上野みえこの庭

日本共産党熊本市議の上野みえこのブログです。

熊本市議会:明日は「北口和皇議員の不当要求に関する特別委員会」です。傍聴においでください!

2018-02-19 17:31:45 | 熊本市議会
明日は、「北口和皇議員の不当要求に関する特別委員会」です。
日時:2月20日(火)午前10時から
場所:市議会5階特別委員会室
  *傍聴は、市役所議会棟5階ロビーです。
【内容】
・北口議員の役職解職等の状況について
・「熊本市漁協」への返還請求に関して
・内水面漁連への委託事業についての北口氏からの要望状況について
などです。

モニターでの傍聴となりますが、是非おいでください。
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熊本県後期高齢者医療広域連合議会報告・その2・・・・特別会計当初予算に質疑

2018-02-15 15:05:36 | 熊本地震
2月13日に開かれた熊本県後期高齢者医療広域連合議会において、医療費や検診・健康事業等に係る特別会計の当初予算に質疑を行いました。
質問は2点、
1、熊本地震被災者の医療費・保険料の減免・免除の復活
2、適切な契約の執行
です。

質問内容は、以下のとおりです。

【質問全文】
議題6号「平成30年度熊本県後期高齢者医療広域連合後期高齢者医療特別会計予算」について質疑を行います。
 はじめに、熊本地震被災者への保険料ならびに一部負担金の減免復活についてです。
1、 熊本地震の発生から1年9か月以上がたちました。しかし、未だ多くの人が住いの再建もできず仮住いで、精神的にも肉体的にも、多くの困難を抱え生活されています。医療分野での支援であった医療保険の保険料ならびに一部負担金の免除が昨年9月で打ち切られました。1月13日の地元紙では、免除制度が打ち切られた後の被災者の状況について、県保険医協会が会員医師に行ったアンケート調査の結果が紹介されていました。回答した333人の医師のうち、受診を控える患者がいると答えた医師が46%に上っていました。免除打ち切りで、医療現場での受診抑制が起こっていることについて、広域連合長はどのようにお考えでしょうか。
2、 免除再開について、「必要だと思う」という回答が57%に上っていました。保険医協会会長も、やり方については検討が必要としながらも、医療費免除の再開を検討してほしいとコメントされていました。東日本大震災では、岩手県内すべての自治体が今でも医療費減免を継続しています。いったん支援を打ち切った宮城県でも、気仙沼市のように医療費減免を継続している自治体もあります。減免を打ち切れば、受診抑制が起こることは指摘されてきたことではありますが、今回熊本でも保険医協会の調査によりはっきりと示された訳ですから、後期高齢者医療広域連合としても、ぜひ予算化して、減免を復活させていただきたいと考えますが、いかがでしょうか。
以上2点、広域連合長に伺います。

(答弁)

 被災者の皆様の置かれている状況は、私の方から言うまでもなく、連合長ご自身がよくご存知と思いますので、今回お尋ねいたしました保険料や一部負担金の減免復活は、今後ぜひご検討いただきますよう、お願いしておきます。

続いて、予算化されている種々の契約業務のあり方について伺います。
1、 過去にわたる契約状況の資料を見ましたが、今年度執行した27件の契約のうち、一般競争入札、あるいは随意契約と、契約方法に違いがあっても、毎年同一の相手先との契約になっているものが16件ありました。競争性のある契約業務の実施という点での、広域連合の取り組みをご説明ください。
2、 昨年度の契約25件のうち4件が入札で、その中には1社応札の契約もありました。1社のみの場合、再公告などの措置はとられているのでしょうか。また、1社応札とならないための工夫も必要と考えますが、いかがでしょうか。
3、 広域連合の契約は、大部分が随意契約です。1号随契・2号随契・5号随契・6号随契と、様々な理由での随意契約ですが、地方公共団体の契約は、一般競争入札が原則です。この原則に立った契約となるような努力はどのようになされているのでしょうか。
4、 随意契約のうち、1号随契が5件あります。合い見積もりはされたのでしょうか。その場合、他の事業者も参加できるような配慮はなされているのでしょうか。
以上4点、事務局長にお願いいたします。

