ここから見る興福寺の五重塔も好き。 (新薬師寺から興福寺に向かって歩く途中)
新薬師寺から興福寺に向かって歩く。
坂の上には、興福寺の五重塔。
工事中とはいえ、まだ見えている。
ここから見る興福寺の五重塔も好き。
Alice Cooper - Poison
ここから見る興福寺の五重塔も好き。 (新薬師寺から興福寺に向かって歩く途中)
新薬師寺から興福寺に向かって歩く。
坂の上には、興福寺の五重塔。
工事中とはいえ、まだ見えている。
ここから見る興福寺の五重塔も好き。
Alice Cooper - Poison
監督 ピーター・チャン
製作 ピーター・チャン
音楽 レオン・コー
映画『最愛の我が子』を観たがかなりの秀作であった。
この映画を見て人身売買を肯定しているととらえる人もいるが、さにあらず。
それぞれにそれぞれの人生のドラマがあるとうたっているだけである。
それぞれの人生の苦悩と喜びを描いたリアルな内容で、内容が本格的過ぎて嫌いな方もいらっしゃるのかもしれないと感じた。
深く物事をとらえた本作品は、筋書き、演技、美術などが満足のできるのもである。
繰り返すが、それぞれの人生の苦悩と喜びを描いたリアルな内容は中国の大きな問題であった。
2000年ころの中国も、田舎に行くとなおさらに、人さらいを警戒する。
黄よう古鎮などの古い村に行き、かわいらしいからと言ってむやみに子供に笑いかけかわいがると、大人たちは警戒する。
にこやかに近づくと、子供を後ろに隠し、にらみつけられるといったシーンも何度かあった。
知人に聞くと、中国では子供の誘拐が多く、人身売買が行われているといった深刻な事情が明るみに出た。
深刻で衝撃的な内容を聞き、驚いていたが、本作品はそれを芸術作品になるように筋書きを立て、描きこんでいた。
そういった意味で、この作品は素晴らしいと感じた。
私はこの映画は好きである。
映画・com引用 (最愛の子 : 作品情報 - 映画.com (eiga.com))
▼
解説
「ラヴソング」「ウォーロード 男たちの誓い」のピーター・チャン監督による、実話を元にしたヒューマンミステリー。中国の街中で3歳の息子が突然姿を消した。両親は警察の協力など、さまざまな手段を使って必死に息子を探すが、その消息はまったくつかむことができなかった。罪悪感と後悔の念にさいなまれながらも、かすかな希望を胸に息子を探し続けた両親は、中国のある村で暮らす息子を見つけ出す。しかし、あの日から3年の時間が流れ、6歳に成長した息子は実親のことを覚えておらず、育ての親との別れを嘆き悲しむばかり。両親はわが子の愛を取り戻すそうとうするが……。母親役を演じた主演のビッキー・チャオが、第34回香港電影金像奨をはじめ、数多くの最優秀主演女優賞を受賞。共演にホアン・ボー、トン・ダーウェイ、ハオ・レイ、チャン・イー、キティ・チャン。
2014年製作/130分/G/中国・香港合作
原題:親愛的 Dearest
配給:ハピネット、ビターズ・エンド
劇場公開日:2016年1月16日
中国雲南省 東巴文字
黄よう古鎮の道を勝手に歩き、四頭並んでいた豚さんたち。
豚さんは賢く、古めかしくて立派な期の門の中に、物静かに消えていった。
古代メキシコ展続きで、テキサス風メキシコ料理を楽しむ Ritz(リッツ) 近鉄奈良から5分
続きで、、、テキサス風メキシコ料理店であるRitz(リッツ)に行く。
ここがまた、居心地が良い。
なんだか学生気分に戻った感じで、嬉しくなる。
こじんまりとした店内のセンスも居心地が良い。
おまけに出る間際まで、あっぷれんぽのpハードなロックを聴いていたものだから、店に入っても違和感がない。
私は落ち着いた店も好きだが、こういった見世物込みで、血潮が騒ぐ。
学生の頃インカ料理店にやロシア料理店やスペイン料理店を好んでいったが、こういった店は好きなのだ。
リッツはまさに、京都にいるような心地となり違和感がない。
Ritz(リッツ)のメキシコ料理は香辛料が程よく効き、心地が良い。
少し甘い料理も多いが、くどい甘さではない。
全体がスナック菓子とお料理の間のようで、さわやかなビールが合う。
チーズが旨く、好きな味だ。
アジのカルパッチョや、メキシコのもつ煮込みなどもおいしい。
最後に、自家製メキシココーラを頼んでみた。
来るまでがわいわいがやがやと姦しい。
私はインカ料理店で出てきたような黄色いコーラが出てくるものとばかり思っていたが、透明で本錯覚程度にオーレオリンがかっている。
おまけにシナモンの香りを放ち、かきまぜるとシロップがいきわたってレモンの風味のさわやかでうまいコーラが出てきた。
これも最後に頼んでよかった一品。
さほど飲めない私だがビールがうまく感じる料理と居心地の良さと楽しさ満載のメキシコ料理店のリッツは注目だ。
暖かくなればわんこのモモを連れて、店外で軽くいただきたいとも考えている。
誠、学生時代の気分に戻れで,通いたくなる店うぁっけんでき、ラッキーだと感じる。
これでお値段は超リーズナブル。
ウン十年前に通ったインカ料理やキエフ(メキシコ料理)やスペイン料理の3/5くらいの予算。
楽しさプラス満足感の大きなメキシコ料理店でした^^
