架の重荷を背負って 厳しい登り坂を進む道で
 少数の人しか 自発的に登ってゆこうとしない)







♪人生の海の嵐に  聖歌472番
https://www.youtube.com/watch?v=VqwKl7hPPMo

♪十字架より叫びきこゆ
https://www.youtube.com/watch?v=50EwCd9BeZc

♪ヴィア・ドロローサ 悲しみの道
https://www.youtube.com/watch?v=338TgfSvi4Y

まいごのひつじ
https://www.youtube.com/watch?v=ah2CGyei46o

♪九十九匹の羊は 聖歌429番
https://www.youtube.com/watch?v=O4OZ4zw2O1g

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「甘露呪」

2020年04月02日 | Weblog



チベット仏教における 甘露呪で
誦してゆく事で 重罪が滅し
心身が軽妙になり 智慧が発達し
自己の身口によって 衆生に利楽を与えられるようになるとされます。

「オン・トゥル・トゥル・ガ・トゥル・ソーハー。」


以下 ネットに投稿されていた体験談のコピペですが、

神道の中で 
神が慈愛に満ちていて 
人間の幸福を願うばかりの存在であるというのは
新しい認識であり、

古来は 神は鎮めなければいけなかったり、

贄を捧げる代わりに 
その地域や集落の 収穫や豊漁などを保証したりする存在であった事も 珍しくはなく、

以下の体験談の場合 
かごめ歌を 歌いながら
少女たちが 御神体の周りを巡り、
歌い終わった時に 御神体の後ろの正面に当たった少女が
生贄として選ばれて 捧げられた歴史を持っていたらしいと推測されるものです。



+++++++++++

これは僕が高校の時に、
友達と神社に忍び込んだお話。
肝試しではない。


僕には専門の知識はないので 後から全て聞いた。



神社などにはよく、「御神体」といわれる「何か」が祭られている。

ただ、その御神体が、一体何なのか?どういうものなのか?
それは、その神社の代々受け継がれる神主しか知らない。

よく神社などの何かしらの行事で、
祭壇に「鏡」が祭られていることがありますよね?

知識のない僕は、なぜ鏡を祭るのか?と思っていたけど、

あれは、「御神体を数日間映した鏡」

ということらしい。

御神体は、神主以外の人間が見ることは禁じられているそうなので、
その代わりということらしい。

そこまでして隠されている御神体って・・・

正直言って気になりますよね?一体どんなものなのか・・・。

うちの親父達も気になっていたらしく、
昔に町内の飲み会の時に、
地元の神主さんも来ていたそうなので、
酔った勢いで聞き出そうとしていたらしい。

そこで、その神主さんにガンガン酒を飲ませ、
正体を聞き出そうとしたのだが、
どれだけ飲んでべろんべろんに酔っても、
御神体の正体だけは断固として
教えてくれなかったそうな。

(他に面白い話も沢山聞いたそうだが)



一体、御神体って何なんだろうか・・・
もしかしてよくある河童のミイラとか?
はたまた刀とか?
むぅ・・・気になる・・・。
と、まぁこんな話を、遊びに来ていた友達に、
ゲームをしながら冗談半分に話していた。

ここからが本題。



その友達を仮にAとする。

その話をするとAは、「へぇ・・・」
と怪しげな笑いを浮かべると、
「その神社って近い?」と聞いてきた。

その神社は僕の家から歩いて
5分とかからない場所にあった。

「近いけど・・・まさか・・・」

「あぁ。今日の夜、行ってみようぜ。
だから今日は泊めてくれ」



こんな感じで、
なんとも罰当たりな探検が始まった。



僕も当時はバカだったので、

「そんなことしたら絶対に罰が当たる!」と思ったけど、
湧き出てくる好奇心と、
神社だったら罰は当たっても
幽霊の類は出ないだろう、
という感じで話に乗った。



僕とAは0時になるのを待ち、懐中電灯とビデオカメラを持って神社に向かった。

神社に着くと、やはり神聖な場所とはいえ、
夜の闇がもの凄く僕の恐怖を大きくした。

だけど、ずんずん進んでいくAの影に隠れるように、
僕も神社に入っていった。

僕の地元はかなり田舎なので、
鍵をかける習慣みたいなものは ほとんどない。
神社の本堂ももちろん、難なく扉は開いた。



ここまでは順調。
Aはここから、ビデオカメラを回し始めた。
本堂の中には正月などに 毎年入ったことがあった。
中はそんなに広くない。
壁には色んな絵や文字を書いた紙なんかが飾られている。

