乱鳥の書きなぐり

遅寝短眠、起床遊喰、趣味没頭、興味津々、一進二退、千鳥前進、見聞散歩、読書妄想、美術芝居、満員御礼、感謝合掌、誤字御免、

京の年中行事 當る卯歳 吉例顔見世興行 『阿国歌舞伎夢華』 玉三郎 仁左衛門 2010年

2010年12月12日 | 歌舞伎










第三 阿国歌舞伎夢華(おくにかぶきゆめのはなやぎ)

           出雲の阿国       玉三郎
            女歌舞伎       笑 也
            女歌舞伎       笑三郎
            女歌舞伎       春 猿
            女歌舞伎       吉 弥
             男伊達       愛之助
             男伊達       翫 雀
           名古屋山三       仁左衛門


【南座12月「當る卯歳 吉例顔見世興行」配役変更のお知らせ】


 この度、南座12月「當る卯歳 吉例顔見世興行」出演予定の市川海老蔵が休演につき、下記のように配役を変更して上演させていただきますので、皆様には何卒ご了承下さいますようお願い申し上げます。

●昼の部
 『阿国歌舞伎夢華』
  名古屋山三  片岡 仁左衛門




 

 海老蔵さん事件で急遽代役して下さった仁左衛門さん。

 会場は何の混乱も嘆きも聞かれず、喜びに満ちた顔でいっぱいだった。

 幕間には海老蔵さん事件真相のうわさ話と、代役が仁左衛門さんと愛之助さんになってうれしいと言う歌舞伎の好きな人たちの喜びの声が飛びかう。

 わたしは事件後間もなくの12月に1日に見たものだから、みなさんの興奮度も高い。幕間に休憩されている人日の声は声高で、ロビーを満たしていた。


 わたしは今回一人鑑賞だったが、複数のグループの方々に声をかけられる。

「海老蔵さんのファンですか?」 
と探りを入れられた後、同じ趣味で安心した方々は、せきがきれたように勢いに乗って話し始められる。

 わたしの聞いたみなさんのお話は、名古屋山三が仁左衛門さんに変わり、おまけに考玉でうれしいということと、愛之助さんの助六が見られてうれしいということ。

 成田屋さん以外のご贔屓の方が、問題の起こった某役者の出入り時の横柄さにはへきへきしていたということもいわれていた。

 今回は話しかけられるくることが多く、おまんじゅうを頂いたりお菓子を頂戴したりと和やかな幕間であったので、いい意味で舞台の余韻に浸るどころではなかった。



 わたしは今回の事件を知り、11月28日朝,夜の部のチケットを追加予約した。

 以前観た愛之助さんの『伊勢音頭恋寝刃』は熱演で、ほれぼれする舞台だったことを覚えている。

 わたしは愛之助さんの助六なら見てみたい。



   




 今回の考玉の阿国は会場中の多くの方が期待を寄せられていた。

 女性の感嘆は芝居中度々聞くことがあるが、今回は男性でさえも
「わぁあぁあ~~~」
と思わず声を出されていた。
 
 見つめあう阿国と三山。

 玉三郎さんと仁左衛門さんのみつめあうとろけるような甘美に,無意識に声が出てしまう。

 色々なご意見もあり、また書く役者ファンも多いと承知の上が、従来の歌舞伎ファンは本物が見たかったんだと痛感した。

 そういったファンの方にとっては海老増さんとファンの方々にはお気の毒だが、会場でお話させていただいた方々にとってはボーナス舞台だったといえるのかもしれない。


 


   



 最後になりましたが、代役の仁左衛門さんと愛之助さんの一ヶ月間のご健康を願っております。

 お身体ご自愛の上、わたくしたちに舞台を疲労して下さいますよう心より祈っております。



 海老蔵さんのご回復を祈願しております。



 わたしは歌舞伎のことは何も知りません。

 文中に失礼な記述があるようでしたら、お許し下さい。





















京都四條南座

京の年中行事
當る卯歳 吉例顔見世興行
       東西合同大歌舞伎

平成22年11月30日(火)~12月26日(日)


昼の部(午前10時30分開演)


第一 羽衣(はごろも)

              天女       孝太郎
              伯竜       愛之助




第二 菅原伝授手習鑑(すがわらでんじゅてならいかがみ)

   寺子屋

             松王丸       吉右衛門
              千代       魁 春
              戸浪       芝 雀
          涎くり与太郎       種太郎
            園生の前       扇 雀
            春藤玄蕃       段四郎
            武部源蔵       梅 玉




第三 阿国歌舞伎夢華(おくにかぶきゆめのはなやぎ)

           出雲の阿国       玉三郎
            女歌舞伎       笑 也
            女歌舞伎       笑三郎
            女歌舞伎       春 猿
            女歌舞伎       吉 弥
             男伊達       愛之助
             男伊達       翫 雀
           名古屋山三       仁左衛門




   十三世片岡仁左衛門を偲んで

第四 伊賀越道中双六(いがごえどうちゅうすごろく)