上は国際美術館のメキシコ展
ところで、店の上に数枚飾られている切り絵は、毎年二日間行われる、死者の祭りの日に賀沢れる。
現地ではもっとカラフルで大きなものを飾られている場合がある。
死者の祭りは二日間にまたがり行われる。
前夜祭は子供のため、二日目は大人のため。
死者の祭りは消してジメジメを悲しむのではなく、楽しく過ごすようである。
楽しんで故人をしのぶ。
前夜祭では衣装を着た人たちが踊ったり街中の人たちの一部は骸骨メークでkへんそうしていらっしゃる。
なんだか、大掛かりで本格的な学園祭のノリである。
上はまず切り紙の意味合いをマスターにお聞きし、死者の祭りというキーポイントをもとに、福数の動画を拝見して死者の祭りの概要をおおむね把握した。
こういう点でも、優れた店であり、マスターのお人柄の良さも印象的であったことを付け加えておきたい。
Uriah Heep - Look At Yourself (Live 1973)
国立国際美術館 特別展 古代メキシコ -マヤ、アステカ、テオティワカン 2024年 (大阪 5景)
国立国際美術館で特別展 古代メキシコ -マヤ、アステカ、テオティワカンを観る。
このあたりの国はおそらく行くことがいであろうが興味があるので、メキシコ展をはじめナスカ展やペルー展には可能な限り行くことにしている。
今回も新たな発見が多く、興味深かった。
古代メキシコの碑文は思いのほか大きく、象形文字のように屈託のない形を示しており、大きすぎて一見碑文に見えなかった。
バカほど残されたのであろう碑文の数々に、何が書かれているのかという疑問が生じたが、展覧会内には開設はない。
詩なのか、生活に密着した内容なのか、まったくわからないのが残念であり、展示の方法そのものに首を傾げた。
展示は時代を追って公開されており、会場内には日本の歴史と照らし合わせて楽しんでおられる若いカップルがいらっしゃり、ほほえましかった。
メキシコは後で知ったが、死者の祭りというものがあるらしい。
ミイラなどを展示されていたが、現在行われている死者の祭りにまでは考えはおよばなかったのが残念。
メキシコも民俗学的に面白い風習が多くありそうだと感じる。
会場は大混雑。
だが、今回の特別展は、すべての写真をとってよいとされている
前で手を上げる者、作品を占領するもの。
子供や杖を持った人にあたって、横切る者。
作品を楽しんでいる人も多いが、写真を撮ることに集中している方々も多い。
写真を撮ることに集中して急に淵かえって場所を移動し、危険極まりない。
会場の係員は、ほとんど中してない、というより、そういった輩が多く、注意できない状態というのが現状だった。
会場が混んでいる場合でも、自由勝手に危険さえ感じる写真の足らせ方に、疑問を感じた。
内容そのものは面白かったが、危険な中の観覧は正直つかれた。
先日大和文華館に行った。
その時の展示は写真撮影OKだったが、込み具合から考えても写真を撮っても迷惑にならない状態だった。
また観覧者も思慮深い方が多く、文字の特別展とあって、じっくりと読んだり堪能しておられた姿が、心地よかった。
メキシコ展では、私は一丸脅威とハンカチ以外のすべてのものをロッカーに入れていた。
なので、頼んで家族に写真を撮ってもらった。
家族の取ってくれた写真が下の数枚。
見ていただければ幸いです^^
特別展「古代メキシコ」 公式サイト (exhibit.jp)
紀元前15世紀から後16世紀のスペイン侵攻まで、3千年以上にわたって繁栄したメキシコの古代文明。
本展では、そのうち「マヤ」、「アステカ」、「テオティワカン」を中心に、多彩な遺物約140件を紹介します。
火山の噴火や地震、干ばつなどの厳しい自然環境の中で、これらの文明では壮大なモニュメントが築かれました。
普遍的な神と自然への祈り、そして多様な環境から生み出された独自の世界観と造形美を通して、その奥深い魅力を今に伝えます。
Deep Purple - Made in Japan - Highway Star (video)
スキッド・ロウ、ヴォーカリストのエリック・グロンウォールの脱退を発表 2024.03.28
ディープ・パープルやボンジョビやほか多くのカバーがうまいスキッド・ロウ
ディープ・パープルの『ハイウェイ・スター』などは、本家本元とはまた違った魅力もあり、ディープ・パープルが好きな私にとっては、帰れぬ対方にも魅力を感じていた。
だが、スキッド・ロウはエリック・グロンウォールの脱退を発表した、、、
家族思いの映像さえ公表されていたスキッド・ロウは、闘病中だったという。
スキッド・ロウの声質やリズムにはずいぶんと魅かれていたが、残念だ。
健康第一に考え、時々はファンに歌の公開をしていただければ嬉しいなと、ファンの一人として勝手に考えている。
LIVIN’ ON A PRAYER - Erik Grönwall (Bon Jovi Cover)
以下は、スキッド・ロウ、ヴォーカリストのエリック・グロンウォールの脱退を発表 - amassを引用
