東京多摩借地借家人組合

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シンポジウム 『定期借家制度と賃貸住宅を考える』

2013年02月12日 | 国民の住まいを守る全国連絡会

 賃貸住宅の契約期間を限定し、期限がくれば一方的に退去せざるを得ない
 「定期借家制度」が創設(2000年3月1日)されて 10年以上が経過しました。

 同制度の実施や推進をめぐり、さまざまな動きがありましたが、
 民間賃貸住宅への普及は数%(2011年で約3%)と低調な状況です。

 一方、最近の事態として公営住宅、公団(UR)と公社賃貸住宅への導入問題があります。
 数年前から公的住宅への導入、拡大が行われています。

 また、この「定借」は 「居住系貧困ビジネス」に格好の材料として利用される事態も進行しています。

 こうして「定期借家制度」は、賃貸住宅のあり方に大きな影響を及ぼし、
 賃貸住宅政策の不在、無策にも関係する大きな問題となっています。

 こうした中で、シンポジウム「定期借家制度と賃貸住宅を考える」を開催します。



 【日 時】 2013年3月2日(土) 午後1時~午後5時

 【会 場】 日本教育会館 8階806会議室 (千代田区一ツ橋2-6-2)
        (都営地下鉄・東京メトロ、神保町駅下車、徒歩約5分)
        地図⇒ http://www.jec.or.jp/koutuu/index.html


 【開催団体】 日本住宅会議、
         国民の住まいを守る全国連絡会(住まい連)、
         住まいの貧困に取り組むネットワーク

 【参加費】 無料



 ●プログラム●
 
   〔全体司会〕 NPO住まいの改善センター・萩原専務理事


  【第1部】 「定期借家制度の実態と問題点」 (午後1時~午後3時)

    報告1.定期借家制度の経緯と現状 ―東借連・細谷事務局長

    報告2.公営住宅への導入とその実態 ―全国公住協・天野前事務局長

    報告3.UR賃貸住宅と定期借家契約の現状 ―都市労・竹内書記長

    報告4.公社賃貸住宅への導入と最近の動向 ―公社自治協・新出副会長

     ~ 4つの報告受け、質疑・討論 ―司会・建築ネット・長谷川専務理事 ~


  【第2部】 「民間賃貸住宅のあり方と政策を考える」 (午後3時~午後5時)

   〔コーディネーター〕 住宅会議・若松理事

    1.追い出し屋規制法と民間賃貸住宅 ―追い出し屋対策会議・増田弁護士

    2.家主の実態と意向から見えるもの ―日本住宅会議・岸岡理事

    3.住まいの貧困の現実と政策課題 ―住まいの貧困ネット・稲葉世話人

    4.民間賃貸住宅政策の論点と骨子 ―住まい連・坂庭代表幹事

    ~ 報告および質疑、パネル討論 ~




  【連絡先】 日本住宅会議(関東会議)
        NPO住まいの改善センター
      TEL : 03-3837-7611
      FAX : 03-3837-8450


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