年に一度しか見ないとはいえ、
毎年入っていたので見慣れてはいた。
だけどやっぱり怖い。

Aと僕は靴を脱ぐと、目の前にあった賽銭箱に、
とりあえず今から罰当たりなことをするのに、
「罰当たりませんように・・・」と賽銭を投げ込み、
なんともバカな願いをお願いした。(笑)

A「で・・・どこにあるんだ?御神体は?」

僕「確か・・・あの扉の向こう」
僕は奥の扉を指差した。

本堂の奥には「いかにも」って感じの、古臭い扉があった。

親父の話によれば、そこから先は神主さんしか入れず、
御神体はその扉の向こうに・・・ということだ。

僕らは懐中電灯を取り出し、扉まで進んだ。

僕「・・・あ」
A「まぁ、そりゃそうか」

扉には大きな南京錠がかかっていた。

しかもその数3つ。
どれも太い。
普通に考えてみれば、
そんな大切に祭ってあるものを適当に置いておくわけがない。

僕はなんとなく安心した。
残念な気持ちもあったけど、
これでもう帰れる。

僕「しょうがない。帰ろうよ」
A「まぁ、予想はしてたからね」

そう言うと、Aはポケットからドライバーを取り出した。

Aはそれを南京錠の穴に無理矢理突っ込んだ。

僕はそれを見て少し引いた・・・。
だけど素人に開けることなんて
出来るわけもなく、無駄な努力に終わる。

Aも諦めて、

「なんだよ!つまんねぇなぁ」
と軽く扉を蹴飛ばした、

その時!

『ガコッ』

僕らは驚いてその音の方を見ると、



扉の隣にあった祭壇の上の飾りみたいなものが落ちていた。

僕「お前絶対罰あたるよ・・・」
と僕が言うとAは
「おい、あれ見ろよ!」
と、その飾りが置いてあっただろう場所を、
懐中電灯で照らしながら指差した。

飾りが置いてあった場所の影には小さな御札が貼ってあって、

その御札の真ん中に、黒い穴が開いていた。


まさか・・・と近づいてみると、間違いなく、
壁に貼ってある御札には穴が開いていた。
手を当てると風が抜けてくる。

A「この壁の向こうってことは・・・」
僕「扉の向こう・・御神体がある・・・」



その穴は五百円玉くらいの大きさで、
二人一緒には見られない。
そこでAはビデオカメラをその穴に当てると、
横の画面を開いた。

これで二人一緒に見ることが出来る。


A「見るぞ」
僕はもの凄く緊張した。
ついに・・・

最初に画面に映った映像は
真っ暗だった。


Aは少しずつカメラの感度を上げていく。
やはり肉眼で見るよりは見難い。
だけど、一人ずつ見る勇気はなかった。

きっと、さすがのAもビビっていたんだと思う。



すると、ボンヤリと部屋の中が映り出した。
部屋は結構広くてがらんとしていたが、
奥に大きな祭壇があった。


祭壇は扉が閉まっていて、
これまた大きな南京錠がかけてある。



A「なんだよ! 結局これかよ!」とAが怒って体を揺らすと、



カメラの視点がずれて中の地面を映した。

するとボンヤリとだが、中の部屋の中央に、白い何かが落ちている。
よく見れば御札だった。
しかも普通じゃない。
よく漫画とかで見る、人型の御札だ。

こんなところに御札・・・?と不思議に思っていると、
いきなり凄い寒気がした。

その瞬間、体が動かなくなる。

金縛りだ。
Aに助けを求めようとしたが、
Aもカメラを壁の穴に付けたまま、
少しも動かない。
まさかAも?