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スキッド・ロウ(Skid Row)は、ヴォーカリストのエリック・グロンウォール(Erik Grönwall)の脱退を発表。今後予定されているコンサート4公演では、バンドの長年の友人であるヘイルストーム(Halestorm)のリジー・ヘイル(Lzzy Hale)がヴォーカルを担当します。
2021年春に急性リンパ性白血病と診断されたグロンウォール。2023年には、体調不良により、オーストラリアと日本での公演を延期しました。
今回、グロンウォールは、移動と過酷なツアーが彼の全体的な健康と回復に寄与しないと判断し、彼の健康、治療、家族にとってより快適なライフスタイルに集中することを望んでいるためバンドを離れることを決意しています。
スキッド・ロウのメンバーは声明の中でこう述べています。
「この二年間、エリックと一緒に作り上げ、成し遂げてきたことを誇りに思う。エリックと彼の健康がベストであることを祈るばかりだ。この二年間を祝うため、バンドは35年以上の歴史の中でこの瞬間を完璧に捉えたライヴ・アルバムをリリースする予定だ。近日中に発表します」
グロンウォールはこう述べています。「白血病の治療の6ヵ月後に、この素晴らしいバンドに参加する機会を得た。1ヵ月後には、スキッド・ロウのワールド・ツアーに参加していたんだ。ワオ!夢が叶ったよ。でも、骨髄移植の結果、免疫系に障害がある状態でワールドツアーをするのは難しいことだとわかった。
スキッド・ロウがツアー・バンドであることは尊重しているし理解している。バンドに在籍しているかぎりは自分の健康を優先させることはできないので、身を引いた方が良いと判断したんだ。
スキッド・ロウは大好きだし、バンドのメンバーには尊敬の念しかない。僕は日に日に強く健康になっているけど、医者と相談した結果、回復するのにもっと時間が必要になった。スキッド・ロウのリードシンガーとしてはそれは無理だ。だから、僕は離脱という厳しい決断に至ったんだ。
この素晴らしい機会を与えてくれたメンバーに感謝したい。そして、この象徴的なバンドのリードシンガーとして僕を受け入れてくれたスキッド・ロウのファンのみんなにも感謝したい 。健康第一だよ!」
志賀直哉旧居 (しがなおやきゅうきょ) 奈良市高畑町1237-2
志賀直哉旧居に行く。
この周辺は歩いてもよし、自転車をノッテの散策もよし。
心が落ち着く地域である。
志賀直哉旧居の庭の桜のつぼみはまだ固い。
あと十日といったところかと感じる。
志賀直哉旧居のサロンでお話を聞いた。
この空間で、わたくしが小学五年生の頃にはまった武者小路実篤が討論を交わしたのかと思うと、心に込め上げてくるのもがあった。
武者小路実篤。
まだ十歳そこそこの小娘が、武者小路の面白さにはまったのはなぜかと思い、近年、武者小路実篤の小説を読んでみたが、、、
私の子どもの頃の感性は間違っていなかったと確信がめてるほどに面白かったことを付け加えておきたい。
この辺りは今回で三度目。
話は飛ぶが、
そのうち二回は新薬師寺さんにお参りする。
ここのお堂の仏像たちも、仏像と対話するといった言葉が似合う。
東大寺の法華堂と新薬師寺のお堂の独特な空間の空気は、わたくしは好きだ。
志賀直哉旧居(しがなおやきゅうきょ) (以下はウィキペディアよりン引用)
奈良県奈良市高畑町にある文学館。白樺派の小説家志賀直哉の旧居。高畑サロンとも呼ばれる。一般公開されており、また学校法人奈良学園のセミナーハウスとしても使用されている。
概要
1925年(大正14年)に京都山科から奈良市幸町に引っ越してきた志賀は、奈良公園に隣接し若草山の眺望も良い高畑に居宅を1929年(昭和4年)に4月に竣工、建設した。
この際自ら設計に携わり、1938年(昭和13年)から東京に移り住むまでの10年間を家族と共にこの家で過ごした。
数寄屋造りに加え洋風や中国風の様式も取り入れており、洋風サンルームや娯楽室、書斎、茶室、食堂を備えたモダンかつ合理的な建物であった。
書斎は、天井が葦張りの数奇屋作りで窓から和風庭園と借景である若草山の眺望をうることができる。
三蓋山、高円山の眺めが美しく、庭園も執筆に疲れた時に散策できるように作られていた。
志賀はここで『暗夜行路』『痴情』『プラトニック・ラブ』『邦子』『鳥取」『雪の遠足』『リズム』『万暦赤絵』『日曜日』『颱風』『豊年虫』などの作品を執筆した。
志賀を慕って武者小路実篤や小林秀雄、尾崎一雄、若山為三、小川晴暘、入江泰吉、亀井勝一郎、小林多喜二、桑原武夫ら白樺派の文人や画家、また陶芸家今西洋など様々な文化人がしばしば訪れ、文学論や芸術論などを語り合う一大文化サロンとなり、いつしか高畑サロンと呼ばれるようになった。
2000年に、主屋、表門、塀が国の登録有形文化財として登録された。
2008年2008年、奈良学園により11月1日から当時(昭和初期)の姿に復元する改修工事が行われた。設計・施工は奥村組。 2016年に、奈良県指定有形文化財(建造物)に新規指定された。
興福寺と猿沢の池 夜の散歩、昼と夕刻の雨上がりの散歩
一昨日の夜
興福寺を歩く。
工事中の五重塔が闇の中に浮かび上がっていた。