   沼津

          呉服屋十兵衛       仁左衛門
           平作娘お米       秀太郎
            池添孫八       進之介
           荷持安兵衛       歌 昇
            雲助平作       我 當







【南座12月「當る卯歳 吉例顔見世興行」配役変更のお知らせ】


 この度、南座12月「當る卯歳 吉例顔見世興行」出演予定の市川海老蔵が休演につき、下記のように配役を変更して上演させていただきますので、皆様には何卒ご了承下さいますようお願い申し上げます。


●夜の部
 『外郎売』
  曽我五郎    片岡 愛之助

  小林朝比奈  市川 猿 弥
  梶原景時    市川 寿 猿







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京の年中行事 當る卯歳 吉例顔見世興行 『羽衣』『寺子屋』 2010年

2010年12月12日 | 歌舞伎









第一 羽衣(はごろも)

              天女       孝太郎
              伯竜       愛之助





 松葉目物『羽衣』は美しかった。

 松は左右に分かれ、立体感と高度を出す。

 右側松(並木)は高さをあらわし、天女は天に舞う。

 摺り足は控えめ。

 曲のリズムに乗る。

 能楽とは違う趣向。




 



第二 菅原伝授手習鑑(すがわらでんじゅてならいかがみ)

   寺子屋

             松王丸       吉右衛門
              千代       魁 春
              戸浪       芝 雀
          涎くり与太郎       種太郎
            園生の前       扇 雀
            春藤玄蕃       段四郎
            武部源蔵       梅 玉



 おなじみの『寺子屋』松王丸はわたしにっとっては幸四郎さんのイメージが強い。

 ご兄弟で若干表情が似ている場面もあり。

 吉右衛門さんと幸四郎さんでは場面メリハリの強弱が多少違い、おもしろく感じる。

 吉右衛門さんの方がわが子を思う二ヶ所の仕草が大きく、分かりやすいかもしれない。

 この表現は好みで分かれるところであろう。

 悲しみを噛み締める幸四郎さんの表情は捨てがたい。

 わたしは両方好き。
















京都四條南座

京の年中行事
當る卯歳 吉例顔見世興行
       東西合同大歌舞伎

平成22年11月30日(火)~12月26日(日)


昼の部(午前10時30分開演)


第一 羽衣(はごろも)

              天女       孝太郎
              伯竜       愛之助




第二 菅原伝授手習鑑(すがわらでんじゅてならいかがみ)

   寺子屋

             松王丸       吉右衛門
              千代       魁 春
              戸浪       芝 雀
          涎くり与太郎       種太郎
            園生の前       扇 雀
            春藤玄蕃       段四郎
            武部源蔵       梅 玉




第三 阿国歌舞伎夢華(おくにかぶきゆめのはなやぎ)

           出雲の阿国       玉三郎
            女歌舞伎       笑 也
            女歌舞伎       笑三郎
            女歌舞伎       春 猿
            女歌舞伎       吉 弥
             男伊達       愛之助
             男伊達       翫 雀
           名古屋山三       仁左衛門




   十三世片岡仁左衛門を偲んで

第四 伊賀越道中双六(いがごえどうちゅうすごろく)

   沼津

          呉服屋十兵衛       仁左衛門
           平作娘お米       秀太郎
            池添孫八       進之介
           荷持安兵衛       歌 昇
            雲助平作       我 當




【南座12月「當る卯歳 吉例顔見世興行」配役変更のお知らせ】


 この度、南座12月「當る卯歳 吉例顔見世興行」出演予定の市川海老蔵が休演につき、下記のように配役を変更して上演させていただきますので、皆様には何卒ご了承下さいますようお願い申し上げます。

●昼の部
 『阿国歌舞伎夢華』
  名古屋山三  片岡 仁左衛門

●夜の部
 『外郎売』
  曽我五郎    片岡 愛之助

  小林朝比奈  市川 猿 弥
  梶原景時    市川 寿 猿








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十三世片岡仁左衛門

2010年12月12日 | 舞台・音楽 雑感メモ





 2010年12月

 京都南座の顔見世興行で、十三世片岡仁左衛門を偲んで 松嶋屋さんの『伊賀越道中双六』が演じられた。

 南座館内には、十三世片岡仁左衛門さんのレリーフ。

 華やいだ和服姿の目だつ中、十三世仁左衛門はんの懐かしいお顔はひときわ輝いていた。

 


 





 第四 伊賀越道中双六(いがごえどうちゅうすごろく)

   沼津

          呉服屋十兵衛       仁左衛門
           平作娘お米       秀太郎
            池添孫八       進之介
           荷持安兵衛       歌 昇
            雲助平作       我 當







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半端に 回文 575

2010年12月11日 | ことのは



      





     痛々し  薬のリスク  舌痛い (乱)

     いたいたし くすりのりすく したいたい


 

     美しい ロココの心 石工通 (乱)

     うつくしい ろここのこころ いしくつう




     岡の滝  このこどこのこ  北の顔  (乱)

     おかのたき このこどこのこ きたのかお




     竹焼けた 竹薮焼けた 竹焼けた (乱)

     たけやけた たけやぶやけた たけやけた






                    手詰まりです!