(答弁)

 広域連合事務局内部で契約についてチェックできる「契約事務調整会」が昨年8月につくられたことはよかったと思います。
広域連合の場合、契約数はそんなに多くありませんが、ほとんどが委託契約で、圧倒的に随意契約が多くなっています。1号随契では、ほとんどの事業で3社見積もりを取っていますが、それでも同一事業者が契約しており、検討が必要だと思われます。熊本市の場合は、金額が少なく1号随契でもよい事案でも、安易に随意契約とせず入札しているものもありますので、検討をお願いしておきます。
 以上で、質疑を終わります。
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「熊本市国民健康保険保健事業実施計画(第2期データヘルス計画)素案」へのパブリックコメントを提出しましょう!

2018-02-15 10:42:25 | 熊本市政
市民の命につながる国民健康保険にかかわる保健事業の実施について定める「熊本市国民健康保険保健事業実施計画(第2期データヘルス計画)素案」へのパブリックコメント募集が行われています。
2018年度から2023年度までの6年間が事業年度となります。
熊本市は、政令市で一番高保険料が付加され、国民健康保険料の負担は大変重いものとなっています。厳しい取り立てや差し押さえが行われるような実情を生んでいます。
一方で、力を入れるべき健診事業や健康事業の実施状況は、まだまだという状況です。
計画素案でも紹介されているように、低い受診率は改善されないままです。
市民の健康増進をどのように進めていくのか、「保健事業実施計画」は、医療費縮減を目的としたものでなく、市民の健康な生活と、適切な医療を受ける権利が保障されたものでなくてはなりません。
下記のとおり、素案へのパブリックコメントが募集されていますので、積極的に意見を提出していただきたいと思います。

意見の提出期間:2018年2月8日~3月7日までの1ヵ月間
提出先:熊本市役所・国保年金課
   *提出方法
      1)電子メール  kokuhonenkin@city.kumamoto.lg.jp
      2)郵送     〒860-8601(市役所専用)
                 熊本市 国保年金課あて

         ※各施設に設置している意見提出用封筒もご利用できます。
      3)ファックス  096-324-0004
素案の入手先: (1)ホームページによる閲覧
        (2)印刷物での閲覧
           以下の各施設窓口に資料を設置しています。
            ・国保年金課(熊本市役所1階)
            ・情報公開窓口(熊本市役所1階)
            ・区役所(中央区役所を除く)
            ・まちづくりセンター(中央区まちづくりセンターを除く)
            ・中央区まちづくりセンター大江交流室
            ・中央区まちづくりセンター五福交流室
            ・河内まちづくりセンター芳野分室
            ・河内まちづくりセンター河内交流室
            ・くまもと森都心プラザ市民サービスコーナー
            ・総合保健福祉センター(ウェルパルくまもと)
            ・各地域コミュニティセンター
   *「意見提出用紙」は、以上の素案が置いてあるところにあります。
    HPにも掲載してあります。
   *匿名や電話でのご意見は受け付けられません。

☆厚生労働省が、「データヘルス計画の策定の手引き」も作っていますので、参考までに厚生労働省HPでごらんください。


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後期高齢者医療広域連合議会報告・その1・・・保険料の引上げはすべきでない

2018-02-14 08:43:14 | 熊本地震
2月13日に熊本県後期高齢者医療広域連合議会が開かれました。
新年度予算ほか、保険料の改定にかかわる議案等もありました。
順次報告いたします。

保険料については、料率は変更されなかったものの、賦課限度額が5万円引き上げられたことや、昨年4月から実施されている軽減制度見直しの影響で、一人平均2500円引き上げとなる条令改正案が提案されましたので、問題点を指摘して反対討論を行いました。