昨日の雨上がり
興福寺の観光客はいつもより少なく、まばらだった。
今日の雨上がり
春日大社を参り、猿沢の池を歩く。
うっすらと、虹が二本出ていた。
反田恭平プロデュース JNO Presents リサイタルシリーズ チェロ森田啓介の世界 2024 Mar. 9 共演者 Pf. Emanuel Rimoldi
引き続きチェロのリサイタルの話で恐縮ですが、今月も音楽を聴いてまいりました。
以前奈良駅構内でミニコンサートがありました。
その時、トゥチェロズ(笑 彼の有名グループにあらず 余談ですがフォーチェロズというグループもあります^^)でノッテいたのですが、そのうちのお一人だと勝手に思っています。
チェロ森田啓介の世界 2024 の後半はよかったです。
前半、それもしょっぱなの一曲目はピアノが主張しすぎで、けんかしているように感じました。
後で説明があったのですが、一曲目は元はピアノのための曲で、それをおそらく共演者でありピアノ演奏家がチェロのために編曲したそうです。
あるいは思い間違いで、チェロ奏者の森田啓介が編曲されたのかもしれません。
残念なことにピアノがチェロをかき乱し、けんかしているようで、以前に見た芝居の棒役者が腹立ちまぎれに声を前に出してカンカンカンカンわざと声の調子を乱したような、そんな印象を受けました。
しかし、幕間を挟み後半になって、お二人の演奏はこなれ、お互いを高めあい、素晴らしい演奏を醸し出されていました。
こうなると共演者である Pf. Emanuel Rimoldiのピアノのうまさも引き立ち、本来は大変繊細な弾き方をされる方であったのだということを知りました。
後半のような曲が前半にも構成されていると、もっと楽しめたのではないかと感じました。
案の定、前半は眠っている方が目につき、いびきさえ聞こえてきましたが、後半は興味深い展開でした。
私はチェロもピアノも好きなので、森田啓介さんと水野裕は今後も注目していきたいと感じています。
またお二人の共演の演奏感がないものかと、若干期待しております。
音楽も歌舞伎も能楽も、楽しく、趣味が多くてよかったと安どしています。
2024年03月09日(土) 13:15 開場14:00 開演 奈良 なら100年会館 中ホール
共演者 Pf. Emanuel Rimoldi
ガーシュウィン:3つのプレリュード E. Rimoldi:ロマンス チェロとピアノのための(世界初演) ピアソラ:ル・グラン・タンゴ ラフマニノフ:チェロソナタ ト短調 作品19 他
反田恭平プロデュース JNO Presents リサイタルシリーズ チェロ 水野優也の世界 2024 Feb. 3
2月、チェロ 水野優也の世界 2024に行く。
ロシア音楽を中心に、聴いていると物語が展開するような曲目の構成がなされ、大変楽しいコンサートだった。
早く言えば、音楽が好きになるコンサート、或いは、音楽を頻繁に聴きたくなるコンサートであったといえる。
今回のメンバーは水野優也さん、水野優也さん、大江 馨さんのお三方。
それぞれが特徴的で個性的だが、三人が一丸となり、融合された音楽を展開されていらっしゃったので、金地よく聴くことができた。
水野優也さんのチェロの弾き方は、曲目も手伝ってか、これでもかというくらいにチェロの技術がふんだんに生かされ、はじいたりはねたり、たたいたり弾いたり、、、で,聴いていて心が踊った。
水野優也さんのチェロは楽しく、この方のコンサートは今後も注目。聴いてみたいと感じた。
水野優也さんといえば確か昨年暮れか今年の初めに、JR奈良駅構内でミニコンサートを楽しんだことがある。
反田恭平プロデュース JNO のメンバーン方々は数名、小半時間の音楽を演奏してくださった。
その時の最後から二曲目は、トゥチェロズで、乗りに乗った。
おそらくその時のお二人は、水野優也さんと森田啓介さんなのではないかと思うが、確信は持てない。
チェロ 水野優也の世界は心に残るコンサートの一つだったので、上にも書いたが今後も水野優也さんの音楽は注目していきたいと思った。
2024年02月03日(土)
13:15 開場14:00 開演
なら100年会館 中ホール
共演者
Pf 實川 風 Vn 大江 馨
予定曲目
ヤナーチェク:おとぎ話
プロコフィエフ:チェロソナタハ長調 作品119
チャイコフスキー:ピアノ三重奏曲 イ短調 Op.50「偉大な芸術家の思い出に」
大和文華館『文字を愛でる ―経典・文学・手紙から―』から、『忠信物語絵巻』(下巻)の一部を書き写す
ここ最近、展示が変わるたびに大和文華館に足を運ぶ。
今回は大和文華館『文字を愛でる ―経典・文学・手紙から―』を見た。
超大物の手紙であったり国宝の美しいお経などもあり楽しい時間を過ごしたが、中でも『阿国歌舞伎絵巻』や『忠信物語絵巻』や『道成寺絵巻』などは興味を惹いた。
『道成寺絵巻』は(確か京都国立博物館でも)見たがその時の 安珍が焼け焦げてころりん、、、の時の画とはまた違い、(当たり前のことだが)絵師によって表情の描き方が違い面白いなと感じた。
『阿国歌舞伎絵巻』は以前にも見たと思うが、気のせいか?