      

      

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雑    古典講座 『徒然草』

2010年12月11日 | 乱鳥徒然 Rancho's room.



 午前中、古典講座を受けてきたよ。

 今日は『徒然草』

 清少納言の『枕草子』との比較関連なども話あり。

 ノートを取りすぎて、えんぴつで手が汚れたよ。

 こどもみたいだな。



 ここ数ヶ月フィールドワークや遺跡関係のセミナーはさぼってるんだけど…。

 古典だけは可能な限り毎回出席しているよ。

 今日も充実した時間をおくれて、良かったな。

 今気になっているのは『偐紫田舎源氏』と『浄瑠璃集』

 わたしの机に置いたままだよ。



 今日は午前中に夕食の仕込みだけはしておいたよ。

 ラッキー^^

 是からお昼を食べて、家中お掃除をして…。

 後は自分の時間。

 今日も楽しむよ~~~☆



 写真は 水面

 さむいね さむそうだね









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江戸漢詩集から 太平風雅 淤足斎  『蚤』

2010年12月10日 | 漢文






 

   日本語の世界11『詩の日本語』を小一時間見て楽しんだ後、岩波の『五山文学集・江戸漢詩集』をぱらぱら読んで遊んでいた。

  「江戸漢詩集」は ‘犬の噛合’などはとても有名。

   他にもおもしろいものがいっぱいある。



  




  太平風雅      淤足斎



     蚤     


   甫伊甫伊又甫伊

   縫目細處歩骨折

   段段廻手漸捕来

   生殺得見是絲屑 


     
 

  太平風雅      淤足斎
  たいへいふうが   おそくさい

    

     蚤

  
   甫伊 甫伊 又 甫伊たれば

   縫目の 細き處をば 歩くは 骨も 折れるべし

   段段と 手を廻して 漸く 捕へ来り

   生殺にして 得と見たれば 是れ 絲屑なりけり




          写し間違いなどがあれば、お許し下さい。









 蚤と言うと、次のような感じで続く、谷川俊太郎さんのことば遊び『のみのぴこ』を思い出すなぁ^^





 これはのみのぴこ

 これはのみのぴこがすんでいるねこのゴエモン

 これはのみのぴこがすんでいるねこのゴエモンのしっぽをふんずけたあきらくん

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(続く)

 これはのみのぴこがすんでいるねこのゴエモンのしっぽをふんずけたあきらくんのまんがをよんでるおかあさんがおだんごをかうおだんごやさんにおかねをかしたきんごういんとピンポンをするおおすもうさんがあこがれているかしゅのオウムをぬすんだ泥どろぼうにトマトぶつけたやおやさんがせんきょでえんだしちょうのいればをつくったはいしゃさんのホルンのせんせいのかおをひっかいたねこのシャルルのせなかにすんでいるのみの・・・














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179; 明治大学公開文化講座 27 『声なきことば・文字なきことば』 風間書房 2008年

2010年12月10日 | 読書全般(古典など以外の一般書)





     

 2010年度 179冊目      明治大学公開文化講座 27 『声なきことば・文字なきことば』

 


 発行 明治大学人文科学研究所   

 風間書房

 2008-03-31 第1版発行

 212ページ 800円+税




 昨日から読み始めた『声なきことば・文字なきことば』

 今日大阪との往復中に読了。

 明治大学公開文化講座はこれで十一冊目。

 窪島誠一郎さんの言葉
「個」にかえるということは、……ピカソを見ている自分に会いにいく
は印象深い。
 
 






【「無言館」のこと  窪島 誠一郎】

  ひしひしと熱意が伝わる。

  おおむねほとんどの部分に共感を覚えた。


  夫のなくした老婦人。

  絵を手放せないでいるが、絵にとっては美術館におく方がいいという自分との葛藤で揺れ動く婦人に対し、
 「はっきりしろ、ばばあ。」
 は、冗談にしろ頂けない。




 【声なきことば:テレパシー研究の真相  石川 幹人】

  中学の頃『エスパー入門』などの書物が流行。理科部でもそのようなことをして遊んでいた。

  ここでも確立云々も問題にされていた。


  ガンツフェルト実験には驚く。

  半分に切ったピンポン球を見にはり、耳にはヘッドホーンでノイズ。
 
  テレパシーに最適な状態と考えられているらしい…。


  

