国土交通省は先月、2016年の地価公示を発表しました。全国平均で0・1%上昇し、リーマンショックが起きた08年以来、8年ぶりに上昇しました。
東京では3年連続の上昇となり、多摩地区では870地点の内、626地点で地価が上昇し、横ばいが162地点、下落が82地点で、格差が出ています。
多摩地区の住宅地では、武蔵野市が3・3%(前年3・1%)、三鷹市2・6%(1・7%)、稲城市1・8%(1・6%)、福生市1・7%(1.9%)、小金井市1・4%(1・2%)、西東京市1・4%(1・1%)の順に上昇率が高くなっています。青梅市はマイナス0・6%(マイナス0・3%)と2年連続して下落し、島部を除くと東京の中で唯一マイナスになっています。
JR青梅線の単線区間など交通の利便性の悪さ、土砂災害の危険地域などが評価を下げているようです。
商業地では立川市4・8%(4・1%)、武蔵野市4・5%(3・4%)、調布市2・9%(2・5%)、三鷹市2・6%(1・6%)の順に上昇率が高くなっています。都内の銀座地域では20%超の上昇になった地点も生まれ、都心区などではバブルが再燃するの懸念も出ています。
外国人観光客の増加、ホテル需要など商業地の地価を押し上げている要因のようですが、アベノミクスの異次元の金融緩和やマイナス金利政策によって、不動産投資がさらに活発化することが予想され、借地人の住んでいる土地を購入する底地買いビジネスが活発になり、「ブラック地主・ブラック家主問題」は一層警戒が必要です。また、地価の上昇が固定資産税の上昇に影響し、地代の増額請求も多発する恐れも出ています。
実際の固定資産税の上昇は、各市の固定資産税課で固定資産土地課税台帳登録事項証明書を発行してもらい固定資産税・都市計画税の税額を計算しましょう。なお、自治体によっては青梅市など契約書がないと証明書の発行を認めない市もあるので注意してください。
固定資産税・都市計画税の計算は組合にご相談ください。(東京多摩借組ニュースより)
東京では3年連続の上昇となり、多摩地区では870地点の内、626地点で地価が上昇し、横ばいが162地点、下落が82地点で、格差が出ています。
多摩地区の住宅地では、武蔵野市が3・3%(前年3・1%)、三鷹市2・6%(1・7%)、稲城市1・8%(1・6%)、福生市1・7%(1.9%)、小金井市1・4%(1・2%)、西東京市1・4%(1・1%)の順に上昇率が高くなっています。青梅市はマイナス0・6%(マイナス0・3%)と2年連続して下落し、島部を除くと東京の中で唯一マイナスになっています。
JR青梅線の単線区間など交通の利便性の悪さ、土砂災害の危険地域などが評価を下げているようです。
商業地では立川市4・8%(4・1%)、武蔵野市4・5%(3・4%)、調布市2・9%(2・5%)、三鷹市2・6%(1・6%)の順に上昇率が高くなっています。都内の銀座地域では20%超の上昇になった地点も生まれ、都心区などではバブルが再燃するの懸念も出ています。
外国人観光客の増加、ホテル需要など商業地の地価を押し上げている要因のようですが、アベノミクスの異次元の金融緩和やマイナス金利政策によって、不動産投資がさらに活発化することが予想され、借地人の住んでいる土地を購入する底地買いビジネスが活発になり、「ブラック地主・ブラック家主問題」は一層警戒が必要です。また、地価の上昇が固定資産税の上昇に影響し、地代の増額請求も多発する恐れも出ています。
実際の固定資産税の上昇は、各市の固定資産税課で固定資産土地課税台帳登録事項証明書を発行してもらい固定資産税・都市計画税の税額を計算しましょう。なお、自治体によっては青梅市など契約書がないと証明書の発行を認めない市もあるので注意してください。
固定資産税・都市計画税の計算は組合にご相談ください。(東京多摩借組ニュースより)