果物は日本もうまいが、ベトナムもうまい。果物はそれぞれの国のそれぞれの果物が旨い。

　果物は日本もうまいが、ベトナムもうまい。果物はそれぞれの国のそれぞれの果物が旨い。

 

　私は旅行に行けば、果物を買うのが好きである。

　イランなら、バザール。中国なら店か売り子。

　ベトナムは、リアカーのような屋台や、家の軒先での行商が目を引く。

　上に書いたのは一例であり、イランでも当時の日にトラックでスイカを売りに来たり、リアカーで売りさばくサトウダイコンなどというように例外が多く、上に書いただけにあらず。

　或いは例外の方が多いかもしれないので、ベトナムも違う売り方があるといったことが多いのは当然至極の問題なので、お許しあれ。

 

　写真は、ホテルの窓から見えた、軒先に店（？）を出す果物屋さんで購入した果物。

　

　

　

　結構大構えの果物屋さんである。

 

　ベトナムでは普通果物は１キロ単位で購入する。

　しかしながら私たちは旅行者。

 

　イランでは１キロは数が多いので、ハーフキロ単位で何種類かを購入していた。

　ベトナムではさらに少なく、果物を１個単位で購入。

　果物屋のおばちゃんは機嫌よく笑って、おまけをしてくれた。

 

　ベトナムでは旬の大きなマンゴーとすこぶる皮の香りがよい柑橘類が上手かった。

　おちゃめなおばちゃんが

「これは買っておきな」

とビニールに付け足してくれた果物が旬で、うまかった。

 

　次の日にもおばちゃんの店に行く予定だったのに、あいにくのスコールで、おばちゃんは店をたたんでいた。

 

　果物はそれぞれの国のそれぞれの果物が旨い。