僕はカメラの画面を見たまま動けなくなった。

すると、いつの間にかカメラの画面には
女の子が映っていた・・・。
心臓が止まるかと思った。
カメラ越しでも、白く浮かび上がって見えた。

その女の子は白い着物姿で、
あの御札があった場所でうずくまって泣いているように見えた。

どのくらい時間が経ったかは分からないけど・・・
実際にはすごく短かったんだと思う。

その女の子は静かに消えて、僕は心の中で安心した。

次の瞬間、ビデオの画面いっぱいに、人間の瞳が映った。

「うぁぁぁぁぁ!」



と僕は悲鳴を上げると同時に、
情けないが腰を抜かしてしまった。

Aもカメラを落とし、足が崩れた。

カメラが落ちると、
その穴からは穴いっぱいに さっきの目があった。



その目はぐるんぐるんと瞳を回し、
確実に生きている人間じゃなかった。

すると、

その目は僕達を見て動きが止まった。



その途端、

かごめかごめ
籠のなかの鳥はいついつ出会う
頭の中に歌が鳴り響く。



夜明けの晩に
鶴と亀が滑った
後ろの正面だぁれ

そこまで終えると壁の向こうから、



『ゲゲゲゲゲゲゲゲゲゲ』

と張り裂けるような
笑い声が聞こえた。



僕はそのまま気を失った。
気がついたら、知らない部屋の布団の上。
起き上がって襖を開けると、
そこにはAとAの両親、
そして僕の両親と神主さんが。



もちろん神主さんに めちゃくちゃ怒られた。


なんでも、
朝本堂に入った神主さんが、
倒れている僕らを見つけたらしい。



僕らは小一時間怒られた後に別室に連れて行かれ、

神主さんと三人だけで話をした。
神主さんに罰当たりな一部始終を話した。

たが神主さんは、

「おかしいな・・・そこに御札なんて貼っていない」と言う。

僕らがあまりにも嘘だ!と言い張るので、

本堂に行ってみたが本当にない。
あの穴すらなかった。

僕らは唖然としていたが、神主さんは、

「まぁ御神体を見ようなんてして罰があたったんだろうな」

と言ったが、

僕はどうしても納得いかず、
「部屋はがらんとしていて奥には祭壇があった!
部屋の真ん中には御札があった」

と話すと、
神主さんの表情が変わった。


「そうだ!ビデオ・・・」
Aはそう言うと、

ビデオカメラを持ってきて、
神主さんと三人で見ることにした。

ビデオには本堂に入るところから
一部始終が映されていたが・・・

あのAが御札を見つけて穴を見つけるところ。

そこから異変が起きた。
僕らは何もない場所にカメラを当て、画面は真っ暗のまま。
そこから音声が、僕らの喋り声からだんだんと・・・



『後ろの正面だぁれ』

『後ろの正面だぁれ』

『後ろの正面だぁれ』

『後ろの正面だぁれ』



と女の声で壊れた機械のように
ひたすら歌っていた。


「・・・なんだよこれ」


そう僕が言うと、
神主さんはカメラを取り上げ、電源を切った。



「・・・御神体はな、大切に祭られているものだ。
いたずらや悪ふざけで
目にしていいものではない。
このことは忘れて、
決して誰にも話すな。
いいか、絶対に話すんじゃないぞ。
これは私が預かる。
そして二人とも、
お祓いをしてあげるから こっちへ来なさい」

そこから僕らはとりあえず
お祓いをしてもらい帰宅。



数日後、
Aと会って話をした。



僕「あれ一体何だったんだろうな?」



A「いや・・・、でも俺もお前も
確かに見たよな?夢じゃない」



結局、御神体の正体も、あれは何だったのかも、分からずじまい。

だけど、この話は僕らの中で伝説である。
ひょっとしたら、
あの神社には何か大変なものが祭ってあるのかも知れない。

あの女の子は御神体と何か関係があるのか?

