ログハウスの2段目から最終段までの積上げは同じ工程が続きます。
丸太を積上げるためにスクライバー(コンパスような器具)を使用して下段の丸太の形状を上段の丸太にカットライン線を描いていきます。
この作業を正確に行わないと積上げた丸太に隙間が出来てしまい寒冷地の建設では断熱効果が失われてしまいます。
とても重要な作業なのですが、一人での作業は2年間も続くと飽きしまうこともありました。
写真でこの工程の説明をします。
シルログ・ハーフログが完成して次の工程になります。
シルログ・ハーフログに上に丸太を乗せしる・ハーフログの形状を乗せる丸太にカットラインを描いていきます。ログハウス製作のすすめで解説します。
スクライバー左右・前後の水平垂直を合わせます。
スクライバーで丸太を乗せ左右の段差を測ります。左右の段差を60mm+8mm、合計68mm段差にしてから下段の丸太の形状を乗せる丸太に描きます。図の下段がスクライバーで書いたカットラインになります。
カットラインに沿ってチェンソーで切り刻んでいきます。
カットの途中ですが描いた線に沿ってチェンソーを入れてから積上げをします。この工程を最終段の11段まで行いました。
技術編なのですが文書で表現していくことが難しいですね。私も現場で体験をしながら体で身に着けた方なので至らない点が多く説明になっていません。