【討論の全文】
議第8号「熊本県後期高齢者医療広域連合後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例の制定について」問題点を指摘し、反対討論を行います。
 今回の条例案で保険料算定にかかわってくる点は、保険料率、均等割保険料の軽減対象拡大、賦課限度額の見直しの3つがあります。
保険料率は、薬価・材料費等に係る診療報酬のマイナス改定の影響等で医療給付費が抑えられたこともあり、平成30年度・平成31年度は据置きとなりました。また、所得要件の変更による均等割保険料の軽減対象拡大では、5割軽減世帯500人、2割軽減世帯455人に軽減が拡大され、総額で約1170万円の保険料軽減となります。
 一方で、今年度より始まった段階的な特例軽減見直しの影響で保険料負担が引き上げられます。昨年2月の条例改正で、今年度・平成29年度は、9割軽減の対象であった方が7割軽減になって総額3億8300万、ひとり7251円の負担増となりました。これが、平成30年度からは、さらに5割軽減となるために、総額2億8800万、一人6570円の負担増となります。
さらに、今回の条例改正による賦課限度額の見直しで、限度額が57万円から62万円へと5万円も引き上げられるために、2500人を対象に保険料が上がることになります。そのうち、2300人は5万円の負担増となり、残った200人が100円から49900円の引き上げとなります。低所得者も、課税所得者も、幅広く保険料の負担増を求めるというのが、今回の条例改定の内容です。これらの内容を合わせ、保険料額は一人年間約2,500円の負担 増となる見通しです。
 しかも、今回条例改正に合わせて説明を受けました保険料改定の説明資料では、中期見通しに立った今後の保険料見通しで、今回を上回る大幅な保険料の負担増が予測されています。仮に、一人当たりの保険料増加分を 4分の3に押さえるために、剰余金や財政安定化基金から20億円を充当したとしても、2020年度・2021年度の保険料は、一人年間約6,700円の負担増と予測されています。先にも述べましたように、2017年4月からの軽減特例見直しで、今でも保険料負担は大幅に増えています。それが、将来的には、さらに大幅引き上げとなったら、高齢者の日々の暮らしはどうなっていくでしょうか。
 ほとんどの高齢者の暮らしの糧である年金は、今年度、昨年4月から物価変動率のマイナスによって、支給額が0・1%のマイナス、3年ぶりのマイナス改定となりました。次年度は、2016年に成立した年金カット法によって、マクロ経済スライドのキャリーオーバーが導入される予定なので、繰り越して年金を抑制していく仕組みも加わります。将来的には、賃金マイナススライドの導入により、物価と賃金、どちらが下がっても年金が引き下げられていくというのですから、高齢者の暮らしは先細るばかりです。そういう中で、負担の重い保険料をこれ以上引き上げるべきではありません。
 しかも、医療保険料ばかりではなく、医療費そのものも上がる見通しです。また、次年度は介護保険の事業計画見直しの年度となりますが、介護保険料も値上げです。
 高齢者を取り巻く今の状況を考えるならば、健康で長生きすることを応援するような後期高齢者医療保険の制度設計こそ必要であると考えます。そういう意味で、次年度も、そして将来的にも高齢者に大きな負担増もたらす今回の条例改正には賛成できません。
 国に対しても、大幅な国庫負担の増額と高齢者の立場に立った制度の見直しを求めていただくようお願いいたしまして、討論を終わります。
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孟宗忌

2018-02-13 17:00:34 | エトセトラ
2月12日、毎年恒例で行われている「孟宗忌」が龍田山の麓の徳永直碑の前でありました。
雪降る中の碑前式となったそうです。
あいにく、私はその前の行事が終わらず、現地にかけつけた時には、終わっていました。
仕方なく、「孟宗忌」を主宰する「徳永直の会」の総会へと向かいました。
総会後、和やかに「偲ぶ会」もありました。

今年は、熊本が生んだプロレタリア作家・徳永直の没後60年にあたります。
「徳永直の会」を中心に実行委員会がつくられ、「徳永直没後60年記念事業」の準備がすすめられています。
大きな行事としては、下記の記念講演会です。

徳永直没後60年記念講演会
日時:2018年5月26日(土)13時より
場所:熊本県民交流会館パレア第1会議室(9階)
講師:中島京子さん
演題:「徳永直の『追憶』」
そのほか、徳永直原作「他人の中」朗読劇
     パネルディスカッション
があります。
こちらの行事も、ぜひ多くの方にご参加いただきたいと思います。
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