おそらく、大和文華館で見たような気がするが、確信は持てない。
芝居や能楽の好きな私は、『道成寺絵巻』と同じく『忠信物語絵巻』も好きであった。
『忠信物語絵巻』は二巻。そのうちの下巻が展示されていた。
大和文華館は絵巻物や巻物を割合に長く広げて公開してくださるので、うれしい気がする。
今回の『忠信物語絵巻』も詞書、画を多く広げてくださっていた。
時間と体力があれば『忠信物語絵巻』は面白いない湯なので、展示部分のすべてを書き写したかった。
『忠信物語絵巻』は詞書が長いのでほんの一部しか書き写せなかったが、用紙一枚分だけでキリをつけ、お写真を撮らせていただいた。
だが、、、うまく写ってなかったので、読むのは難しそうだ。残念、、
通常、大和文華館は写真撮影は許可されてないが、今回は特別に全作品の写真撮影がOKされていた。
最近言った大阪の国立美術館『メキシコ展』での混雑の中の暴力的な写真撮影の姿は見られず、皆さんが作品に向き合って静かに楽しんでおられた姿に心動かされた。
以下は、大和文華館公式HPより引用
↓
中国で始まった書の文化は、字体や書風を多様に展開し、文字を芸術の域にまで昇華しました。中国・朝鮮半島・日本では、文字は情報を伝達するという役割を超えて、実用と芸術の両面を包括する芸術文化として発展します。
仏教経典は仏の教えを正確に伝えるために、一文字一文字を誤りなく書写するということが行われ、同じ経典が何度も繰り返し書写されました。さらに書かれた経文の文字は、その一文字一文字が「仏」としても認識されていきます。文学のなかでも特に詩歌の書は、歌に込められた感情が毛筆を通じて文字として表現されることで、文化を担った人々の美意識が直接的に反映されました。そして手紙は、書き手の地位や内容によって、歴史史料あるいは名筆として重視されていきます。
本展では、当館所蔵の主に日本の経典・文学・手紙を通して、文字が担った役割を紐解きながら、美しい文字の世界をご紹介します。
【経典にみる文字】 | |||
---|---|---|---|
国宝 | 一字蓮台法華経 | 平安時代後期 | |
写経切(法華経従地湧出品第十五) | 平安時代後期 | ||
過去現在絵因果経断簡 | 鎌倉時代 | ||
護諸童子経 | 鎌倉時代 | ||
【文学にみる文字】 | |||
桂本万葉集断簡(栂尾切) | 平安時代中期 | ||
和漢朗詠集断簡(伊予切) | 平安時代後期 | ||
伊勢集断簡(石山切) | 平安時代後期 | ||
法門百首切 | 平安~鎌倉時代 | ||
小倉色紙「天の原」 | 鎌倉時代 | ||
尊円法親王歌切(新後拾遺和歌集断簡) | 南北朝時代 | ||
稲富流鉄砲伝書 | 桃山時代 | ||
春柳図 | 尾形乾山筆 | 江戸時代中期 | |
【手紙にみる文字】 | |||
源義経書状 | 鎌倉時代 | ||
三條西実隆書状 | 室町時代 | ||
足利義満書状 | 室町時代 | ||
古田織部書状 | 桃山時代 | ||
近衛信尹書状 | 桃山時代 | ||
本阿弥光悦書状 | 江戸時代前期 | ||
松花堂昭乗書状 | 江戸時代前期 |
ほか
1 写経切 大般若波羅蜜多経巻第四十一
初分般若行相品第十之四 日本・奈良 紙本墨書 27.2×16.4
2 一字蓮台法華経 普賢菩薩勧発品 日本・平安後期 紙本著色・
墨書 26.0×322.2
3 写経切 法華経従地湧出品第十五 日本・平安後期 紙本墨書 23.6×9.0
4 紫紙金字経切 法華経観世音菩薩普門品第二十五 日本・平安後期 紫紙金字 25.2×5.5
5 装飾経切 法華経妙荘厳王本事品第二十七 日本・平安 紙本木版 (右)27.2×2.1
(左)27.5×10.0
6 経巻切 金剛般若波羅蜜経 鳩摩羅什訳 日本・平安 紙本木版 (右)25.5×3.6
金光明最勝王経巻第六 四天王護
国品第十二 日本・平安 紙本木版 (左)24.5×1.9
7 装飾経断簡 法華経薬王菩薩本事品第二十三 日本・平安後期 紙本墨書 23.3×8.9
8 過去現在絵因果経断簡 過去現在因果経巻三 日本・鎌倉 紙本著色 27.7×29.8
9 護諸童子経 建久七年(1196)奥書 日本・鎌倉 紙本墨書 25.5×186.4
10 大方広仏華厳経 巻第三十六 二帖のうち 朝鮮・高麗後期 紺紙金泥著
色
31.0×11.0
Ⅱ. 文学にみる文字
11 桂本万葉集断簡 栂尾切 日本・平安中期 紙本墨書 24.5×16.1
12 和漢朗詠集断簡 伊予切 日本・平安後期 紙本墨書 25.2×36.9
13 伊勢集断簡 石山切 日本・平安後期 紙本墨書 20.0×15.8
14 法門百首切 伝寂蓮筆 二葉 日本・平安-鎌
倉
彩牋墨書 16.8×10.9
16.1×12.0
15 小倉色紙「天の原」 日本・鎌倉 紙本墨書 18.6×16.5
