上野みえこの庭

日本共産党熊本市議の上野みえこのブログです。

立野ダム調査

2013-11-25 20:16:19 | 議会活動
去る11月21日、仁比聡平参議院議員の秘書・中村哲也さんにおいでいただき、立野ダムの現地調査を行いました。
立野駅に集合、駅近くの高台から、南阿蘇鉄道の鉄橋越しにダムサイトを見ました。素晴らしい眺め、北向山原生林が黄葉し、本当にきれいでした。



その後、ダムサイトの川岸に下りて、建設場所を見ました。

(調査団のメンバー)


昨年の大水害の被害は復旧が進み、流された橋が架けられ、川の中もきれいな水が流れていました。

(ダムサイト側から上流を見る)



(上流側より、ダムサイトを見る)



原生林の紅葉、美しい流れ、この自然を壊してはならないと、決意を新たにしました。

その後、ダム建設予定地に掘られている側洞に入りました。どのくらい、岩盤が強いかを調査してほしいとハンマーを渡されました。力いっぱい叩くと火花も散りましたが、硬い岩と脆い部分があり、岩は硬くても、地震でも起これば崩れるのではと、心配してしまうような状況でした。案内された国土交通省九州地方整備局立野ダム事務所の新しい所長・島本さんは、安全を強調されましたが、自然の驚異にはたしてダムが安全なのか、疑問です。また、「自然を守る」ことも強調されましたが、どんなに言われても阿蘇の大自然に立ちふさがる高さ90メートルの巨大ダムが、自然をぶち壊しにしてしまうことは明らかです。
多量のコンクリートミルクを岩盤に流し込んで、水が漏れないように地盤を固めることも、熊本市の大事な地下水の涵養域・特別地区へのダム建設が地下水に影響なしとは到底言えません。



阿蘇の大自然と熊本の地下水を守るためにも、立野ダム建設には絶対に反対! この世論を広げていかなければならないと思いました。
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熊建労結成50周年、おめでとうございます

2013-11-25 19:48:28 | エトセトラ
11月23日、熊建労(熊本県建築労働組合)結成を祝う会が開かれました。
今から50年前の1963年7月21日、22人の大工さんや左官さんたちが集まって、結成された熊建労、「賃金を上げたい」「建築職人にも健康保険を」の要求を掲げ、運動が続けられてきました。今や、5000人以上の組合員を持つ組合へと発展してきました。今回の50周年を祝うにあたっても、拡大月間が取り組まれたそうです。
未曽有の不況が続く中、建設業界は大変です。私たち、市議団も職人さんたちの仕事起こしを一緒にと、「小規模修繕登録制度」「住宅リフォーム助成制度」の創設に取り組み、「小規模修繕登録制度」は、熊本市でも実現しました。今後も引き続き、熊建労の皆さんと大いに連帯しながら、建設業界・地域経済の活性化に頑張っていきたいと思います。



熊建労結成50周年おめでとうございます!
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