上野みえこの庭

日本共産党熊本市議の上野みえこのブログです。

「一部損壊」への義援金3万円は、生活保護世帯へも支給されます

2017-02-14 20:04:16 | 熊本地震
「一部損壊」への義援金が支給されるようになって、市議団へ問い合わせがありました。
「一部損壊への義援金3万円は、生活保護世帯ももらえるのですか?」

この義援金は、「住民税非課税世帯」「ひとり親世帯」が対象となっていますが、生活保護世帯も対象になります。
なお、住民税非課税でひとり親の世帯は2倍の6万円の支給となります。
申請には、「罹災証明書」が必要です。
「一部損壊には何の支援もないから、り災証明をもらっていない」という方は、今からでもり災証明の発行は受け付けられますので、市役所においでください。
担当は、健康福祉政策課 096-328-2340 です。
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生活保護の住宅扶助、「特別基準(一般基準の1.3倍の額)」を認めるよう福祉事務所へ要望

2017-02-13 18:18:08 | 熊本地震
2月9日、「熊本市生活と健康を守る会」のみなさんと、住宅扶助の「特別基準」適用を認めるよう、中央区福祉事務所へ申し入れを行いました。

 中央区に住むMさんは、震災により転居をした後に生活保護を申請したために、住居が通常の住宅扶助基準で探すことができなかったにもかかわらず、住宅扶助の「特別基準」を認めてもらえませんでした。生健会は、これまでも中央区福祉事務所と、「特別基準」を認めるように交渉を重ねてきましたが、未だ認められていないために、2月9日に、党市議団も同席し、申し入れを行ったものです。

住宅扶助には、一般の基準がありますが、さまざまな理由から、その基準では適当な物件を見つけることが困難な場合、一定の条件の下、「特別基準の住宅扶助費(一般基準の1.3倍)」を認めることになっています。 国は、住宅扶助の「特別基準」の適用条件を3つ示しています。
① 障害等により広い居室が必要
② 生活状況から転居が困難な場合
③ 通常基準の限度額の範囲では賃貸される実態がない場合
今回要望したケースについて、党国会議員団のレクチャーに、厚生労働省は、「③の『賃貸される実態がない場合』に即し自治体に対応してもらってよい」と回答しています。
地震の前から生活保護を受給していた人には、地震による転居後に「特別基準」を認めている事例もあります。地震後に生活保護を申請した人でも、住宅扶助の基準内で賃貸物件を探すことが難しかったという点に変わりはありません。
「特別基準」申請中のMさんについても、すみやかに認めるべきです。

東京都は、住宅扶助の特別基準適用に具体的な運用の仕方を示しています
 東京都福祉保健局がつくった「生活保護運用事例集」では、具体的な事例を挙げ、保護制度にかかる細かい点の運用を示しています。住宅扶助の特別基準についても、「被保護者の状況を個々に判断するのでなく、地域の住宅事情を的確に把握し、管内の世帯に統一的な適用基準を用いることが必要」と記されています。このようなルールづくりが必要です。

地震の後、賃貸の物件を探すことが難しくなっています。
生活扶助の「特別基準」適用について、ご相談があれば、日本共産党熊本市議団へお寄せください。
  (電話) 096-328-2656
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花畑町別館の歴史的・文化的価値を再認識して、保存・利活用を

2017-02-12 17:53:52 | 住民とともに
2月12日、今日は熊本市中心部の下通入口で、「熊本市役所花畑別館を活かす会」が行った街頭行動に参加しました。「解体はやめて!! 花畑町別館の解体は、熊本城を壊すようなもの!」と呼びかけるチラシを配り、市役所花畑町別館の存続を求めて市民のみなさんに訴えました。

花畑町別館は、いよいよ解体をと、熊本市は、解体業務の事業者を決める入札に取り掛かっています。
1月に行った入札が「不落」に終わったため、今月にも再入札をする方向で準備がすすめらてているようです。
しかし、花畑町別館は、重要文化財や世界遺産にも匹敵するような価値があると、建築界の権威ある団体から解体中止と利活用を求める要望が繰り返し、熊本市に提出されています。
それは、「日本イコモス国内委員会」「DOCOMOMO Japan」「日本建築学会九州支部」の3団体です。
要望書には、以下のような点が書かれています。
「花畑別館は、東京中央郵便局(1936年)・大阪中央郵便局(1939年)と並ぶ、同時代を代表する逓信建築です。東京中央郵便局は「重要文化財の価値がある」と文化庁が国会で答弁しています。世界的には、同様の機能主義デザイン建築のバウハウス(ドイツ・1926年)が1996年に、ファンネル工場(オランダ・1929年)が2014年に世界遺産登録されています。」
要望提出の3団体は、建築界を代表する団体です。「日本イコモス国内委員会」は、ユネスコの世界遺産登録の諮問機関として、登録の審査、モニタリングの活動等を行う、世界的にも権威のある団体です。各団体の指摘は、重く受け止め、熊本市は花畑町別館の価値を再認識すべきです。



文化財は、そこに現存するからこそ、価値があります。壊せば価値もなくなります。
是非多くのみなさんにご賛同いただき、「花畑町別館を残そう!」という声を広げていただきたいと思います。
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白梅

2017-02-11 19:12:48 | 花だより
寒い中、我が家の小さな梅の木は、ささやかに満開です。


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日本共産党市議団の市政懇談会、参加ありがとうございました

2017-02-11 10:45:41 | 熊本市議団
2月10日、日本共産党熊本市議団の市政懇談会は、雪のちらつく寒い中での開催となりました。
参加いただいたみなさま、ありがとうございました。

はじめに市議団3人から、簡単に市政報告。その後、意見を伺い、懇談しました。

・地域に根差した要求として、団地の補修や道路等の改善の要望が出されました。
・こども食堂への市の支援拡充。
・MICE(仮称)「熊本城ホール」のランニングコストは?
・多額の税金を使う「MICE整備」について、市民があまり知らないのでもっと知らせてほしい。
・熊本地震によるスポーツ施設の復旧はどのようにすすめられているのか?
・花畑町別館の存続に取り組んでいる。歴史的建築物としての価値が高いものなので、多くの人に存続運動に力を貸してほしいという訴えもありました。
・「政令市」になっても、何もいいことがなかった。政令市移行の検証を行ってほしい。
・市営住宅にいくつもの空き家があるが、なぜ入居希望者に提供しないのか?
・熊本地震「一部損壊世帯への義援金3万円」は、生活保護世帯にも出るのか?
などなど、多くの質問や意見が出されました。

その他、「共産党市議団は3人しかいないので、空白の区にも議員を出して人数を増やし、議案提案権を獲得してほしい」などの激励もありました。

今後も、定期的に開催していきたいと思います。
当初予算を審議する議会は、2月21日に始まります。
引き続き、みなさまのご意見・ご要望をお待ちいたします。
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