二日目、9月30日、バレエカンパニーにて

2008-10-09 | Weblog
初日最初のフィッテイングはプリンシパルということもありダイレクター、デザイナーをはじめ広報カメラマンやいろいろなスタッフが入り乱れる中時差ぼけになる余裕もなく行なわれたが、そンな緊張した時間が一時間以上続くとさすがに大波に乗っているような浮遊感が突然襲ってくる。
前夜の時差ぼけ攻防戦略はまったく効かなかった。
最初のフィッテイングで最終デザインを決めてしまうと後はテクニカル面だけで残りのフィッテイングは容易になってくるはずだ。
お昼過ぎになり気がつくとすでに15人はこなしていた、夕方から歓迎パーティーが始まるため最後の数人はキャンセルとなりホテルに戻って横になるが目を閉じてさえぐるぐる廻っているような感覚。

アメリカ人はパーティーの演出には長けている。舞台装置製作ファクトリーにパーティー会場を設けそこはまるでピーターグリーナウエー映画のワンシーンのような趣だ。
このパーティーの主旨はこのプロダクションに寄付をしてくれた方々に感謝とこれまでの成果を示すというものらしいが、このパーティー費用もここから出ているのだろう。
かなりの個人寄付があるらしい、ここにはいまだエコノミック レセッシヨンの影は出ていないのかな?