 【旧石器時代人と無文字の世界  安蒜 政雄】

  難しかったので三回くらい読んだが…。難しい><




 【中世人の声をめぐって  酒井 紀美】

  『伴大納言絵詞』

  『河人成俊等門注申詞記』

  『東寺鎮守供僧方評定引付』

  『山城国桂川用水差図案』


  酒井紀美先生の本を続けて読んでみたい。

   
  教授 酒井 紀美 女   SAKAI Kimi / 1947年生 

    専攻は日本中世史。主に、中世の荘園や村落について研究してきた。

    近年は、情報伝達のしくみ、夢に関する中世人の認識のあり方などに関心がある。

    今後は、在地社会の日常的な意識について考えていきたい。



    1971年  大阪市立大学文学部史学科 卒業
    1976年  大阪市立大学大学院文学研究科文学研究科史学専攻博士課程 単位取得満期退学





    著書 
   No. 書名・タイトル, 著者名, 出版社名, 担当頁, ISBN, 出版年月

   1. メディアと無意識, 新宮一成編著, 弘文堂, , , 2007/08
   2. 中世の詞とその力, 佐藤和彦編, 東京堂出版, , , 2007/05
   3. 夢から探る中世, , 角川書店, , , 2005/03
   4. 「獄前の死人」をめぐって, 藤木久志, 校倉書房, , , 2004/10
   5. 中世法と在地社会, 村井章介, 東京大学出版会, , , 2004/09
   6. 戦乱の中の情報伝達, 有光友学, 吉川弘文館, , , 2003/05
   7. 女の夢・男の夢, 黒田弘子, 吉川弘文館, , , 2002/05
   8. 応仁の乱と在地の武力, 川合康, 青木書店, , , 2001/11
   9. 夢語り・夢解きの中世, 酒井紀美, 朝日新聞社, , , 2001/09
   10. 山城西岡の「応仁の乱」, 佐藤和彦, 東京堂出版, , , 2000/02
   11. 村落間相論, 峰岸純夫, 雄山閣, , , 2000/01
   12. 応仁の乱と在地社会, 網野善彦, 吉川弘文館, , , 1999/11
   13. 日本中世の在地社会, 酒井紀美, 吉川弘文館, , , 1999/09
   14. 寺内の落書・管領斯波義廉下知状, 上島有・大山喬平・黒川直則, 思文閣出版, , , 1998/11
   15. 村落の検断-山城国久世荘-, 藤木久志, 校倉書房, , , 1997/05
   16. 中世のうわさ, 酒井紀美, 吉川弘文館, , , 1997/0317. 符、その後の展開, 河音能平, 東京堂出版, , , 1996/03
   18. 村落間相論の作法, 峰岸純夫, 雄山閣, , , 1991/05
   19. ばさら・過差・物狂, 佐藤和彦, 新人物往来社, , , 1990/11
   20. 名を籠める, 網野善彦他, 平凡社, , , 1989/01
   21. 中世における一揆の組織と形態 第三章・四章, 峰岸純夫他, 東京大学出版会, , , 1981/05
   22. 南北朝・室町期の公田と農民, 大阪歴史学会編, 吉川弘文館, , , 1976/01






 ▼解説
ことばの本質について4人の講師が熱く語る。


【講演者紹介】

 窪島誠一郎(くぼしま せいいちろう)
  「信濃デッサン館」「無言館」館主・作家

 石川幹人(いしかわ まさと)
  明治大学情報コミュニケーション学部教授 専攻:認知科学、情報学

 安蒜正雄(あんびる まさお)
  明治大学文学部教授 専攻:考古学

 酒井紀美(さかい きみ)
  茨城大学教育学部教授 専攻:日本中世史



▼目次概要

「無言館」のこと(窪島誠一郎)
 
 声なきことば:テレパシー研究の真相(石川幹人)
 
 旧石器時代人と無文字の世界(安蒜政雄) 

 中世人の声をめぐって(酒井紀美)








