ビビッド能里子トーク・サロン

医学的にも珍しい満十年の認知症介護について。自己分析や気分転換、幸せを感じる心の癖の付け方、メチャ料理など楽しく書きます

年齢を重ねることは・・・

2019-10-28 04:20:50 | エッセー

 夜中にある事を考えていて「歳をとることは社会的に人間としての価値が失われる

事かも知れない」と感じた。人生100歳代と言われるが、いくら見た目は若々しくても

健康でも、50歳代から明らかに老化は始まる。でも多くの人はメンタルな意味では

大きな変化はないので、それを認めたくないのは事実のようだ。

どんなに高齢になっても能力が優れている人は、尊敬され称賛されるが、でも、自分の

方が年齢が少しでも若いと「あの年齢でよくやる」と思う反面「羨望と嫉妬」のマーブル

な感情を抱くのかも知れない。それは気が付かずに、歳を重ねることを、ネガティブに

捉える証明ではなかろうか?

 ※インド、パハルガムのアシュラムから見た荒涼とした風景(中国に近い)

 

 

 これは私自身が最近体験したことだが、人はその対象者より少しでも自分が若いと

無意識に優越感を感じる。極端な言い方をすると、人間に限らず動物は生育期

青春期、円熟期、向老期、老人期などを経るが、生まれた途端から「死」に向かって

一直線なのだ。来月私は84歳になるが、ホンネで言うと齢を重ねることは嬉しくは

ないのは「人間としての価値が目減りしていくこと」と感じるからかも知れない。

 そう捉えると、かの「サミエル・ウルマン」が言うことは、もしかしたら「やせ我慢」

かも・・・ナーンテおよそ私らしくなく考えた真夜中だっが、夜中は「魔の時間」

とも言うので、思考がアップダウンしたのかも・・・

コメント
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