東京多摩借地借家人組合

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組合の支援で追い出し屋の取り立てをストップ

2009年11月04日 | 借地借家人組合への入会と組合の活動
 伊丹市に住むOさんは、昨年からの不況の影響で勤め先の警備会社の仕事も今年の春ごろまでは週2~3日あり、どうにか家賃を支払ってきましたが、仕事がまったくなくなった後家賃を3か月分滞納してしまいました。

 その後、家賃保証会社は容赦無く訪問、電話電報で家賃の支払の催促を受け、さらに家賃支払損害金を取立てられ、思い余ったOさんは、尼崎借地借家人組合へ救援を求めてきました。

 保証会社は、Oさんが生活保護申請中であり支払猶予を申し入れても、信用もせずに家賃の支払を強要しました。一方行政側も身元調査を理由に支払決定を引き延ばし、この間、生活支援金で生活をしてきました。

 組合は、地元の市会議員に要請し、行政と折衝し、生活保護の申請が受理され、申請月に遡って生活保護手当が支給され、家賃の支払の目途がつき9月分の家賃から払うことで解決をしました。

 Oさんは、「個人では高額な家賃支払の損害金を支払い、相手の言いなりになるところでした。、市会議員と組合の支援でホームレスにならなくて助かりました」と喜んでいました。
(全国借地借家人新聞より)


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