   『悪』  

   『文化・空間』    

   『「生と死」の東西文化論』

   『妖怪』

   『ことば・まつり』

   『江戸文化の明暗』

   『歴史の中の民衆文化』

   『越境する感性』

   『文化における「異」と「同」』

   『神話と現代』

   『声なきことば・文字なきことば』

           合計 十一冊。



明治大学公開文化講座講演集
書  名

講演年度 出版社 発行年月日
XXlX「マンガ・アニメ・ゲーム・フィギュアの博物館学」 2009 〃 ‘10.3.31
XXVlll「『映画』の歓び」 2008 〃 ‘09.3.31
XXVll「声なきことば・文字なきことば」 2007 〃 ‘08.3.31
XXVl「人はなぜ旅に出るのか」 2006 〃 ‘07.3.31
XXV「『生と死』の東西文化論」 2005   〃 ‘06.3.31
XX「巡礼ーその世界ー」 2004   〃 ‘05.3.31
XX.「言語的な、余りに言語的なー現代社会とことばー」 2003   〃 ‘04.3.31
XXII.「異文化体験としての大都市一口ンドンそして東京」 2002   〃 '03.3.31
XXI.「パリ・その周縁」 2001   〃 *'02.3.31
XX.「江戸文化の明暗」 2000   〃 *'01.3.31
XIX.「『身体・スポーツ』へのまなざし」 1999   〃 *'00.3.31
XVIII「『生と死』の図像学」 1998   〃 *'99.3.31
XVII「歴史のなかの民衆文化」 1997   〃 *'98.3.31
XVI.「神話と現代」 1996   〃 *'97.3.31
XV.「越境する感性」 1995   〃 *'96.3.31
XIV.「文化における 『異』と『同』」 1994   〃 *'95.6.30
XIII.「沖縄から見た日本」 1993   〃 *'94.6.30
XII.「文化交流一日本と朝鮮」 1992   〃 '93.6.30
XI.「日本にとっての朝鮮文化」 1991   〃 '92.5.31
X.「唆味」 1990   〃 '91.5.31
IX.「異国」 1989   〃 '90.5.15
VIII.「悪」 1988   〃 '89.5.31
VII.「修羅」 1987   〃 '88.3.31
VI.「妖怪」 1986   〃 '87.9.15
V.「笑い」 1985   〃 '86.5.15
IV.「遺書・冒険」 1983・1984   〃 '85.7.15
III.「文化・空間」 1981・1982   〃 *'83.10.15
II.「ことば・まつり」 1979・1980   〃 '84.10.15
I.「精神・人生」 1977・1978







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イランの首都テヘランで大気汚染が深刻化

2010年12月09日 | 乱鳥徒然 Rancho's room.



 テヘランでは毎回車の渋滞がひどい。

 車同士が、我先に と突っ込んでいくのだから、さあ大変。

 車が何重にも走る中、間をする抜けるバイクの多さには閉口する。

 バイクに乗る人はヘルメット不着用に人が多い。

 二人乗りはごく普通だが、3人乗り、子どもを加えた四人乗りを見ることもしばしばである。

 バイクの後ろに乗るものは荷物を持つ者も多く、前を持たないから危なっかしい。

 では、交通事故は無いのか?

 これが当たり前のように多い。

 わたしは今までにイランには5回訪れたが、毎回のように交通事故に遭遇する。

 時としてわたしが乗っているタクシーもバイクと接触寸前であったことが複数回。洒落にならない。



 今日 テヘランでの大気汚染が深刻だと知る。

 地元紙は「汚染度が世界一になった」と指摘しているそうだが、そこまでとは感じなかった。

 粗悪なガソリンの影響があるとはおもいもよらなかった。



 クラクションの騒音でいっぱいとも書かれているが、標識でクラクション禁止さえ見かけることがある。



 イランの田舎に行くと、ミツバチが舞いヒツジが戯れ、砂漠では小規模な砂嵐を見るのどかさ。

 








 毎日新聞 12月9日(木)11時12分配信 

 テヘラン市中心部はどこに行っても排ガスとクラクションの騒音でいっぱいだ

 【テヘラン鵜塚健】人口増と交通渋滞が慢性化するイランの首都テヘランで大気汚染が深刻化し、地元紙は「汚染度が世界一になった」と指摘。体調不良を訴える市民も増え、イラン政府は休日増や車両制限で必死に対応している。核問題を巡る経済制裁で、イランはガソリンが十分に輸入できなくなり、大量のガソリンを自前で生産。多くの市民は「粗悪なイラン製ガソリンによる排ガスが大気汚染の原因だ」としている。

 6日付のイラン紙シャルグによると、テヘラン市内の大気は公害基準を上回る危険な状態が前日まで25日間続き、従来の世界記録の連続日数を更新。有害浮遊物質は基準の10倍を超え、呼吸障害や頭痛などの救急病棟の患者が市内で4割増えたという。

 政府は11月末から政府機関や銀行、学校の臨時休日を繰り返し導入したり、ナンバープレートによる市内の車両制限を連日実施。7日には航空機で上空から水をまいたが、大幅な改善にはつながっていない。

 今年7月、米国は独自の制裁措置でイランへのガソリン禁輸を決定。ガソリン精製能力が低いとされるイランはこれまで約4割を輸入に頼っていたが、本格的な増産に乗り出した。8日付の地元紙エテラートは「現在使われているガソリンは不純物が多く、大気汚染につながっている」との専門家の指摘を掲載した。










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イラン  『制裁の打撃大きく、経済深刻…核協議再開へ』

2010年12月09日 | 乱鳥徒然 Rancho's room.



