宝石ざくざく◇ほらあなJournal3

ロシア語をはじめ、外国語学習に関するあれこれを書いておりましたが、最近は…?

今年もNHKを観ているよ

2024年07月09日 | 週報

2024年も、はや下半期に入ってしまった。

なんでも忘れていくので、観たテレビ番組などをさらっと覚え書き。

『老害の人』
主演の伊東四朗氏が中心かと思っていたら、意外と群像劇だった。

ベテラン、中堅、若手俳優さんそれぞれがよい雰囲気。

三田佳子さん、高橋惠子さんの老嬢姿がしょぼくれていなくてステキでいとおしい。

個人的には三田佳子さんへの世間の称賛がまだまだ十分でない気がする。

中年女性ながら、嫁姑もの以外のテレビドラマで主役をはって高視聴率をとれる稀有な存在、というのがかつての私の認識であった。(今検索すると80年代後期から90年代前半が大衆人気という点ではピークだったのかな。1941年生まれというのにびっくり)

オールロケだったのかな?画面に映る風景をみるだけでものんびりしたよい気分になる。監督が、映画監督でもある松岡錠司氏とあって、なるほどーと。

『燕は戻ってこない』

原作は読んでいないのだけれど、桐野夏生小説のテイストだなーと思う。現代の貧困と代理母というドキュメンタリー的題材だけど、春画画家のりり子の存在と、彼女の家が所有している古い邸宅とそこに住んでいる人たちの存在に、フィクションとしてのおもしろさと、ほっとするような感じもあった。

いやー配役が絶妙にうまくて、俳優さんたち皆さんががそれに応えるすばらしい演技。もっと話題になっていい気がするのだが。(稲垣吾郎、内田有紀、黒木瞳という「ザ・芸能人」な方々の雰囲気が、逆に日本社会で人工的に異常な手段で子供を望むアンリアルさをリアルにしているというか)

うかつにも結末はまったく予測していなかったので、驚いてその後のことも考えさせられてしまった…

『うたコン』

甲子園特集ということで、東京スカパラダイスオーケストラも出演。生演奏ではなくてスタジオ別収録ということで、観客席にいた「GAMOさんこっちこっち」タオルを持っていた人は、ちょっと残念だったかも。スタジオでは、今回他歌手とコラボの高校吹奏楽部の面々がライブ会場の観客役に。真面目な生徒さんたちらしくちょっとぎこちないノリが逆にほほえましい。でもみんな満面の笑みで楽しそう。やっぱりスカパラの威力はすごい。これをきっかけに生徒さんたちも「スカパラ甲子園」観に来てくれたらいいなー、などと。

スカパラと同年デビューだったのですね、同じく35周年という真心ブラザーズも出演。「どかーん」という曲が甲子園での定番曲にもなっているそうで。で、この曲と「ENDLESS SUMMER NUDE」を披露したのだが、うわっサマーヌードめちゃめちゃいい曲ではないですか。極個人的にキリンジ「エイリアンズ」と双璧の「自分が知らなかった90年代の大名曲(「ENDLESS…」は1989年らしいが)」

当時はほんとうに聴く曲が偏っていたのね私…

今はサブスクリプションという便利なもので真心ブラザーズの曲もひととおりすぐ聴けてしまうのである。

遠出の外出がしづらくなってきた昨今、どうしてもテレビの話題が多くなりますな…前からそうだったか…


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