16 尊円親王歌切 新後拾遺和歌集断簡 日本・南北朝 紙本墨書 25.2×52.8
17 後崇光院筆新拾遺和歌集断簡 日本・室町 紙本墨書 27.0×20.1
18 後陽成天皇宸翰和歌詠草 日本・桃山 紙本墨書 15.3×48.2
19 細川幽斎添削菊亭晴季詠草 慶長六年(1601)十一月 日本・桃山 紙本墨書 31.8×49.3
20 後水尾天皇勅点日野資勝禁裏
月次御会詠草 日本・江戸前期 紙本墨書 30.0×43.5
21 近衛信尋筆和漢朗詠集 日本・江戸前期 紙本墨書 31.4×486.2
22 春柳図 尾形乾山筆 元文四年(1739)自賛 日本・江戸中期 紙本墨画 24.3×45.3
23 円満院祐常和歌詠草 日本・江戸後期 紙本墨書 18.1×50.4
24 豪潮寛海和歌詠草 日本・江戸後期 紙本墨書 29.4×51.4
25 日野資枝詠草 日本・江戸後期 紙本墨書 15.8×43.0
26 三十六歌仙色紙貼屏風 六曲一双 日本・江戸中期 紙本著色・
墨書 各70.2×265.6
27 忠信物語絵巻 忠信次信物語絵巻二巻のうち 日本・桃山 紙本著色 28.4×753.0
番号 指定 名 称 摘 要 国・時代 材 質 法 量 (㎝)
28 道成寺縁起絵巻 日本・江戸後期 紙本著色 23.4×867.0
29 ○ 阿国歌舞伎草紙 絵二段(念仏踊・茶屋遊び)
詞書一段 日本・桃山 紙本著色 18.6×27.7ほか
30 稲富流鉄砲伝書 拵目當絵図書
濱口勘右衛門長久から松平忠直へ
相伝 十九帖のうち
慶長十七年(1612)奥書
日本・桃山 紙本金銀泥
下絵墨書 25.6×190.4
Ⅲ. 手紙にみる文字
31 源義経書状 七月廿一日 日本・鎌倉 紙本墨書 29.0×43.4
32 僧宗兼書状 建長四年(1252)三月十五日 日本・鎌倉 紙本墨書 30.8×48.3
33 吉田隆長書状 延慶元年(1308)閏八月五日 日本・鎌倉 紙本墨書 30.6×38.1
34 書状西園寺実兼勘返状 八月四日 日本・鎌倉 紙本墨書 28.3×42.3
35 洞院公賢書状 暦応四年(1341)正月十二日 日本・南北朝 紙本墨書 30.5×94.0
36 花園天皇宸翰断簡 日本・南北朝 紙本墨書 24.8×41.1
37 楠木正近書状 十一月五日 日本・南北朝 紙本墨書 23.6×30.2
38 足利義満書状 永徳二年(1382)十一月廿九日 日本・南北朝 紙本墨書 31.0×35.5
39 三条西実隆書状 永正十三年(1516)二月廿六日 日本・室町 紙本墨書 27.8×78.5
40 松永久秀書状 菅善宛 九月十四日 日本・室町 紙本墨書 13.2×31.0
41 豊臣秀吉髻書状 孫太郎、神田、中村宛 三月九日 日本・桃山 紙本墨書 7.7×38.3
42 古田織部書状 織田有楽宛 正月廿七日 日本・桃山 紙本墨書 33.0×50.7
43 古田織部書状 御ひ殿宛 日本・桃山 紙本墨書 29.8×46.0
44 前田利家夫人まつ(芳春院)書状 千代(世)姫宛 十二日 日本・桃山 紙本墨書 35.1×53.1
45 千少庵書状 井関妙持宛 日本・桃山 紙本墨書 32.0×50.8
46 鄭沢尺牘 鉄山宗純筆 慶長十九年(1614) 日本・桃山 紙本墨書 34.0×51.8
47 近衛信尹書状 修理大夫桑山重晴宛 三月九日 日本・桃山 紙本墨書 32.4×82.8
48 本阿弥光悦書状 池田作左衛門宛 日本・江戸前期 紙本墨書 27.0×43.0
49 松花堂昭乗書状 十月廿七日 日本・江戸前期 紙本墨書 31.1×43.9
50 烏丸光広書状 又七宛 正月廿八日 日本・江戸前期 紙本墨書 30.2×49.3
51 小堀遠州書状 酒井忠勝宛 四月朔日 日本・江戸前期 紙本墨書 31.2×43.5
52 金森宗和書状 堀越中守利長宛 閏六月七日 日本・江戸前期 紙本墨書 28.2×46.6
53 鉄斎書簡貼交屏風 富岡鉄斎筆 富田好室宛
明治三十四年(190
『ことばと呪力 ヴェーダ神話を解く』 4.5★/5 (神話叢書) 2022/5/27 川村悠人 (著)
【ことばと呪力 】及び【ヴェーダ】という言葉に魅かれて、『ことばと呪力 ヴェーダ神話を解く』を読む。
わかりやすく紐解かれており、興味深く読むことができた。
いろいろと気になる部分が多く付箋をつけつつ読んだが、時間がないのでまとめるまでには至らなかった。
本書にはペルシャとの関連性にも多少触れられており、面白かった。
今回も読んだという記録だけで失礼いたします。
以下はデーターベースより引用
↓
【ことばは、世界を創造するとともに、神をも滅ぼす】
ことばの本来の力が発揮される「呪文」とは何か。
なぜ「真の名前」は秘されるのか。
古代インドのヴェーダ文献・神話を中心に、
ことばの持つ無限の力を探究する。
呪文・呪術の源泉に迫る、シリーズ神話叢書、第2弾!