   
       イラン  『制裁の打撃大きく、経済深刻…核協議再開へ』





 ここ4年間を見て、イランで利用するタクシーやホテル料金は高騰化している。

 タクシーは以前に比べてガソリンの値上がりにぼやくドライバーが目だつ。

 二年程前からガソリンは配給制。

 ガソリンスタンドは給油の車で満杯で、15分屋20分程度待たされることはしばしばである。

 3年前にはガソリンスタンドに立ち寄るドライバーは私たちに挨拶をした。

 しかしここ1、2年は無言でガソリンを入れる者が増え、私たちは乗せていただいているといった感じさえする。

 ドライバーは口々に、ガソリンが高いとぼやく。


 毎年訪れる街では同じホテルを利用することも多く、ホテルの値上がりにも戸惑う。

 交渉すると値段を気持ち程度下げてくれたり、バスタブのある居心地の良い部屋に通される。

 イランではまず、契約段階の笑顔が必要。必ず値段の記録メモを書いてもらい、前払いの時は領収書を受け取るのは必須。

 

 
 ここ四年を見ただけでもイランでは人々の表情は変わり、貧富の差は広がる。

 日本人に対しては親日感情が薄れてきつつあるようにも感じる。



 初めて行った年は中国人観光客は少なかったが、去年から今年に書けて、中国人団体客は多い。

 バザールには中国製のお土産が、以前に比べて増える。一方、日本人観光客は減る。

 行き来しやすいとはいえ、ここ1、2年 ヨーロッパ人がかなり増えたのが特徴的。
 


 以前にも何度か記録したが、3年前には
   日本人?→中国人?→韓国人?
   日本人?→韓国人?→中国人?
の順で尋ねられたが、2年前には中国との貿易自慢を多く聞き、韓流ブームで多くのポスターが売られていた。
   韓国人?→日本人?→中国人?
   中国人?→日本人?→韓国人?
 そして今年の秋には韓流ブームは落ち着き中国に人気が集中。
   中国人?→韓国人?日本人?
 上の順で聞かれることが多く、中国人や韓国人出ないことがわかると急に興味がなくなるイラン人が多かった。

 日本人に対する風当たりは徐々に強まる傾向だ。

 まぁ、これも時の流れ化…。



 今日『イラン:制裁の打撃大きく、経済深刻…核協議再開へ』(毎日新聞 2010年12月4日 20時58分)をうなずき納得しながら読んだ。

 今回でイラン行きは心して,前回までにもまして、まずは安全第一で行動したいと考えている。









 イラン:制裁の打撃大きく、経済深刻…核協議再開へ



 【テヘラン鵜塚健】

 イランの核開発問題を巡り、国連安保理常任理事国にドイツを加えた6カ国とイランとの協議が6日からジュネーブで始まる。協議再開は1年2カ月ぶりで、6月の国連安保理による経済制裁決議以降初めて。イランの米欧諸国への不信は根深く、アフマディネジャド大統領は表向きは強硬姿勢を変えていない。ただ、制裁による国内経済への打撃は深刻で、国民の強い反発を恐れる政府は制裁解除に向けて6カ国側との妥協点を探らざるを得ない状況だ。

「この国から外国人が消えるのでは」。テヘラン市内で日本人観光客を扱う旅行会社の男性(45)はスケジュールが空欄の手帳を見てつぶやいた。昨年は1800人を受け入れたが、今年は半減する見込み。原因は、核問題によるイランのイメージ悪化に加え、ホテル代や交通費の大幅な値上がりだ。

 一連の経済制裁で金融取引が一層制限され、輸入コストが上昇。これが多方面のインフレを招き、深刻な影響を及ぼす。男性は「日本人客は料金の安い隣国トルコにばかり流れる。政治の影響で苦しむのはもうこりごりだ」と嘆いた。男性の月収は600万リアル(約6万円)。結婚して半年だが、高額の家賃が払えず妻の実家で同居が続く。

 一連の経済制裁による影響は、外国投資が規制された石油・エネルギー業界で打撃が大きいほか、外貨不足の進行で9月には現地通貨のイラン・リアルが一時暴落して両替所などが大混乱になった。従来の制裁とは痛みの度合いが異なるが、モッタキ外相は今月2日、「国内経済も貿易も制裁下で実に大きな発展を遂げた」と影響を否定してみせた。

 昨年10月、イランが保有する低濃縮ウラン1.2トンを国外に運び出すとした6カ国との合意が一時成立したが、イランが破棄。濃縮活動を続け、今年2月から濃縮率を20%に上げている。

 「核の(平和利用の)権利についての話は一切しない」と政府は表面上強気だが、米欧との接点を見つけない限り交渉の継続は見込めない状況。また、国内経済のこれ以上の混乱は政権維持を困難にする可能性が強く、協議を前に「アフマディネジャド大統領は本気で和解の糸口を探り始めた」(外交筋)との見方が出ている。



                   毎日新聞 2010年12月4日 20時58分(最終更新 12月4日 21時55分)






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辞書で遊ぶ   「すすき」

2010年12月09日 | ことのは








「すすき」は「薄」とも「芒」とも書く。



「芒」は

   1 稲や麦などイネ科植物で、花の外側の穎(えい)の先端にある針状の突起。分類上重要。

   2 (「禾」とも書く)切り箔(はく)の一。
     金箔・銀箔を細く切ったもの。装飾経や絵巻の詞書(ことばがき)の下絵、装丁の装飾に用いる。
とあるからイネ科である「すすき」をあらわす漢字としてはわかるような気がする。


