『伊賀越道中双六~沼津』
こういう芝居、懐かしくって、好きだな☆
短くってすみません
本編尺:109分
製作年:1984年
出演:十七世中村勘三郎 中村扇雀(現・坂田藤十郎) 中村福助(現・梅玉) 中村富十郎 中村歌右衛門
「伊賀越道中双六」は、曽我兄弟、赤穂義士と並んで“日本の三大仇討”と呼ばれる荒木又右衛門の“伊賀越の仇討”を主題とした作品。この「沼津」の場面は、仇討の本筋からはそれた話ですが、親子の深い縁がたどる悲痛な運命を細やかに描き出した名作です。十七世勘三郎の平作に、扇雀(現・藤十郎)の十兵衛、歌右衛門のお米で、昭和の名舞台のひとつとして心に刻んでおきたい一幕を。
東海道を旅する呉服屋の十兵衛は、年老いた雲助の平作と出会い、気が合うことから荷物を持たせる。途中出会った平作の娘お米に一目ぼれした十兵衛は、平作に勧められるまま一夜の宿を借りるが、お米が十兵衛の印籠を盗もうとしたことから三人は思わぬ因縁を知るのだった。(1984年/昭和59年4月・歌舞伎座)
『ぢいさんばあさん』
面白かったでごじゃりまする。
またまた短くってごめんなさいませ
本編尺:81分
製作年:2002年
出演:中村勘九郎(十八世勘三郎) 中村橋之助 中村玉太郎(現・松江) 市川男寅(現・男女蔵) 大谷桂三 中村獅童 中村七之助 中村勘太郎(現・勘九郎) 坂東玉三郎
森鴎外の原作を宇野信夫が戯曲化した作品で、37年ぶりに再会するおしどり夫婦の愛情物語を、勘九郎(十八世勘三郎)と玉三郎のコンビでご覧下さい。
何かにつけ鼻を撫でる伊織の癖、甚右衛門のしつこさ、春を待つ桜の若木などが、物語の伏線となっており、シンプルなストーリーのなかに、若く仲の良い夫婦が別れ別れになる寂しさが巧みに描かれます。美濃部伊織に(みのべいおり)に勘九郎(十八世勘三郎)、妻るんに玉三郎、下嶋甚右衛門に橋之助、弟久右衛門に勘太郎(現・勘九郎)、甥久弥に獅童、その妻きくに七之助。(2002年/平成14年4月・歌舞伎座)
データーは衛星劇場