呪文を唱えて火を操り、敵の部族や悪魔を倒す話。
呪術師たちを引き連れて呪文を唱えることで、神が洞窟の壁を打ち砕く話。
名前をくれ、名前をくれと懇願してくる神の話。
ことばを間違えて取り返しのつかない失敗をした魔神の話。
世界を理解するための知識が集積された「ヴェーダ文献」。
神々への賛歌を集めた『リグ・ヴェーダ』とヴェーダ祭儀書文献に
おける「ことばと呪力」にまつわる物語を読み解く。
【目次】
序章 ことばの呪術と古代インドの言語文化
1:呪術について 2:高められたことば 3:古代インドの言語文化
第1章 ヴェーダ神話集その一――内容通りの事柄を引き起こすことば
1:導入 2:部族長ヴァーマデーヴァの火の呪文
3:首席祭官ヴリシャ・ジャーナの悪魔祓いの歌
4:首席祭官ウシャナス・カーヴィヤと戦神インドラの二重奏
第2章 ヴェーダ神話集その二――打ちのめし破壊することば
1:導入 2:戦神インドラの魔女殺しの歌
3:戦神インドラの歌と呪術師たちの合唱
4:魔神アスラたちの失言
第3章 ヴェーダ神話集その三――運命を引きよせる名前
1:導入 2:火神アグニの名づけ要求
3:造形神トヴァシュトリの発音間違い
4:国王ダルバの改名儀礼
終章 ことばと共に生きるということ
トルコ
映画『PLAN 75 』、 映画『日の丸~寺山修司40年目の挑発~』
映画『PLAN 75 』を見て思うところがあったので、映画『日の丸~寺山修司40年目の挑発~』を続けざまにみる。
映画『PLAN 75 』は初めから思っているように筋書きは進み、最終的に思いのままに終わる。
問題に着眼したリアルな課題を描くように思えるが、その実、【姨捨】【口減らし】【供犠】といった日本の歴史に根付いていた風習を否定しようがない史実がある。
『PLAN 75 』は【姨捨】【口減らし】【供犠】といった史実を現在の形に変えた恐ろしい内容であるが、これが真実とならないとは限らない。
実際、海外では年老いた人間の延命はなさないとされ、日本にもその兆しは押しよせているに。
延命ついては私の場合はといった意見ならば述べられるが、地位や経済状態や健康状態にもよるので、一概にひとくくりではことはなさない。
特に健康状態が良く、延命が必要になった場合、〇歳以上だから延命すべきではないといった世間の風潮は好ましいとは思えないが、立場を変え、日本の経済状態などの観点から考えるとまた違った考え方も出てくる。
この映画の真の怖さは、【75歳になれば自分で死を決めることができる】という国の立場から誘導し、世間及び本人までをも追い詰める点にある。
実はもっと生きたいと思う人間が、死を選ばざるを得ない怖さ。
欧州ではエビですら苦痛を与えないように調理するというのに、脳の発達した本当は死にたくない人間を死に至らしめるといった世間の風潮や慣れが怖い。
この怖さを感じ、私は続けざまに、映画『日の丸~寺山修司40年目の挑発~』を見た。
ぶしつけなスタイルのインタビューは意図的であった。
相手が答えにくい場になると次々にイデオロギーにも入り込んだ質問を間を置かずに質問攻めする。
「あなたにとって日の丸とは何ですか?」
「日の丸の赤は何ですか?」
印象深かったのは、1967年のおばあさん。
おばあさんは顔をくしゃくしゃにしてどんな質問に対しても
「さぁ、わかりませわかりません」
「もっと若い人に聞いてください」
と、目を泳がす。
これまで!のおばあさんの過酷な人生あるいは体験を思い出し、聞くに堪えない質問であったのであろう。
おばあさんの歩んできたドラマを考えると、見ているのがつらかった。
「日の丸の赤は何ですか?」
この深い質問の意味を私は持ち合わせていないが、映画『PLAN 75 』、 映画『日の丸~寺山修司40年目の挑発~』を鑑みて、また空恐ろしく感じるのであった。
イラン 塩湖
映画『PLAN 75 』
PLAN 75
監督 早川千絵
脚本 早川千絵
製作 水野詠子 Jason Gray Frédéric Corvez Maéva Savinien
出演者 倍賞千恵子 磯村勇斗 たかお鷹 河合優実 ステファニー・アリアン 大方斐紗子 串田和美
2022年6月17日
上映時間 112分
映画『日の丸~寺山修司40年目の挑発~』
キャスト
高木史子 高木史子 村木眞寿美 村木眞寿美 金子怜史 金子怜史 安藤紘平 安藤紘平
スタッフ 監督 佐井大紀
語り 堀井美香 喜入友浩