 では、なぜ「薄」という字をあてるのだろう…。

「薄」は

   1 名詞・形容詞・動詞などの上に付く。
    厚みが少ない意を表す。「―板」「―氷」
    色が濃くない意を表す。「―紫」「―緑」
    濃度や密度が少ない意を表す。「―味」「―化粧」「―霧」
    程度が少ない意を表す。「―暗い」「―明かり」
    なんとなく、どことなく、ちょっとの意を表す。「―気味悪い」「―よごれる」「―ぼんやり」

   2 名詞の下に付いて形容動詞をつくり、少ない、小さい、ほとんどない、の意を表す。「品―」「望み―」「気乗り―」

 ことわざで【薄の穂にも怯ず】はちょっとしたことにもびくびくすることで、上の意味がつながる。

 だが、不思議なことに、「草が『茂っている』様子」といったような意味もあるそうだ。「薄」なのに「茂る」とは、なんだか釈然としない。
   


 写真のすすきともみじは12月になって写したが、季語は秋。

 今日 辞書を見て、すすきは季節により名が変わることを知った。

    「末黒の薄」(すぐろ) 春
    「青薄」        夏 
    「薄」         秋
    「枯薄」        冬

 他 「すすき」は馬などの尾に似ているところから「尾花」ともいう。

 わたしには以前、狐のようにみえた

     忠信や 静かに化けり 枯れすすき  (乱)

 馬などの尾なら狐でもあながち遠からずである。



「尾花」は、襲(かさね)の色目の名前でもある。

「尾花」は秋だが、「尾花色」は枯れたススキの穂のような、白に薄い黒のまじった色とある。「枯薄」なら冬。これ又、不思議。
  
 昔、宮中で疫病よけのために、八朔(はっさく)(8月1日)にススキの花穂を黒焼きにして入れた食べたかゆを「尾花粥」と呼ぶが、これは秋。

「枯薄」色という実際の色はこの際ほっといて、「薄」=「尾花」(馬などの尾)=秋ということで、今回これでお遊びはおしまい。
     







 つまらないことにおつきあい下さいまして、感謝しています。

 ありがとうございました。







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雑  焦る らん

2010年12月08日 | 乱鳥徒然 Rancho's room.



 風邪だかなんだか、頭が痛い

 頭痛くて、薬を飲んだ

 家人も風邪で、ワインを飲んだ

 甘いピスタチオが、温風運ぶ



 いやいや、エアコン つけてんだ 

 いやだないやだな もうすぐイラン

 そろそろ準備と  切迫感

 おいつおわれつ 時間が過ぎる



 風邪だかなんだか、頭が痛い

 痛いと言っても時間は過ぎる

 前を向いても 時間は同じ

 楽しまななきゃと、焦る らん(乱)




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雑  御礼

2010年12月08日 | 乱鳥徒然 Rancho's room.


 みなさま







 満員御礼

 珍しく6日連続450アクセス超えました。

 又12月3日には4度目の500アクセス越えでした。

 拙ブログにお越し下さっておりますみなさまには心より感謝申し上げます。

 又 コメントやメールを頂戴致しておりますみなさま、ありがとうございます。

 

 好きなことを好き放題、自分の色彩によって好みか否かだけで記録しています。

 好みの方やファンの方のご意見、おしかりを又違った意見として、いつでもお受けしております。

 お気づきの…などがございましたら、教えていただければうれしいです。



 みなさま

 これからもよろしくお願い致します。





                 乱鳥合掌









【乱鳥の書きなぐり】のアクセス・ランキング

アクセスとランキングの状況を表示します。ランキングは上位10000件まで表示されます。

過去1週間の閲覧数・訪問者数とランキング(日別)

日付 閲覧数 訪問者数 ランキング
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2010.12.06(月) 1754 PV 491 IP 1320 位 / 1504650ブログ
2010.12.05(日) 2130 PV 451 IP 1495 位 / 1504190ブログ
2010.12.04(土) 1730 PV 450 IP 1332 位 / 1503743ブログ
2010.12.03(金) 2774 PV 519 IP 1083 位 / 1503299ブログ
2010.12.02(木) 1804 PV 495 IP 1217 位 / 1502878ブログ
2010.12.01(水) 1500 PV 422 IP 1547 位 / 1502360ブログ
過去3週間の閲覧数・訪問者数とランキング(週別)

日付 閲覧数 訪問者数 ランキング
2010.11.28 ~ 2010.12.04 13219 PV 3176 IP 1398 位 / 1503743ブログ
2010.11.21 ~ 2010.11.27 11947 PV 3047 IP 1461 位 / 1500396ブログ
2010.11.14 ~ 2010.11.20 10615 PV 2914 IP 1591 位 / 1497083ブログ
トータルアクセス数

トータルアクセス数を任意の値に変更できます。「テンプレート編集」画面で設定できる「アクセス状況」モジュールに反映されます。
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トータル閲覧数(PV) 858419 PV
トータル訪問者数(IP)216494 IP











