「七支供養」の祈りを為す事で
智慧や福徳を集め 自己の五毒や煩悩が浄化されるとされます。
自己の目の前に父母をはじめとする有情が並んで
三宝に頂礼していると観じて誦す。
「弟子○○等(でし 自分の名前とう)
稽首帰命礼(けいしゅきみょうらい)
遍虚空法界(へんこくうほうかい)
十方諸如来(じっぽうしょにょらい)
瑜伽総持教(ゆがそうじきょう)
諸大菩薩衆(しょだいぼさつしゅ)
及礼菩提心(きゅうらいぼだいしん)
能満福智聚(のうまんふくちじゅ)
令得無上覚(りょうとくむじょうかく)
是故稽首礼 (ぜこけいしゅらい)。」
3遍誦す。
「オン・ナマ・サルヴァ・タターガタ・ギャヴァギャルジタパナ
マンナノウ・キャロミ。」
自己の三業を浄化して
様々な供物を献じると観じて誦す。
「弟子○○等(でし 自分の名前とう)
十方一切刹(じっぽういっさいせつ)
所有諸供養(しょうしょくよう)
花鬘灯塗香(けまんとうずこう)
飲食幢旛蓋(おんじきどうばんかい)
誠心我奉献(せいしんがぶけん)
亦浄此身垢 (やくじょうししんく)
三世身口意(さんぜしんくい)
過于刹塵数 (かうせつじんすう)
奉献諸如来(ぶけんしょにょらい)
諸仏大菩薩(しょぶつだいぼさつ)
及諸賢聖等(きゅうしょげんしょうとう)
慈悲哀納受 (じひあいのうじゅ)
我今至心礼(がこんししんらい)。」
3遍誦す。
「ナマ・サルヴァ・タターガディペ
ヴィサルヴァ・モケペヤ
オン・サルバ・タカーウク・ナギャディ
サパーラナ・フリーマン・ギャギャナカン・サルパハ。」
懺悔の念を持ちつつ誦す。
「弟子○○等(でし 自分の名前とう)
伏于三宝前(ぶうさんぽうぜん)
懇祈仏菩薩 (こんきぶつぼさつ)
慈憫垂念我(じみんすいねんが)
我等諸有情 (がとうしょうじょう)
自従過去世(じじゅうかこせ)
無始流転中 (むしるてんちゅう)
乃至于今日(ないしうこんじつ)
愚迷眞如性 (ぐめいしんにょしょう)
起虚妄分別(ききょもうふんべつ)
貪嗔痴不善 (とんじんちふぜん)
三業諸煩悩(さんごうしょぼんのう)
及以随煩悩(きゅうにずいぼんのう)
違犯他勝罪(いはんたしょうざい)
及余罪愆等(きゅうよざいけんとう)
毀謗仏法僧(きぼうぶっぽうそう)
侵奪三宝物(しんだつさんぽうもつ)
縦破諸戒律(じゅうはしょかいりつ)
失毀諸誓言 (しつきしょせいごん)
退心趨小乗(たいしんすうしょうじょう)
損害諸有情 (そんがいしょうじょう)
広造無間罪(こうぞうむげんざい)
無量無辺劫(むりょうむへんごう)
不可憶知数(ふかおくちすう)
自作教他作(じさきょうたさ)
見聞及随喜(けんもんきゅうずいき)
復依勝義諦 (ぶえしょうぎてい)
眞実微妙理(しんじつみみょうり)
聖慧眼観察(しょうえげんかんさつ)
前后中三際(ぜんごちゅうさんさい)
彼皆無所得(ひかいむしょとく)
自心造分別(じしんぞうふんべつ)
虚妄不実故(きょもうふじつこ)
以為慧方便(にいえほうべん)
平等如虚空(びょうどうにょこくう)
我悉皆懺悔(がしつかいざんげ)
誓不敢覆蔵(せいふかんふくぞう)
従今懺已后(じゅうこんざんいご)
永断不復作(えいさんふぶさ)
乃至成正覚(ないしじょうしょうかく)
終更不違犯(しゅうこうふいはん)
唯願十方仏(ゆいがんじっぽうぶつ)
一切菩薩衆(いっさいぼさつしゅ)
哀愍加護我(あいみんかごが)
令我罪障滅(りょうがざいしょうめつ)
是故至心礼(ぜこししんらい)。」
3遍誦す。
「オン・サルヴァ・バボサフタナ・ハナバジュラヤ・サルパハ。」
一切の善根を随喜して誦す。
「弟子○○等(でし 自分の名前とう)
一切凡夫者(いっさいぼんぷしゃ)
声聞縁覚乗 (しょうもんえんがくじょう)
菩薩諸仏陀(ぼさつしょぶっだ)
海会諸聖衆(かいえしょしょうしゅ)
所有諸善根(しょうしょぜんこん)
善巧方便力 (ぜんこうほうべんりき)
所修福業等(しょしゅふくごうとう)
普皆尽随喜(ふかいじんずいき)
我今至心礼(がこんししんらい)。」
3遍誦す。
「オン・サルヴァ・タターギャタ・ベンジャアギャルナン
ヌムナイヤ・プギャルマイギャ・サンムタラ・サルパラナ・サマヤ・ウン。」
自己が大梵天王となって 法輪を諸仏に献じると観じて誦す。
「弟子○○等(でし 自分の名前とう)
虔誠敬祈祷(けんせいけいきとう)
十方諸刹中(じっぽうしょせつちゅう)
