長男の娘が地方へ嫁いでからもう半年近く過ぎたが、今月は家族一同でその結婚式に出席するために出かけることになっている。地方へ転勤していた息子が東京へ帰って来た時、孫娘は3歳だったがよく泣いていた。我が家のビルの4階に住むことが決まり、それ以来二世帯住宅だったので、その成長ぶりはいつも見ていた。さて、どんな花嫁姿を見せたくれるのだろうと、私は今からとても楽しみにしている。いつか小説を書いてみたいと言った彼女に、私は「物書きになるためのアドバイス」を書いて手紙をだしたことがあった。その孫からの手紙が昨日状差しを整理していたら、はらりと落ちて、それをご紹介しようと思った。
「グランマへ
「返信が(これが若者らしい)が遅れましたお手紙有難う
ここではゆったりと過ごせています 料理が楽しくて今晩夫の友人にふるまいます
今度家族にも食べてもらう機会があったらいいね
歩いて15分位のところにキレイな図書館があり借りて活字と触れ合うようにしています
「冷静と情熱のあいだ」という作品を知っていますか?(勿論読みましたよ)
梅が丘と羽根木公園、イタリアのドウモが舞台です
10月の新婚旅行はイタリア8日間に行きます
懐かしい気持ちと楽しみな気持ちになれるので、今ピッタリな本です
グランマは今パワフルに活動しているのですごいね
私も読者投稿チャレンジしてみようかな
10月会えるのを楽しみにしています 準備がんばります」
※ダイアモンドヘッドの見える素敵な景色、孫たちと一緒に
月日の流れの早さは恐ろしいようだが、14年前の夏に我がファミリー9人を、私がハワイへ招待した。すると何とサプライズで子供達が私達の「金婚式」のセレモニーをプレゼントししてくれた。11月に私70歳、金婚式50年、スタジオ開設30周年の「753パーティ」を、あるホテルで派手好きなので、盛大に開くので準備していた。でも事前の思いがけない素敵なハプニングに、私達は本当に嬉しかったし幸せだった。何度もハワイへ行ったが、初めて家族でダイアモンドヘッドへ登ったのも懐かしい思い出だ。今なら絶対に二人共登ることはできないと思うと、また「幸せな気持ちを再体験した」昨夜だった。