そして今でも「かごめかごめ」を聞くと、本当に怖い。
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「大乗理趣六波羅蜜多経」

2020年04月02日 | Weblog


「大乗理趣六波羅蜜多経」を わずか4文字でも受持する事で
阿耨多羅三藐三菩提記が得られ
読誦したり 書写したり 他者に教えたりする事で
守護が得られるとされます。

以下 「大乗理趣六波羅蜜多経」の一部です。

「爾時(にじ)
毘沙門天王(びしゃもんてんのう)
亦為擁護国界受持経者(やくいようごこっかいじゅじきょうしゃ)
説自心眞言(せつじしんしんごん)

タドヤター・クナリ・アティメティ・タティ
アナティ・クナリ

爾時(にじ)
毘樓勒叉天王(びるろくしゃてんのう)
亦為擁護国界受持経者(やくいようごこっかいじゅじきょうしゃ)
説眞言曰(せつしんごんわつ)

タドヤター・アカニ・カニ・オリ・アンナリ
チャンダリ・マダンゲ・プクシ・サンガリ・プリサリ。」


「金剛護身呪」



タイ仏教における 「金剛護身経」の短縮版の
「金剛護身呪」です。

3遍誦す。

「ナモ・タッサ・バガヴァト・アラハト
 ハルラト・スムマ・スム・プッタサ。」

1遍誦す。

「プッタン・カモラ(Lの発音)ペイプタン
 タナン・カモラ(Lの発音)・ペイタ・ナン
 アピカエ・カヤジャ・タイワ・ナン・ピヤタン・スタワ
 イティピソ・パカワ・ヤマラチャノ・タヴェスワノ
 モレナスカン・アラハンスカト・ナモ・プッタヤ。」


「大威徳金剛の加持を受ける」



3遍誦す。

「仏法賢聖衆(ぶっぽうげんしょうしゅ)
菩提間帰依(ぼだいかんきえ)
為広成二利(いこうじょうにり)
発起菩提心(ほっきぼだいしん)。」

3遍誦す。

「願有情具楽(がんうじょうぐらく)
願離一切苦(がんりいっさいく)
恒常不離楽(こうじょうふりらく)
証諸法平等(しょうしょほうびょうどう)。」


黒色の仏身で 水牛の足を持ち、
手は人差し指を立てて 残りの指を
親指を外側にして握り
胸の中央に「ウン字」が 時計回りに回転しながら
火炎を発している 大威徳金剛を観じて誦す。

「アー
空性光明界中一刹那 (くうしょうこうみょうかいちゅういちせつな)
自身観為黒色大威徳(じしんかんいこくしきだいいとく)
一面二臂持棒ティケ印 (いちめんにひじぼうてぃけいん)
具諸怒態円満尸林飾(ぐしょどたいえんまんしりんしょく)
蓮日水牛双足立勢住(れんにつすいぎゅうそうそくりつせいじゅう)
口射猛呪火刃雷電雹(こうしゃもうじゅかじんらいでんひょう)
奪害魔勢摂福寿精華 (だつがいませいしょうふくじゅせいか)
猛火中住心間日上ウン(もうかちゅうじゅうしんかんにちじょううん)
呪輪旋繞散発収射光 (じゅりんせんじょうさんぱつしゅうしゃこう)
降伏敵魔怒尊衆能力 (ごうぶくてきまどそんしゅのうりき)
摂融自身尊勝于諸方 (しょうゆうじしんそんしょううしょほう)
獲得三門金剛之悉地(かくとくさんもんこんごうししっち)。」


何遍も誦す。

「オン・フリーゼ・ベンゼダナナ
 サルヴァ・シャチュナシャヤ
 トゥパラヤ・ウン・ウン・パッタ・パッタ・ソーハー。」


(回向)

「于我悪劣意行之 (うがあくれついぎょうし)
怨敵及与作害魔 (おんてきぎゅうよさがいま)
以大威徳之巨力 (にだいいとくしこりき)
願施威鎮並摧毀(がんせいちんへいさいき)。」


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