不転法輪者(ふてんぼうりんしゃ)
入定諸如来 (にゅうじょうしょにょらい)
祈願輪無上(きがんりんむじょう)
広大正法輪 (こうだいしょうぼうりん)
諸仏転法輪(しょぶつてんぼうりん)
利楽無辺際 (りらくむへんさい)
我等諸衆生 (がとうしょしゅじょう)
同獲諸福利(どうあっくしょふくり)
我今至心礼(がこんししんらい)
3遍誦す。
「ナマ・サマンダ・ボダナン・ヴァジュラ・ダルマ・ゴハム。」
十方の諸仏に 自己が仏刹に至って
再び輪廻転生しないように願いながら誦す。
「弟子○○等(でし 自分の名前とう)
懇祈十方界(こんきじっぽうかい)
諸仏刹海中(しょぶつせっかいちゅう)
欲入涅槃者(よくにゅうねはんかい)
大覚諸世尊 (だいかくしょせそん)
願垂慈救護(がんすいじきゅうご)
我等愚頑衆(がとうぐがんしゅ)
祈莫般涅槃(きまくはんねはん)
願恒常住世 (がんこうじょうじゅうせ)
我今至心礼(がこんししんらい)。」
3遍誦す。
「オン・サルヴァ・タターギャタ・ティサニプギャル
マイギャ・サンムタラ・サルパラナ・サマヤ・ウン。」
この祈りによって得られた功徳を
一切有情に振り向けると観じて誦す。
「弟子○○等(でし 自分の名前とう)
久劫衆善根(くごうしゅぜんこん)
所積諸功徳(しょしゃくしょくどく)
為利衆生故(いりしゅじょうこ)
悉皆尽回向 (しっかいじんえこう)
正向菩提道(しょうこうぼだいどう)
速成諸仏果 (そくじょうしょぶっか)
我今至心礼(がこんししんらい)。」
3遍誦す。
「オン・サルバ・タターギャタ・シレイヤ・タナプギャルマンギャ
サンムタラ・サルパラナ・サマヤ・ウン。」
「生命の樹における ラメドの径を開発する」
(生命の樹)
「生命の樹」は 自己の内側における
霊的構造が象徴化されたものであり、
10のセフィラを繋ぐ径(パス)は 霊的脈管に照応するもののようで、
各径(パス)には それぞれのヘブライ文字が当てられており、
こういった各径(パス)に ヘブライ文字が当てられている事は、
仏教における 「華厳四十二字」と同じようなものであるようです。
霊的な進化向上を遂げるためには
10のセフィラと それぞれの径(パス)を開発して
発達させる必要があり、
1つの体系の中では
径(パス)のヘブライ文字を天使化して それに祈り、
その径(パス)を開発し 発達させてゆく方法を採っています。
「ラメド」の文字が照応しているのは
「ホド」「イエソド」を繋ぐ径(パス)であり、
このように祈ります。
★「ラメディエル(Lの発音)
ラメディエル(Lの発音)
ラメディエル(Lの発音)
誠実なる知性と名づけられし者よ
御身に訴えたり
全能の主 ヨー・ヘー・ヴァウ・ヘーの み名によって 来たりたまえ
アドナイの栄光のため
御身の この大いなる生命の創造の知恵を
わが内なるものとならしめたまえ。」
★「ラ(Lの発音)メド
イン・アエテルヌム・ドミネ
ヴェルブム・トゥーム・ペルマネト・イン・チャエロ(Lの発音)
イン・ジェネラティオネム・エト・ジェネラティオネム
ヴェリタス・トゥア
フンダスティ・テッラム・エト・ペルマネト
オルディナティオネ・トゥア・ペルセヴェラト・ディエス
クオニアム・オムニア・セルヴィウント・チビ
ニシ・クオド・レ(Lの発音)ックス・トゥア・メディタティオ
メア・エスト
チュンク・フォルテ・ペリーッセム・イン
フミリ(Lの発音)タテ・メア
イン・アエテルヌム・ノン・オブリ(Lの発音)ヴィスカル
イウスティフィカティオネス・トゥアス
クイア・イン・イプシス・ヴィヴィフィカスティ・メ
トゥース・スム・エゴ
サル(Lの発音)ヴム・メ・ファク
クオニアム・イウスティフィカティオネス
トゥアス・エクスクシヴィ
メ・エクスペクタヴェルント・ペッカトレス
ウト・ペルデレント・メ
テスティモニア・トゥア・インテレ(Lの発音)ックシ
オムニス・コンスンマティオニス・ヴィディ・フィネム
ラ(Lの発音)トゥム・マンダトゥム・トゥーム・ニミス。」
「破戒罪が除かれ 清浄が得られる」
地蔵菩薩に 礼拝や供養を捧げて、
両手の 親指同士と 小指同士をつけて
残りの指を開く「蓮華印」を結んで誦します。
「ナマー・サマンタ・ブッダーナン・ハハハ・スタヌ・スヴァーハー。」
そのようにして 破戒罪が除かれ 清浄が得られるとされます。