1967年にTBSで放送され物議を醸した寺山修司によるドキュメンタリーを基に、当時と現代の2つの時代を対比させるドキュメンタリー。TBSドラマ制作部所属の28歳のディレクター、佐井大紀が自ら街頭に立ち、「国家とはなにか」を追い続けた寺山の意志を引き継ぎ、現代に生きる我々にインタビューを行い、本質に迫る挑発的な質問を投げかける。
ストーリー
劇作家の寺山修司によるドキュメンタリー「日の丸」が1967年に放送となった。街ゆく人に挑発的な質問を投げかけたこの番組は放送直後に物議を醸し、閣議でも問題視されたTBSドキュメンタリー史上最大の問題作となった。寺山の没後40年を迎えた2022年、同じ質問を人々に投げかけ2つの時代を対比させることによって、現代の日本と日本人の姿を浮き彫りにする。
モモと興福寺 2024.03.20 奈良1
愛犬のモモと、興福寺を散歩してまいりました。
興福寺の五重塔の工事は地盤つくりの段階で、それが整ってからの足場組となるそうです。
ここしばらくは工事前の五重塔を見ることができますが、今の五重塔を見たい方は、足場を組まれる前にお越しいただくことをお勧めいたします。
4月には北円堂の特別拝観もございます。
ご興味のある方は、合わせてお参りいただき、お楽しみください。
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奈良教育大学教育資料館 展覧会「密教寺院妙法寺と八幡信仰」2024年 『八幡大菩薩御縁起絵巻』をはじめ、巻物4巻をうつす
奈良教育大学教育資料館の特別展を初めて楽しませていただいた。
『八幡大菩薩御縁起絵巻』をはじめ、巻物4巻が短くはあるが展示されていたので、書き起こさせていただいた。
『八幡大菩薩御縁起絵巻』下巻 江戸時代中期 妙法寺
『御逗子山妙法寺十一面観音之由来』妙法寺北室坊良意 寛文十
『御逗子山妙法寺縁起絵巻』 妙法寺 元禄九年
『御逗子山妙法寺縁起絵巻』 妙法寺 元禄九年
話は奈良教育大学へと飛び申し訳ないのですが、、、
奈良教育大学の構内には鹿がおり、草を食んでいた。
奈良のいたるところで鹿を見かけることは多いが、私は大学の中に自然体で過ごす鹿を見かけたことがないので、心が和んだ。
また、奈良教育大学の図書館は居心地が良いことを知った。
まじめな学生さんがまじめに書物やパソコンに向かい合い、課題と向き合っておられた。
一般人が読書したり書物を書き写していても気にしている学生さんはおらず、良い大学だと感じた。
教育資料館 (奈良教育大学公式HP 引用)
常設展「新薬師寺旧境内展」
特別展 展覧会展覧会「密教寺院妙法寺と八幡信仰」(2/5~2/8)
奈良県橿原市所在の密教寺院である御厨子山 妙法寺は、吉備真備が入唐留学から無事帰国できたことに感謝し、735年に創建したとされています。
また、御厨子山頂には八幡神を合祀ごうしする御厨子神社が鎮座し、境内からは名高い磐余の池いわれのいけを望むことができます。
本展覧会では、妙法寺所蔵の大日如来坐像、八幡縁起絵巻などの彫刻・絵画・史料等を展示します。とりわけ初紹介となる妙法寺所蔵の不動明王立像は鎌倉時代の造像と考えられ、色鮮やかな彩色を残す貴重な作例です。令和5年8月に実施したファイバースコープを用いた調査の成果報告とともに、これらの作例を中心に密教と八幡信仰の関わりについて示します。
開催日時 令和6年(2024年)2月5日(月)~8日(木) 10時~17時00分
開催場所 奈良教育大学教育資料館
アドルフォ・バラビーノ ピアノ・リサイタル 2023年12月15日(金) 奈良公演 なら100年会館
前にも行き、おそらくこのブログでも記録したであろうアドルフォ・バラビーノ のピアノ・リサイタルにいく。
この日のアドルフォ・バラビーノ は風邪をひかれていたようで少し体調が悪そうであった。
しかしブラインドタッチのピアノ演奏は健在で、楽しい時間を過ごさせていただいた。
ピアニストにも優れた演奏家は多いが、私の場合はアドルフォ・バラビーノも好きなピアニストの一人である。
また行きたいと思わせる演奏者の一人である。
プログラム
F.シューベルト ソナタ 第13番 イ長調 D.664
F.リスト 巡礼の年 第1年スイスから 第9曲「ジュネーブの鐘」
巡礼の年 第3年から 第4曲「エステ荘の噴水」
F.ショパン マズルカ op.6-1 op.33-4 op.41-2 op.50-3 op.63-3 op.68-4
M.ラヴェル 夜のガスパール