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大阪松竹座 壽初春大歌舞伎特製・開運干支飴で遊ぶ。

2010年12月07日 | 舞台・音楽 雑感メモ



   


 大阪松竹座 壽初春大歌舞伎特製・開運干支飴を頂きました。

 私の分ふたつと家族の分一つ。

 おとななのに、うれしいな☆


   







 この飴を松竹さんから頂く前、娘とちょっとした会話があった。

 乱「幸四郎、染五郎って書いてあるよ、きっと。」

 子「松竹座って書いてあるだけだってば。」

 乱「金太郎あめで、幸四郎さんと染五郎さんの顔になっていて、三代だよ、きっと。」

 子「そんなに期待しないのってば。」





 そんなこんなの会話の後、子は劇場で飴を頂いて来てくれた。


 


 乱「ほら!二本って書いてあるよ。やっぱり、金太郎ちゃん飴だ。」

 金太郎ちゃんとは、染五郎さんのご子息。


 


 開けてみよう。





 あらら、うさぎ。

 ぴょんぴょん跳ねる勧進帳だぁ^^





 左 弁慶 右 富樫        弁慶 幸四郎 富樫 染五郎

    いかに弁慶 御前に…

    東大寺建立のために…





 くるりと立ち位地変わって、

 左 染五郎 右 幸四郎

    もとより勧進帳はあらばこそ…それつらつら…





 弁慶花道で見得をきり、投げ六法をふる

 成田屋さんの十八番だけれど、やっぱり幸四郎さんの弁慶は、黒艶やかで大きいな!




 
 乱「ほら、内側に2011年 壽初春大歌舞伎の演目があるよ。」

 子「お母さん、良かったね。」
 


   




 先着1万名様限定~大阪松竹座 壽初春大歌舞伎特製・開運干支飴プレゼント!


 大阪松竹座の平成23年1月公演は恒例の「 壽初春大歌舞伎」です。昼の部は『土屋主税』『男の花道』、夜の部では『八陣守護城』『廓文章 吉田屋』、『江戸宵闇妖鉤爪―明智小五郎と人間豹』を上演致します。 

 当公演に関しまして、大阪松竹座では「先着1万名様限定 壽初春大歌舞伎特製・開運干支飴プレゼント!」キャンペーンを実施いたします。今年の干支にちなんだウサギの紅白飴は、当キャンペーンでしか手に入らない限定品です。詳細を下記でお確かめの上、この機会にぜひ、大阪松竹座へお越しください!






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雑     

2010年12月07日 | 舞台・音楽 雑感メモ





 なにげにテレビを付ける。

 海老蔵さんの会見。相当前から始まっていたようす。

 これは再放送なのか、どれくらい時間がたっているのか?

 公演無期限見合わせの文字がテレビ画面右上に!




 早い段階で来年の9月に海老蔵さんに決まっていた興行。

 あわてて松竹株式会社の歌舞伎美人を開くと、2011年松竹座9月公演は削除されていた。




 顔見世は昼の部だけの予定だったが、急遽 後半の夜の部のチケットをとる。

 芸能ニュースがこれほどまでにわたくし自身の生活を振り回す存在となったのは、海老蔵さん休演代役ありの『女殺油地獄』以来 二回目かもしれない。




 最後に、

 海老蔵さんのご回復を心より願っております。








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映画94; 『あにいもうと』 成瀬巳喜男 監督 室生犀星 原作  1953年 京マチ子 森雅之

2010年12月07日 | 映画






    2010年映画94; 『あにいもうと』






 この映画の好きさ ★★★★★ ★★★★★

 あらすじ ★★★★★ ★★★★☆

 人生を道に置き換えたような表現 ★★★★★ ★★★★★





 1953年 日本 86分 白黒



 監督 成瀬巳喜男

 原作 室生犀星

 脚本 水木洋子

 撮影 峰重義

 音楽 斎藤一郎

 出演

  京マチ子

  森雅之

  久我美子

  浦辺粂子

  山本礼三

  郎堀雄二

  船越英二

  潮万太郎




 以前録画しておいた日本映画チャンネルの『あにいもうと』を見た。

 京マチ子や森雅之の名前と顔は一致するようになったが、他の俳優は名前がわからなかったり顔そのものを知らない俳優も多い。

 父親と居酒屋で飲んでいた男性俳優も名前がわからないが、この二人に掛け合いは良かった。

 まるで歌舞伎の名台詞のようなく超の場面もあり。



 映画では、家と駅とをつなぐ細い山道が繰り返し写る。

 私は人生を道に置き換えたような表現だと感じた。

 中国映画『山の郵便配達』(原題: 那山、那人、那狗、直訳: あの山、あの人、あの犬)を思い浮かべる。

 監督 霍建起(フォ・ジェンチー)は成瀬巳喜男作品を見ていただろうか…。

 そんなことを想像していた。



 立地条件や職業や子守りなど、わたしにとっては内容の濃い一冊の本を読むくらい価値のある充実した映画だった。






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