東京多摩借地借家人組合

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ブラック地主・家主など借地借家の賃貸 トラブルのご相談は借地借家人組合まで

2016年07月15日 | ブラック地主・ブラック家主
急増する底地買いと「地下げ」屋が社会問題に
 バブル時代には不動産資本や銀行の先兵になって、マンションやビルを建てるために借地借家人がいる権利関係の複雑な土地をきれいな更地にするために地上げ屋という不動産業者が暗躍していました。バブルが崩壊して、土地の取引も低調な今日、地上げできなった塩漬けの土地や相続税の支払いで困っている地主から安く土地を買い上げ(相場の4分の1以下)て、土地を借地借家人に相場以上な値段で買い取らせる「地下げ」屋が、ブラック地主・ブラック家主と呼ばれ社会問題になっています。

       嫌がらせと脅迫など悪質行為を繰り返す
 この地下げ屋は、安く仕入れて高く売るのでぼろ儲けをしています。最近、業者の中には、借地人が底地の買い取りを拒否すると、「買わないんだったら、出ていけ!借りたものは返すのが当たり前だ」と借地人の自宅を訪問し、近所に聞こえるように大声でどなったり、借地人の家族を見張って尾行したり、借地人の自宅の玄関前に「売地(借地人○○邸付)」と書いた大きな看板を出したりとバブル時代を彷彿させる「嫌がらせ」を繰り返し、借地人家族を精神的にマイラセ、追い詰めるなど悪質な行為を繰り返しています。

       ブラック地主・家主対策弁護団が面談禁止の仮処分で対抗
 東京借地借家人組合連合会では、昨年6月に弁護士さんたちと協力し「ブラック地主・家主被害対策弁護団」を起ち上げ、裁判所に借地借家人との面談や訪問、電話をかけるなどの行為を禁止する仮処分申請をして悪質行為を止めさせたり、「ブラック地主・家主110番」を実施し被害の相談を受け付けています。根本的な解決をはかるために、11月に国土交通省に悪質な業者の行政処分などを求めて申し入れを行いました。幸い、テレビ・新聞でも「ブラック地主・家主」問題として大きく報道され、大変大きな反響がありました。

       泣き寝入りせず借地借家人組合へご相談を
 借地借家問題は、借主がどうしても貸主と対等に交渉ができず、泣き寝入りするケースが増えています。借地借家問題は、大きな背景として「住宅問題」であり、国や都の市場任せの住宅政策がまかり通って、様々なトラブルが発生しています。賃借人の中には、法律知識がないために、正当な権利を主張できない人も多くいます。みなさんの周りに借地借家問題で困っている方がおりましたら、ぜひお気軽に借地借家人組合にご相談ください。

東京多摩借地借家人組合

電話 042(526)1094
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